
酒ビンと脳内タイムスリップ

結婚して、パートナーが新潟の我が家に来た。
82歳の母、46歳の僕、37歳のパートナー、3 人の生活が始まった。
新しい家族を迎えるにあたって、家の中での引越しを始めた。
今まで、物置として使っていた空き部屋に僕が移る事になるのだ。
よくTVで「ゴミ屋敷の住人」などと報道されることがあるが、日常生活が苦手な僕の部屋は、「プチゴミ屋敷」となっていた。
「プチゴミ屋敷」の僕の部屋を片付けていると、いろいろな物が出てくるのだ。
9 年前にスタートした病気イベント「こわれ者の祭典」のチラシが出てきた。
「ほー、これは懐かしいなぁ」とじっくり眺めてしまった。
当初の出演者の半分は、今はイベントを離れている。
感慨にふけり、しばらく片付け作業が止まってしまう。
20分程、再び片付けを再開したところ、今度は19年前に入院していた依存症病棟の小冊子が出てきた。
「ほーーー、これは懐かしいなぁ」と、またまたじっくり眺めてしまった。
何かが、出てくるたびに、ノスタルジータイム、脳内タイムスリップになってしまい作業がはかどらない。
そんなことをしていると、今度はタンスの奥から飲み捨てられた酒ビンが出てきた。
19年前、アルコール依存症の症状が真っ盛りだった僕が、毎日飲んでいた低価格のスピリッツの空き瓶だ。
飲み終えた後で、母に見つからないように酒ビンを、タンスの奥に隠して忘れてしまったのだろう。
懐かしいような、いまだに続く罪悪感のような、不思議な気持ちになった。
19年前、家の部屋に閉じこもり、酒を飲みながら、絶望にひたっていた僕。
その家に、パートナーを迎えることとなった。
約20年前には想像もつかなかった人生の展開だ。
「今度は、パートナーに酔うのもいいかも・・・」
なんとなくそう思った。
それにしても、本当にいつまでたっても、片付けは終わらないのだ!




空の空き瓶で過去を思い出したのですね。私も苦しみの日々を思いだす事もあります。ずいぶん、時間が過ぎました。今、思い出すと夢のようです。今は幸福です。
めぐみさま
コメントありがとうございます。
過去は今を生きる為に
必要なものですね。
先日の「ハートをつなごう」、
被災地での活動を見ました。
月乃さんの
「仲間」という言葉が印象に残りました。
「病気はチャンス」にもコメント書き込みました、のざさんと申します。統合失調症を患っている35歳独身男です。月乃さんのブログ、ネットラジオ、ユーストリームなどで月乃さんの朗読を観賞しました。とても面白くて涙が出てきて、元気をいただきました。今現在、私は無職で、家にひきこもりがちで、病気の症状なのか、毎日気分が落ち着いたり落ち込んだりの激しいアップダウンの波があるのですが、なんとか毎日生きています。年齢が若年者から中年に移行している時期で、無職の自分がとても情けなく思ってしまい、気分は沈みますが、生きていればなんとかなる!と思うようにして日々をすごそうと思います。
ご結婚、本当におめでとうございます。人生のパートナーを得られて、ますます月乃さんはパワーアップされますよね。私もあやかりたいです。私の場合、現実問題、結婚は無理かもしれませんが、人と人とのつながりは大切にしたいと思います。
月乃さんのますますのご活躍、かげながら応援しています。
元気をわけてくださり、ありがとうございます。
初めて拝見しました。
ぱるおです。
失礼なところが多々あると思いますが
よろしくお願いします。
文を読んでいたら、
「自分はまだまだ苦労を知らないんだ」
と思うようになりました。
周りの人や物事に関心を持つことって
大事なんですね。
ご結婚おめでとうございます。
どうかお幸せに。
のざさん
結婚をあきらめなで下さい!
必ず、チャンスはありますよ!
ぱるおさま
その人なりの苦労がありますよ。
ぱるおさんなりに、苦労を重ねてきたと
思います。
みんなで一歩一歩ですね。
NHさま
みんな仲間ですよ!!