
NHK障害福祉賞
「NHK厚生文化事業団」
「NHK障害福祉賞」に今年も障害のある方や周囲で支えてこられた方、400篇以上の応募をいただきました。
45回目となる今年、「可能性」という言葉が胸に刻まれ、様変わりの印象を受けました。
本日13日(月)の入賞者、江上幸さんは統合失調症と診断されています。
同じ病気の仲間達と一緒に、インターネット電話を利用した会話を録音し、番組を制作してネット配信しています。
タイトル名は「こころらじお」、当事者が生の声で語り合う番組は統合失調症に悩む多くのリスナーに希望と勇気を与えているとのこと、当事者同士がラジオ番組を通して居ながらにしてお互い支えあっているのです。
障害をもつ人たちの新たな「可能性」を大いに感じる一方で、メディアの今後も考えさせられました。
明日14日(火)に紹介する入賞者濱口さん親子の「今」は一つの音からスタートしました。
生後まもなく医師から運動と知能に遅れがあると告げられた息子さんは、時計の秒針の音にも反応して泣き続ける毎日だったといいます。
かつて小学校で音楽を教えていた濱口さんが姪っ子にピアノを教えていた頃、姪っ子が帰ったあとに「ポロン、ぽろーん」と「音」がしました。
「息子は、もしかしたら弾けるのかもしれない」と直感した濱口さんはその「可能性」を信じました。
幾多の創意工夫で息子さんにピアノを教え、今回はスタジオでも親子二人の連弾の演奏を披露してくださいました。
今、元通っていた施設に職業体験にも通っている息子さんですが、それは一つの「音」からスタートし、その「音」に「可能性」を発見したのです。
これまでは、どちらかというと今日に至るご苦労を綴られたものが多かった「障害福祉賞」でしたが、今回は、ご苦労とともに「今」の思い、活動を克明に記されたものが多く、今後の「可能性」にかける姿が印象に残りました。
是非ごらんになってくださいね。
■関連サイト
こころらじお(別ウインドウ ※クリックするとNHKサイトを離れます)
統合失調症をテーマに当事者が語り合うネットラジオ。恋愛や働くことなど、楽しく役立つ情報を発信!!




はじめまして。濱口さん親子のピアノ演奏、心に沁みました。
わが子にも障害があり、現在大紀さんの幼少時と同じ様な反応を示しているので、大変興味深く拝見しました。
まだ2歳で、どのような成長になるのか何も分からない中で、迷いや不安も大きい日々です。
今日の番組で、ご家族とご本人の努力でこんなにも出来るようになるのだという、一筋の光を見たようで、感動し、また明日からの力を頂きました。ありがとうございました。
こころラジオの放送を拝見しました。
私もすでに寛解していますが、統合失調症
患者です。公務員として働いています。
しかし、職場では統合失調症であることはクローズにしています。それはやはり偏見が怖いからです。
家族以外の誰も、病気のことは知りません。
ドクターに、病気について気軽に話せる仲間が欲しいと訴えましたが、自助グループなどは
知らないと言っていました。
今回、こころラジオを知って、やはり皆、同じようなこと(就職・恋愛)で悩んでいるのだと知って、ほっとしました。
統合失調症はけして珍しい病気ではないのに、隠して生きていかなくてはならないのか、と時折無力感に襲われます。
どうすれば、一般の方から理解してもらえるか、怖がられないか・・・
私たち患者には、たくさんの課題があります。
その課題に向けて、こころラジオさんは大きな前進をしてくれているように思い、勇気付けられました。ありがとう。
私も、病気とともに生き、制約がある中で自分の可能性を追求して、明るく楽しく働きたいと思っています。
(私は、とても仕事が大好きです。)
ありがとうございます。
拝啓こころラジオ&nhkさま
今日、あの番組を、偶然見て、私は救われました。わたしも、統合失調症や、パニックや不眠、うつ。もう、苦しくて、なにもかもいやになりかけていました。高校時代に発症して、家族にも、誰にも、理解を得れなかったとき、また、働いても、病気をかくしとうさなければいけなかった独身時代、そして、結婚してもなお、バラバラの家族から、頼りになるとされる、私の人生。何なんだろうと、自分でも、もうわからなかった。お人よしのために、いかされてる?っておもいつまって、主人は、健常者ですが、わかろうとしてくれている、唯一、私の救いの人です。クリニックの先生もまた、信頼できる先生です。就労は、いまは、困難ではありますが、またよくなってきたら、したい仕事に就くのが、ゆめです。そして、この病気が、たくさんの人々に、知り渡り、偏見のない世の中になっていただきたいと、わたしも、切実に願ってやみません。わたしも、どこへいってもこの病気を隠しとうしてきました。両親や家族さへわからないことを、他人がしるのかと悩みながら。でも、今、時代は、移り変わり、少しでも、多くのひとが、精神的に病む人々へ理解を深めていくときだと、そう、ねがうのです。
PS.わたしは、パソコンをあまりしりません。ただ、今日の番組で、すくわれた気持で、感謝のメールでした。
苦しんでるのは、自分だけじゃなかった、一人ではないんだ、って思わせてくれて、ありがとうございました。