
「ハートをつなごう」は出会いが魅力の番組
去年に引き続き、「ハートをつなごう」では、さまざまなテーマと向き合ってきました。司会のソニンさんに、ここまでの収録を振り返った感想を語ってもらいました。

――番組の司会も2年目に入ったわけですが。
毎回、来てくれるゲストの方々が本当に皆さん素敵なんですよ。私、この番組では知識として学ぶこともとても多いんですけど、それ以上に、障害というものをもはや超えたところで、人としての素晴らしさに感銘を受けている。それが「ハートをつなごう」の一番の魅力だと思うんです。
なぜだろうと考えてみると、それは普段私たちが逃げられたり、目を伏せたりしている出来事が、この人たちにとっては目を背けることができない、全部見えてしまうことだからなんだと。だから強いんだな、人間的にも素敵なんだなと思わされるのでしょう。ここでの人との出会いは毎回楽しいですよ。何より私は魅力ある人と知り合うことが大好きなので。
――毎回スタジオに来るのを楽しみにしていらっしゃる。
ええ。今まで収録は十数回行っていますが、一度として何も自分の心の中に残らなかった回はないです。必ず何かしら刺激されて帰る自分がいるんです。ただし、収録時間はいつも長くて大変ですけどね(笑)。
(編集部注;「ハートをつなごう」が実際に番組として放送されるのは30分間だけですが、いつも収録現場ではトークが白熱して、実際には1話分のために、2時間以上にも収録が及ぶこともしばしばなのです!)
――2年目に入りテーマが増えました。各テーマについて一言ずつコメントをお願いします。
そんな、一言でなんてとても語れません。でも一番私の中で存在感が大きいテーマは発達障害ですね。もう長くやっていて、本当にいろんな方とも出会いましたし、自分でロケにも行きましたから。特別な思い入れがあります。
しかし、「ちゃんと向き合ってきたんだな」という感動を与えられる点は他のテーマでも変わらないと思います。たとえば性同一性障害の回で16歳のFtoMの暁人君が紹介された時のことはよく覚えています。VTRでは爽やかに笑っているシーンが多くて、でも笑顔の裏にはきっとさまざまな辛いことがあって、それを乗り越えた後の笑顔だということが伝わってきた。それを感じた瞬間に自然と泣けてきてしまったのです。この番組では同じような体験がたくさんあります。
――6月からはじまったテーマ、シングルマザーはどうですか。
正直、私はシングルマザーにはなりたくないと思っていました。私は自分のお父さんが大好きだし、子どもにとって人生の最初の先輩であるパパとママのどっちもいてくれることに感謝もしているから。だから、母親しかいない家庭にはしたくないと。でも、私の回りにも親がシングルマザーって人がすごく多いんです。そんな友人の話や、スタジオに来られた皆さんの話を聞くうちに、家族の形って一言では言えないなとは思いましたね。
――「当たり前ということはない」とよく番組の中でおっしゃっていますね。
自分の「当たり前」を人に押し付けたくないし、逆に私のことを大して理解もしてないのに、わかった風に言われるのも嫌だからです。「アナタ、私の何を知っているの?」って。たとえば6月に新しいテーマでひきこもりがありましたが、ひきこもりの人に対しても、その人の環境や性格を知らないで、ひきこもっていることを頭ごなしにこうすべき、なんて言うのは間違っていると思うんです。
ただ、もし自分が将来結婚して子どもができたとしたら? 自分の子どもは絶対にひきこもりにさせませんよ! 頑としてそう言えるくらいの自信をもった親になりたいですね。
(2007年7月12日 インタビュー収録)




こんにちは、ソニンさん。
2度出演をさせていただきました、「発達障がいの当事者」の岸です。
覚えておられますか、ソニンさん。名刺男です。
「ハートをつなごう」をきっかけに、出会いものすごくありますね。
私、時には出演者、視聴者として、いろいろと人に出会う機会が多いです。
それってとても素敵な瞬間、と番組に出演してよかった、また一人出会えたよかったと思うのです。私も、人と出会うこと大好きですね。
この番組をどんどん広報させていただきます、いい番組ですので、どんどん。
この番組を広報をしているきっかけで、「性同一性障がい」(心は彼)の友達と出会いました。
私の未知なる世界ですが、こういう個性があってもいいか、いろいろな人を認めていこう、肯定していこうという考えにさせてくれた番組です。
これからも、番組応援をさせていただきます。
時には、出演者となるかもしれません、そのときにはよろしくお願いします。
私はアスペルガー症候群です。
発達障害についても関心を強く持って頂いて
とても有り難いことなのですが、
最後の言葉がちょっと辛く思います。
聴覚が過敏で、外出できないんです……。
ひきこもりの状態にならざるを得ない
発達障害者もいるんですよ~。
私の両親に申し訳なさが募ります。