本文へメインメニューへ
ここから本文です

ハート ネット ピープル

「いいじゃないかー」

約18年前のわたし。この写真を見た長男が一言「ちち、時って、残酷だね」。 
[写真] 約18年前のわたし。この写真を見た長男が一言「ちち、時って、残酷だね」。

私は子育ては「それぞれの人は自分が育てられたように子を育てる」ベースがあると思っているから、どちらの考え方が必ず正解とは限らないと思ってきたけれど、育児開始時、私は奥さんから妥協できるレベルの父親としてはみてもらえなかった。奥さんにとっては自分の両親のスパルタ式子育てが絶対であり、それ以外は、ありえない「白黒思考」が際だって反映していた。私は、発達障害アルナシ判明以前に、本人らしさを受容したい思いがあって、それは子供たちにも、奥さんに対しても同じだったつもり。障害の特性や対処方法を理解する大切さも最近身に染みているけれど、本人らしさ大切のベースがずーっとある。

主婦としての奥さんは、どーにも疑問だらけながら、母親としての奥さんは、よくやってるなー、素敵だなぁと、ずーっと思っていた、今も。そして本人にもその思いを伝えてきた。子供が小さい頃は、母子ともの発達障害と、その二次障害による子育てプレッシャーに苦しむ奥さんにはその言葉も思いも、届かなかった。

この辺りは、発達障害の特性をずーっと後になって知ってから、私もわかりだしたし、親の価値観だけにとらわれない生き方があるんだと、心掛けだした奥さんも変わり始めたから、発達障害特性を知る大切さはしみじみ実感した。考え方、感じ方は違うけど、違ってて当然だと思うし「いいじゃないかー」(金言をたびたび発する長男の口癖)、と認めてるんだけど、なかなか主婦面とかの否定的印象が残ってしまうみたい。でもね、ほんとに認めているんだから。

それに、この奥さんは、飽きが来ないから不思議さねぇ。底知れない、ハカリシレナイ、奥深さもあるし。これは、すごいことなんだな。いや最近は私が奥さんに飽きられてるわなー。「ギャフン」(1970年代の死語、こんな時代錯誤感も8歳半、年の離れたこの奥さんにはナゼカ通じる)。たぶん「蟲」の仲間だからだろーなと思っている。朝も夕方も明かりを点けないで薄暗い世界にうずくまっているのが妙に好きだし、睡眠夢と現実の判別ができないし、意識はしょっちゅう旅に出てるし、人に見えない、人が見る必要を感じないものや個所ばかり見ているし(テレビでは、登場人物ではなく背景の模様や看板の文字を見ている。また、シダ草の裏のぶつぶつを愛している、など)。だから異世界の「蟲」であろうことには本人も妙に納得してたりする。

アスペ本人には、言葉面しか理解できないから、念をおしておくと、これらは「愛情表現」なの。立場によって、同じ言葉でも意味は違うからね。だから、私が「寝付きが悪くて、朝は4時には目が覚めてしまう」と言ったとき、奥さんが「歳や、老化や」とのたもうても、私はうれしいのだよ。わかんないだろーな、きっと。

ともあれ、奥さんはとても、変わっている。これは、間違いない。

1993年5月に結婚(入籍は3月)。当時としては時代先取りの地味婚だった。 
[写真] 1993年5月に結婚(入籍は3月)。当時としては時代先取りの地味婚だった。

コメント

こんにちは、史郎さん。
お疲れ様です。

まず、奥さんのあるところのブログを読んでから、
「いやしかし、時は残酷だ」
っと、長男さんの部分だけをちょっとだけ、つまんで読んでから、
あ!史郎さんの髪の毛のことかな」っと・・・感じましたかね。(笑)
・わたくしも、髪の毛が薄くなる遺伝子を父から、譲り受けている可能性が大なので、人のことは言えないわたくしです。

「髪の毛ではない、人はこころで観るものですね。」

わたくしは、やっと少しずつ「自分の障がいの、どういうメリットと、デメリットの持ち主なのか」っというのが、わかり始めてから、自分本人が、どういう対処をすれば、できるだけ気分が楽に過ごせるか、考え始めたり・・・もう30歳まではもう少しっということで、焦らずにでも「就労をベースに」、パートナー、結婚、「家庭を持つ」意識について考え出して、「恋も正直にしております」。
それは素晴らしいことではないか、と思っておりますね・・・ここがないと、楽しみが違いますからね・・・ときめき。(笑)

奥さん(理絵さん)、史郎さん、笹森ファミリーには、すごいなぁと感じているところですよ。

こころかけだした奥さん(へんちゃんさん)、それをしっかりと特性を受け止めてから、理解している、ご主人いいことです。
あと、いろいろと違って「いいじゃないか」そうですね、本当に感じます。

「ことば」についても、いろいろと違う意味を兼ね備えているんだと感じますね。
表情、声のトーン、立場、まだまだ・・・たくさんあると思われますが、「一つの言葉」も、いろいろな意味を備えて、いることは間違えないな、感じることがとてもおおくありますね。

(上記で書いている、恋をしていることを含めてですね・・・自分にある程度好意を持ってくれている人は、なんとなくわかるようになりました・・・言葉の重さが違いますので。)

自分も、「発達障がい」の当事者として、自分の身の丈のほどで、生きていき、それを受け入れてくれる人を探していきます。

へんちゃんさんの弟子である、わたくしどうなるでしょうかね。
「2番目に変!」ですからね。
一番は、間違えがなく・・・(奥さん)ですね。

これからも、よろしくお願いいたしますね。

岸さん

意のこもったコメント、ありがとうございます。

ときめき (゚-゚)

それは大事ですね。

岸さんは

就労やパートナーのこと

ほんとうに、真摯にとらえておられると思います。

まさに(受け売りのセリフですが)

岸さんの「生きる姿勢」はいいと思います。

笹森さん、こんにちは。
前回「へんちゃんさんの大ファンです」と書いた者です。

実は、私もへんちゃんさんと似たような家庭環境で育ってきたので、そこから努力して変わってこられたへんちゃんさんはすごいと思います。
親の価値観に縛られた生き方から自分らしい生き方に転換する、ということの難しさがすごくわかるので、へんちゃんさんは相当頑張ってこられたんだろうなぁと思います。
発達障害を持ちつつも前向きに生きてらっしゃるということはもちろんですけど、私はへんちゃんさんのそういうところもすごく尊敬してますね。

そして、やはり笹森さんの理解があったということも大きかったのだと思います。
まさに、ご夫婦で力を合わせて頑張ってこられた感じですね。

それから、「いいじゃないか~」ってすごくいい言葉ですよね!
これから私も使わせていただきます☆

こんにちは。へんちゃんを通してなんだか知っているつもりになっているのですが、実際はお会いしたこともないのですよね!連載おめでとうございます。楽しみに読んでいます。
「時は残酷なり」は、同年齢の私としては、感慨深いですね。また、長男さんのいい言葉が出ましたね。思わず笑ってしまいました。
発達障害にかかわらず、いつもステキなファミリーだなあと思っています。人の関係って、それぞれの個性を認め合うところから始まるんですね。
うちの主人にも、この連載読んでほしいけど、たぶん、読んでもわからないかもしれない。
いくら相手を認めても思っていても、口に出さないとわからないんですよね。夫婦だからってそれはおんなじなんですよね。頭ではわかっているのですが、なかなか口に出せない…
こういう場で、奥様への思いを発信できるって幸せかも!?ちょっとうらやましいです。

みおさん

コメントありがとうございます。

そのように言っていただけると、とてもうれしいです。

わたしも、奥さんも、そのときどきに気持ちがへこむことがありながら、近年はいい状態になってきたかなと、そんな感じです。

「いいじゃないか〜」は、長男に教えられたいい意味の心のもちかたと感じています。「〜でなければ、ならない」の場面ケースで、思いおこしています。

yunoさん

ありがとうございます。

そうですね、このような場を与えていただいたことは、とても有り難くてたまりません。

おっしゃる通り
「言わないとわからない」
というところは、ありますね。

「夫婦だからもっとコミュニケーションを」も、また実際は難しいと感じています。

このあたりは、わたしたちも、答えを求め続け中なのです。

変わっているのは、個性で、奥様の素敵な魅力です。主婦としての奥様も素敵だと思います。また、私も、ネットが好きだったり、塗り絵が好きだったり、散歩が好きだったり、DVDを見るのが好きだったり、自分の好きなものばっかり食べるし、自室のコーナー(すみっこ)が定位置だったりと、こだわりが強い変人です!!

トコルナさん

こんにちは。

おっしゃるとおり、と思ってしまいます。
変わっている人は、そばにいても、ほんとうに飽きなく日々をすごすことができます。
そのことを、うれしく思えます。

トコルナさんは、こだわりが強い変人さんですか!?

親近感が湧いてくる思いです。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://cgi2.nhk.or.jp/cgiblog/tb.cgi/6580