
パックンの子育て日記3
from パックン
3月17日に、僕の奥さんのお腹からめちゃくちゃちっちゃい人がでてきたのだ。ハーラン家祈願の長女誕生だ。体重は2850グラム、身長はりんご3個分。名前はアリスタあかりハーラン。とりあえずご報告まで。(お祝い受付中)
一見無関係な親ばか情報と思われそうだが、まったくこの連載と関係なくはない。子供が親を育てるというけれど、バリアに関しても僕はいっぱい子供から教わっている。長女にとってこの世界はバリアだらけ。移動も、食生活も、着替えも、排泄物の処分も、全部人に頼っている。自力でできるのは泣くことと寝ることぐらい。親はあまり寝られていないけどね。
しかし、こんなえらそうなことを言っている僕も同じ状態から出発したものだ。父や母がいなければ僕もどうがんばっても(日本でのタレント活動どころか)生きていくことすらできなかっただろう。人生は助けたり助けられたりする繰り返しだな?と最近また思うようになった。
また、2歳となった長男を最近見て違うことにも気づいた。親として、彼の安全や僕らの都合のため、文字通りのバリアを彼の周りにいっぱい立てている。台所の入り口に柵を、彼のベッドの回りに囲いを、引き出しに鍵を、各種の容器に蓋を、いたるところに工夫を加えている。しかし、アリスタちゃんぐらい小さかったとき何もできなかった彼は、今となってはどれでも開けたり、超えたり、壊したりして、入り込んだり、逃げ出したり、中身を放り出したり、めちゃくちゃにしたりすることができるようになっている。やばいな?、危ないな?、めんどうくせ?な?などと思いながら、すごいな?と一頻り感心している。彼のおかげで「バリアというものはそのうちに乗り越えられるようになるものだな?」と思うようになった。
まだまだ僕も、多分これを読んでいるあなたも何かのバリアにぶつかっているだろうと思う。僕らも人に頼るときは頼りましょう。そして、そのバリアをぶっ壊したり、乗り越えたりするようにがんばりましょう!
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