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ハート ネット ピープル

ハートをつなごう 6年目、そして――。

〔写真「ハートをつなごう」「ETVワイド」などで一年間にわたって放送してきた「若者のこころの病」シリーズ。今回は「反響編」として当事者や家族から多く寄せられた声をもとに、働くこと、恋愛・結婚、症状や生活の悩み、診断・治療への疑問・・、さまざまな角度から語り合いました。(写真は番組にゲストで来てくださった、藤田さん、平林さん、岡田くめ子さん。)

東京渋谷のNHK放送センターエレベーター横に番組のPRポスターを掲示するスペースがあり、先週からは「ハートをつなごう~6年目に突入!」という文字が躍っています。
番組をご覧いただいたりメールをいただいたり、視聴者のみなさんが支えてくださっているからこそ迎えられた快挙です。
感謝の気持ちでいっぱいです。

その6年目スタートの前、3月に「東日本大震災」に見舞われました。
いつかはと危惧はしていたものの、生きている間にこのような事態に遭遇するとは思ってもいませんでした。
NHK「食料プロジェクト」で陸前高田・気仙沼等など、多くの市や町に取材で伺い、沢山の方々にお世話になりました。
とても他人事とは思えません。
長い長い時間が必要ですが、でも、いつか穏やかな気持ちで海を見ることが出来るよう祈るばかりです。
そして、私達にできることはただひとつ、痛みを共に感じ、考え、伝え続けること、番組でも石田さん、ソニンちゃんと確認しました。
随時、様々な情報やその後をお伝えして行こうと考えています。

「ハートをつなごう」6年目スタートは「若者のこころの病」反響編です。
昨年度放送した「福祉ネットワーク シリーズ 統合失調症」「ETVワイド 若者のこころの病-実は身近な"統合失調症"-」を合わせて1000通を超える反響がありました。
その多さとともにその裏には声に出来ない人、家族の方々等など、その何倍もの声があるのではないかと思っています。

是非ご一緒にごらんください。そして、是非ご意見を。お待ちしています!

〔写真〕番組に送ってくださったメールを読み上げる石田衣良さん、ソニンさん。

〔写真〕川崎医科大学精神科学教室教授・青木省三さん。「自己診断として最初に気をつけるべきことは、気持ちよく眠れているか。ご飯をおいしく食べられているか。そうしたことがやはり人間のバランスにはまず大事なのです」 

〔写真〕右・平林さん「高校生の頃からずっと苦しんでいましたが、35歳で医者にかかるまで、統合失調症だとわかっていませんでした」。左・藤田さん「病気だとわかったとき、粘って生きてきてよかったと思った。それまでは自分はダメなやつなんだと責めていたし周りもわかってくれず苦しかった」

〔写真〕「まわりの人との関係が、人にストレスを生じさせたり精神的に不安定にさせたりするけれど、立ち直っていくきっかけになるのもまた人と人とのつながりなのだということを感じた」とはソニンさんのコメント。これからもハートをつなごうは、人と人とが繋がって生きることを考えていきます!


コメント

番組を拝見させていただきました。番組の終わりに、「東北大震災の被災地の復興には人の支え関わりが力となるのと同じように、心の病の人たちには、人の支えが回復の力になっていく。また、心の病が発症してしまったのは、人との関わりの中でのストレスが原因でなってしまうが、回復するのもまた、人の力で治っていく。」ということを伺って、まさにその通りだなと感じました。私の中学2年生の娘は、小学6年生の時統合失調症になりました。前の晩までは全く気づかなかった症状が、翌日の朝、突然発症しました。まさに、人生は突然何が起こるか予測もできないことが起こる、ということを実感しました。東北地方大震災も未曾有の自然災害が、突然おそってくることを、寸前まで誰が想像できたでしょうか。被災地の皆さんのご心痛を思うと、自分自身の悩みはちっぽけなものなことに思えてきました。娘が病気を発症したときは、統合失調症の病状についてよくわからなかったため、大変困惑しました。しかし、幸いにも良い精神科の先生、小学校、中学校の担任の先生、学校カウンセラーの先生方、お友だちに出会い、支えられ、少しずつ回復の方向に向かいつつあります。本当に、病気の発症の原因は、人との関わりの中でのストレスにあったのですが、回復の道も人の支え、新たな方々との出会いがあって、今日があります。ならくの底に落ちたら、はい上がればいいと自分自身では言い聞かせていても、やはり、人の力、関わりで道が開いていくことを学ばせていただきました。道が少しずつでも開いていけば、希望は必ず見えてくることを信じて生きていきたいと思います。皆様に感謝です。

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