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ハート ネット ピープル

パックンの車椅子生活 -その1-

大学時代のパックン 
[写真] 〕大学時代のパックン

from パックン
この間、このブログへ読者からの「コメント」っていうか、「レスポンス」っていうか「書き込み」っていうやつがあって、僕はそれに「返事」っていうか「へんじ」をしたんだけど、その中で、僕が昔数週間の間、車椅子で生活したことを軽く触れた。「何のことか?」とうっすら興味がわいてきた人も若干いると考えたいのでもっと説明しよう。長いからとりあえず今日は前編。

 

19歳、大学二年生のときだ。秋の学期が始まったその日の夜、同じ寮の新しい仲間が集まっていてわいわいしていた。中には超かわいくて「絶対に彼女にしたい!」という、デヴィンちゃんもいた。十二時ごろ友達数人と「アメフトやろう!」とキャンパスの芝生にでた。もちろん、未成年だからお酒を飲んでもいないけれど、当時の僕はシラフでも今のへべれけの僕より大分バカ。遊びでやっている深夜アメフトなのに、使っているボールもスポンジみたいなおもちゃなのに、僕はすぐ本気になっちゃった。デヴィンが見ているし!

ボールを持って全速力でアウトラインぎりぎりのところを駆ける。しかし、ここはグラウンドではなく、キャンパス内の芝生なだけ。アウトは歩道。歩道沿いには鉄の棒が立ててある。おそらく人が芝生の上を歩かないように。ボールを持って走っているとき、それに気づいて思った。「あっ!!ここはグラウンドではなく、キャンパス内の芝生なだけ。アウトは歩道。歩道沿いには鉄の棒が立ててある!おそらく人が芝生の上を歩かないように!!・・・・っていうか、こんなところでアメフトやっていいのかな?」そう思っているとき、フルダッシュでその棒にぶつかった。左ヒザから。

棒は丸ではなく、ジョウギみたいな薄い鉄板みたいな形になっていた。ヒザはきれいに切られちゃった。じん帯も膝頭も切断された。しかし、若くてバカな僕はそんなことを気にせず、ちょっと休憩を取ったらまたアメフトに戻ろうとした。でもなぜか立てないんだ。とっても不思議な気持ちだった。

僕ほどバカじゃない友達が救急車を呼んで、病院まで運んでもらった。そして午前四時から緊急手術することになった。「全身麻酔だと吐き気がしたり、場合によって嘔吐することもある」と、先生から聞いて、局部麻酔で手術を受けることにした。しかし、先生がドリルで僕のヒザ頭に穴を開けるとき、急に痛みを感じ始めたので、すぐに全身麻酔に切り替えてもらった。

目覚めたら朝になっていた。左足はギブスに覆われていた。そして、デヴィンがベッドのそばで僕を見守ってくれてた! 怪我による恐怖や悲しさも感じていたが、それを上回るのは、彼女がそこにいてくれることによる嬉しさ。熱い何かで胸がいっぱいだった。感極まって、デヴィンに向かって言った・・・・

「ゲロゲロゲロゲロ????」

 

そっか、全身麻酔だった。

 

つづく・・・・

コメント

パックン。こんにちは。 バリアというか。私の日常生活で起きた出来事に目を貸してください。(なぜならパックンのファンだから!)実は私はとある大学病院の救命救急室でナースをしています。昨日の昼過ぎ「受診に連れてきた父が車から降りてくれないから手伝ってほしい」という声を聞き、車まで足を運んだところ私の目に入ってきた男性・・。「え?呼吸が止まってる?脈も触れない。心肺停止だ!!」の第一発見者となりました。一刻も早く蘇生を行なうため「ストレッチャーと人、AEDを欲しい」と叫びました。 で、何が苦痛だったかっていうと周りでみていた人達。 車の後部座席からストレッチャーに搬送したいのに、すぐそこにいる人が手伝ってくれないの。 何も人工呼吸や心臓マッサージをしてとは要求しないよ。乗せるのを手伝ってっつってるだけなのに。「人命救助するまでのハードル高っ」ってつくづく感じました。 これもバリアフリーじゃない話ですよね?  人生短いんだからみんなで助け合いましょうよ。えぇ、えぇ。私は人としてもパックンを尊敬していますし、生きるものとして支え合いたいですよ。 ね?パックン!!(σ^∀^)σ…☆

あるある!
 何度も、人が助けを求めているとき、周りの人間が見ないふりをしたり、無関心なままとおりぬけたりするのを見ている。
 第一、電車で席を譲ってくれない若い健常者もそんな代表例だし。
 ぜひそれに関するコラムも書きたいと思います。でも、まずこの間の続きを書かなきゃ!
 コメントありがとう!

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