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ハート ネット ピープル

HALがあなたの身近に?

山海研究室では、HALの改良が日々行われています。
技術の進歩によって開発されたのが「片足バージョン」のHALです。これは、片足が不自由な人の運動支援などを行うためのもので、装着するパーツが少なくて済み、持ち運びもしやすいなど、実用性がいっそう高まりました。
また、昨年スイスで、HALを装着した人がせきつい損傷のある人を背負い、アルプス登山を行いました。このときのデータをもとに、工場などで重作業支援を行う「ハイパワー・バージョン」のHALも、研究が進む予定です。

HALの研究は、運動能力の支援だけにとどまりません。HALを使った、「脳神経系のリハビリテーションの試み」が、今年から始まります。これは、HALを装着してマヒのある手足を動かし、脳の機能回復を図っていくというものです。今後、試験を重ねながら成果が検証されます。

現在HALについての問い合わせは、年に400件以上。まだロボットスーツの数は限られているため、寄せられる問い合わせにすべてお応えすることはできないのが現状です。

しかしこうした問題を解決するために、教授自らが立ち上げた大学発ベンチャー企業によって、HALの量産も可能な研究開発センターと生産施設が2007年4月から建設されています。

さらに、民間の企業と提携して、2008年度中を目指して家庭向けに、HALの販売やレンタルも始まるとのこと。今までHALは、病院や福祉施設で試験的に利用されてきましたが、家庭での実用化が視野に入ってきたのです。

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