
長男は、天然いやし系
わたしの息子たちについてのお話。まずは、いやし系の長男。平成9年生まれの11歳、小学校5年生。小学校3年時から、「特別支援学級」に通っている。なんにでも、スローペースで、注意欠陥がきつく、授業への集中が困難な長男は、小学校2年時には「バカ、ノロマ」などと、言葉によるいじめもあり、毎日、朝になると「学校に行きたくない」と言って泣いていた。
何度も、校長先生はじめ学校側との話し合いの場を持ち、本人の気持ちも聞き、いまの特別支援学級に小学3年時から編入した。以来、通常級との交流授業も含めて、長男は周りの配慮を受けながら、むしろ以前より勉強が身についているように感じられる。そして生活していく力は、とても伸びてきている。いまでは「学校へ行きたくない」と言うこともなくなった。
争いごとがきらいで、平和を愛するのが身上の長男。おっとりしていて、毎日、天然にボケまくってくれる。
本人的には、いたって真面目なんだけど。
例えば、家族4人でクルマに乗っていたときの会話。
奥さん「あ?、この辺で、前に事故があったねえ」
長男「え、事故!? どこよ? 見えない、どこ?」
奥さん「前の話、前の!」
長男「え?! 前ってどこよ? 見えない? どこ?」
(奥さんの言う「前」=「以前、過去」)
(長男の言う「前」=「前方」)
こんなときは、双方に解説をいれることになる。
道路沿いにありがちな、中古車販売店の前にクルマが停まったとき。
長男「おとうさん、あのクルマ、38円だって! むこうは75円! 買おっ!」
わたし「買わへん、買わへん。あれは『万円』を、省略しているんだよ」
長男「え?? だって、そんなこと、どこにも書いてないよ」
んん? 確かに書いてなかった。思いもしなかったので、解説が難しいなと思った。
実際、テレビCMでも「お得なキャンペーンにつき、いますぐお電話ください」なんていうのが流れると「おとうさん、電話しよ!」とくる。こんなときは、ケースごとに、説明を入れている。
毎晩寝る前に、長男はわたしに、いろいろな話をしてくれる。
ちなみに、奥さんと次男は中二階に寝ている。
奥さんは、テレビや電気をつけっぱなしでないと眠れない性質だったから、暗く静かな中で眠りたいわたしとは、次男出生時から部屋を別々にしてきた。
長男「ぼく、音楽の授業がイヤなんだよ」
わたし「どうしてイヤなの?」
長男「だって、先生が、もっとお腹から声を出しなさい! って言うんだけど、ぼく、お腹から声なんか出せないんだよ」
うーん、笑い話のように聞こえるけれど、本人は、いたって真面目な様子。「なるほど」といった上で、先生の言葉の意味を説明しておいた。これは、日本語の表現のひとつだから、なかなか、あらかじめの配慮想定がしにくい。この特性をよく理解して話を聞かないと、単に笑い話にしてしまったり、本人を傷つけてしまいかねない。




とてもとてもとても、よくわかります。
うちは女の子ですが、同じ特性を持っているようですね。
音楽など、芸術系の学科では、あいまいな表現されることが多く、戸惑うことが多いようです。
りりすさん
とてもとてもとても
が、また、実感こもってて、わかりやすいです。
最近では長男、わたしのリアクションに対して「冗談だよ」なんて言いますが、にしては天然すぎるし。
芸術系は表現が難しいですね。
こんにちは、笹森さん。
お疲れ様です。
わたくしは、知って通りの当事者として書きますね。
言葉の意味・・・複数あるとわかりにくいですよね・・・とくに日本語は。
わたくしも、ひとつの言葉の意味が入ってしまうと、なかなか抜け出せない。
(次の言葉の意味が入ってこない、っというか・・・以前に知った意味のほうが、頭から抜け出さないのですね。)
今は、作業所、発達障害のソーシャルスキルトレーニングなどで、ここ3年コミュニティが始まってから、「とても冗談」を言ったり、「あほなことばっかり」を言えたりするのですが・・・。
わたくしも、この発達障害に慣れてきたようで、予想外のことがおとづれてくると、また難しくなってくる・・・そのときは寝る、身体を休める。
なかなか、当事者配慮はむずかしいですよね。
わたくしも作業所のメンバーのなかからも感じます。
これからも、よろしくお願いしますね。
岸さん
こんにちは。
言葉の捉え方は、難しいですね。
また、通常生活でもわたし、けっこう、感じています。
そういう意味で、ソーシャルスキルトレーニングは、スタンダードになるものかも。
発想は、いいですよと、思います。
笹森さん、こんにちは。(^-^)
う~ん、日本語って難しいですよね・・・。
私も大人になった今ではだいぶわかるようにはなってきたのですが、子供の頃は本当に周りと話が噛み合わないことがしょっちゅうありましたね。
実は、今でも噛み合わないことは時々あります。(^-^;
そして、ご長男は「スローペース」で「争いごとがきらいで、平和を愛するのが身上」とのことですが、これ、私も一緒です!
なんだか親近感を感じますね。
今のギスギスした世の中で、こういう個性ってすごく貴重だと思います。
みおさん
こんにちは。
みおさん、長男の雰囲気が馴染むタイプなんですよね。
わたしは、長男の「らしさ」が、とても大切で、とてもだいすきなんです。
こんにちは。
知り合いに、音楽の授業が苦手な,自閉傾向のある子どもがいます。
ふだん、元気いっぱいのりのりのリズム感もあるのに、???
不思議だったのだけれど、ご長男の発言や他の方々のコメントを読んで、納得できる部分があります。
のびのびとした本当の気持ちを言葉にして表現できるよう、つきあっていきたいです。
aya さん
こんにちは。
想定の枠を超えた言葉や反応は、よくあるんですが、
そこが金言だったり、こちらが気づかされることが多いです。
「枠」が、違うんですね。それぞれに。
笹森さんお元気ですか
一学期不登校になった三男は、始業式に学校に行ったら、机に落書きされてて、始業式に出ないで、早退し、フリースクールに行ってしまいました。夏休み中に落書きを消してくれてなかったのか、登校するにあたり準備がなされてなかったのかという話し合いが、12日午後に両親と学校の間でされました。この先は、こどもがいつ登校しても、サポートの先生がついてもらえ、教室に入れない日でも補講していただける配慮をしていただく約束ができよかったと思ってました。ところが、13日朝から三男がてんかん発作、14日から腹痛、胸痛、頭痛、吐き気・・・盲腸だか、食中毒やら、ストレスか、、連休中ずっとでした。連休明けに、やはり胸痛うったえるので、医者に診せたら、内臓じゃないストレスですとのこと、親が学校と話し合ったことで、安心を与えるつもりが、逆に、親は学校に戻したいのだとプレッシャーを与えたようです。こどもの心は難しいです。一言も、強制してません。行きたいときに、行っても、ひとりじゃないからと伝えただけです。いままで愚痴や不満をたくさん聞かされ、半分寝て聞いてましたが、身体症状をうったえられたら、無視もできず、一晩背中をさすって過ごします。いつになったら、トンネルから抜け出せるのだろうというあてがないです。発達障害のため、イジメ不登校、二次障害という道をたどってる方は多いでしょうか。調べて考えて、よかれと思って親ががんばったことが、逆効果ってことが、本当に多いので、戸惑います。学校やフリースクールでも、あの子の歩くとこに問題が起こり、そのたび振り回されて疲れます。よろよろしてます。
あおによしさん
よろよろという気持ちが感じられます。
こんなとき「お母さん」は一番つらいですね。
思いの結果が、通じないのは、やるせないでしょう。
まず、なにより、あおによしさんの気持ちが、楽になることを願っています。
笹森さん、やさしいお返事ありがとうございます。
視覚優位と聴覚優位というのを漠然と聞いてて、自分の子は視覚優位だとわかってたつもりでしたが、最近あらためて納得したことがあります。三男のことで、おかあさんが小さい頃本を読んであげなかったから、本嫌いになったんじゃないかという言葉に、そういえば、長男次男は音読をよろこんだのに、三男は、音読すると破ってしまったり、それをわたしは、自分に気を引きたいせいだと思ってました。中二になってからも、面白い本を音読してやったら、続きを自分で読むかもと思って、音読タイムを持ってみたら、最初5行に戻れもどれと、、まったく先に進まないのです。おかあさんは、1ページは読むからねと、無理やり1ページ読み進め2ページ目に進もうとしたら、「最初から読んで!」言います。そうか~~聴覚からじゃあ、ストーリーが記憶されずに、外国語が流れてるみたいな感覚みたいなんでしょうか。映像は好きで、映画やテレビはストーリーを追ってみてます。ドラマで観た本も、音読ダメでした。漫画はどうかなと思いましたが、ストーリーをイメージしていく力が弱いのかあまり興味をもちません。いまさらながらなのですが、本当に、14歳の夏に、字が読めないうよりも、活字をイメージしていくのが、困難な子だと気がついた次第です。気がついて、対策とかさあ、どうしてやろうってのは、まったくないですが。
小児科で、息子のてんかんは、半分てんかんで、半分パニック発作みたいなものだから、学校関係に触れると精神的ストレスにさらすから、当分は親が学校と話すとかは本人の見てないとこ目につかないように隠れてしなさいといわれました。なかなか、学校と本人のあいだで難しいです。フリースクールだけでいいから、早く中学卒業してくれないかなあと思ってしまいます。
あおによしさん
こんにちは。
「おかあさんが小さい頃本を読んであげなかったから」は、無意識に相手を追い詰める場合のある言葉です。
「一足飛びに」、また、「いまからでは」とは、これまた、大変に感じてしまうことがあるでしょう。
なかなか、納得感までは得られないかもしれませんけれど、いまの状態を「あり」としてからの考えも、ありでは?
と思います。