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ハート ネット ピープル

夫がうつになった!? どう向き合えば良い?



[写真] 漫画家・細川貂々さん(左)と夫・望月 昭さん(右)。

漫画家・細川貂々さんの夫・望月 昭さんは、IT企業で日々忙しく働く、仕事が大好きなスーパーサラリーマン。貂々さんは時々漫画を描いてお小遣いを稼ぐ専業主婦。平穏な毎日を送っていました。しかし、ある日突然事件は起きます。望月さんが「死にたい」と言い出したのです。病院で診断を受けたところ、結果はうつ病。まったく思いもかけぬことでした。その後、夫はうつがもたらす様々な症状にさいなまれます。重い不眠症で日常生活を送ることさえ困難になり、仕事を退職。家計は貂々さんが支えることになりました。 望月さんはいつも自分を責め続け、病気になる前とは別人のようになってしまいました。病状はなかなか良くならず、ほんの些細なことで気分が落ち込むことの繰り返し。天候も体調に大きく影響しました。雨が降ったり、台風が近付くだけで寝込んでしまいました。そんな夫の症状を貂々さんは「宇宙カゼ」と呼んでいました。深刻にならずに望月さんを見守りたいと考えたからです。夫のうつ病と真剣に向き合うのではなく、ちょっと力を抜いた感じでうつをやり過ごす方法を考え、病気と付き合っていきました。

[写真] 夫のうつ病をテーマに描いたコミック『ツレがうつになりまして。』(左)はベストセラーに。

貂々さんは、うつ病のありのままを社会に伝えたいと漫画を描きました。タイトルは『ツレがうつになりまして。』。コミックは多くの人々の共感を得て、15万部を売り上げるベストセラーとなりました。 夫のうつ病の診断から3年。現在、貂々さんは単行本や雑誌の連載などを抱え、漫画家として充実した日々を過ごしています。一方、望月さんは家事の一切を引き受け、妻を支えています。この3年、お互いに居心地の良い関係を求め合った結果、2人の役割は逆転しました。今、夫婦は最悪な時期を乗り越え、平穏な日常を取り戻しています。 貂々さん 「私は彼が病気になって良かったんじゃないかと思うんです。病気になる前はすごく頑固で生きにくそうというか、そういうところがあったのですが、今は結構自分らしく緩やかに生きているので、今の方が楽なんじゃないでしょうか」 望月さん 「楽だし、人間らしい感じがします。病気のときは本当に調子が悪かったんですよね。心の問題だけではなく、体の方も。でも、必ずまた持ち上がって良くなってくるので、悪い時期を何とか乗り切って生きるということですね。1日1日なんとか乗り切っていけばほんの少しずつでも浮上していきます。今、うつ病で苦しんでいる方には自分の生き様を恥じることなく生きていただきたいと思いますので、病気になってしまったということも含めて恥ずかしがる事はないと思います」
(2007年5月22日福祉ネットワーク「夫がうつになったとき」より再構成)
2007年7月21日放送のETVワイド「30代の“うつ”」に細川貂々さん、望月昭さんご夫妻が出演されました。
「ETVワイド ともに生きる」ホームページへ

コメント

はじめまして。私は、細川さんのマンガが大好きで、全て読みました。てんてんさんと私は同じ酉年、ツレさんとうちの旦那も同じ年。息子も同じ年です。相撲好き、我慢きらい・・・と共通点もたくさんあるので、私の悩みをつい相談してみたくなりました。聞いて下さい。
私は、ネットで調べたところ、強迫観念の物音恐怖症です。家のなかにいると、いろんな音、マンション内部の音、外の工場の音、何時間も吠える犬の声・・・とさまざまな音が気になって、イライラしてストレスがたまり、憂鬱になってきます。音を気にしながらも、家事、育児はこなしていますが、どうしたら、この音への恐怖がなくなるのか。何回、引越ししても同じことです。お二人は、音には敏感ですか?何か対処法やおすすめの本があれば、教えて下さい。
よろしくお願いします。

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