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ハート ネット ピープル

「ディロン -運命の犬-」のもとになった...


[写真]「ヒューマン・アニマル・ボンド教育」にて。ふれあい活動で、犬にあいさつする子ども 。


CAPP(コンパニオン・アニマル・パートナーシップ・プログラム)という人と動物のふれあい活動についてご存知だろうか。健康な犬や猫を連れて老人ホームや病院などを訪問する活動で、社団法人日本動物病院福祉協会が20年にわたって地道に続けてきた。


今年NHK総合テレビで連続放映され、クリスマス・スペシャルも放映されたばかりのドラマ「ディロン〜運命の犬〜」のもとになったのが、このCAPP活動だ。当初は、犬の訪問を受け入れてくれる施設探しから始めなければならなかったのが、いまでは要望の多さにボランティアの人手が追いつかないほどだという。 この活動を立ち上げた赤坂動物病院の柴内裕子獣医師はいま、本物の動物とのふれあいをとおして子どもたちにいのちの大切さを学んでもらう「ヒューマン・アニマル・ボンド教育」に取り組んでいる。CAPP活動に参加している犬とボランティアの人びとのチームとともに学校を訪問し、子どもたちに動物とのふれあい方を基礎から教えるのである。 


たとえば、公園で飼い主から離れた知らない犬が近づいてきたら、どうすればいいか。柴内さんたちは、「木になろう」と呼びかける。こわくても、走って逃げたり声を上げたりしないで、木のようにじっと立っていること。そうすれば、犬はまず噛んだりしない。 クラスの最後には、子どもたちはふかふかのゴールデンレトリバーやプードルを撫でて、今日教わったことをおさらいする。それまで犬と暮らした経験のなかった子も、犬をこわがっていた子も、1日のふれあい活動を終えたあとでは、ほとんど全員が犬を好きになったと答えるそうだ。


自然と切り離された環境で育ついまの子どもたちは、いのちに対する感覚があまりにも鈍くなっている、と柴内さんは心配する。「ケガをしたハムスターを連れてきて、『これ治して』と、おもちゃか何かのように言う子もいるのです」 自分より弱いものをいたわり、いのちを慈しむ心を持った子どもを育てること。犬となかよくなる練習も、そのための大切な一歩だ。柴内さんたちが2000年に設立したNPO日本ヒューマン・アニマル・ボンド・ソサエティでは、ふれあい活動を担うインストラクターを養成している。 「ディロン」を見て感動した人、チャレンジしてみてはいかが?


[写真]土曜ドラマスペシャル「ディロン?クリスマスの約束」より


土曜ドラマシリーズ「ディロン?運命の犬?」のホームページへ(別ウィンドウ)

日本動物病院福祉協会(別ウィンドウ)※クリックするとNHKのサイトを離れます。

日本ヒューマン・アニマル・ボンド・ソサエティ(別ウィンドウ)※クリックするとNHKのサイトを離れます。

コメント

動物は人を裏切りませんよね。動物はただ何も言わずに正直に僕らをみつめてくれる。僕は精神科にかよう自殺志願者だけど動物とふれあっているときだけは不安じゃなくなるんです。特に犬や猫は僕の心を癒します

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