
自己肯定する大切さを再確認できた「出会い」

僕たち「発達障害」と診断された人は、できることとできないことに差があり過ぎたりして、なかなか周囲から理解されないことが多い。
とくに発達期の小さいころは、それが顕著になって、本人も親も苦しんでしまうケースが多いのだ。
特に今から20年前、30年前になると、「発達障害」という概念すらないから、本人も親も、先生も、友達も、その原因がわからず、無数の人たちが苦しんできたことと思う。
僕もそうだ。だから大人になって原因がわかったときは、うれしかった。
「自分のせいじゃない」と分かったから。自分を責める必要はない、と思ったとき、長年の苦しみから解放された。
そんな、自分と同じような悩みに直面し、長く苦しみながら、何とかそれをエネルギーに変えて頑張ってきた、という体験を持つ仲間が自分以外にもいた、ということが何よりうれしかった。
笹森さんや高山さんと話していると、基本的に思考回路が同じであることが分かる。
僕たちは、自分たちが「どうしてできないのか」知っている。そして、できないことを知ったうえで、「できない自分」を受け入れ、できることを伸ばし、周囲の理解を得ながら、家族や周囲の社会を支え、支えられながら、日々の仕事や日常生活を生き抜いている。
軽度発達障害を持つ人たちにとって、自己肯定をすることは大切、という。
僕たちにとって「自分はだめだ」と思ってしまったら、これはかなりきつい。
でも、周囲の理解が少ない僕たちにとって、正直、今の社会は、家庭や学校、職場という身近な社会に限定しても、自己否定する材料は充満しているけれども、自己肯定する材料は実に少ないのが現実だ。
「一体何をやってるの」「できないのは、努力が足りないから」
「いつもグズグズして」「だめじゃない!」「ふざけるんじゃない」
こんな言葉の渦に何度さらされたか。その度に何度傷ついたか。
だから、認めてくれる、理解してくれる人が必要なのだ。
「君のこんなところがすごいね」「君には君にしかできないことがある」
「勉強ができなくったっていい。その代わり人より優れている点があるじゃないか」
こんな言葉に、どれだけ励まされ、勇気づけられたことか。
認められ、理解され、そこから自分を肯定し、ようやく人一倍のパワーを発揮できる。
そこからようやく僕たちも周囲を支えることができるのだ、と思う。
でも、僕だけではなく、笹森さんも高山さんも、自己肯定できるまでは、かなりの困難な道を歩み、悩んで悩んで、苦しんで苦しんできたはずだ。
それでも、僕たちはたくさんの素晴らしい出会いや経験を経て、やっとこさ、自分を肯定できるようになったのだと思う。
自分の障害(個性)を、笑い飛ばせるようにもなったのだと思う。
だから、皆さんと話していると、戦友のように通じ合うのだろう。正直、この番組に出るまでは、ちょっと孤独感も感じていただけに、僕にとっては「いい仲間」に出会えて、とってもうれしかった。また、勇気をもらえたし、新たな自信にもなった。
せっかく番組を通してできたこのネットワークを、今度はどう生かしていくのか。
これからはそこが大切なのかな、と思っている。
そうそう、この3人は番組スタッフから、「発達障害御三家」と呼ばれているらしい。
御三家では芸がないし、堀尾アナからは収録中に「三羽ガラス」と言われたが、それもどうかな、と。
それで、先日の収録の際、3人で話し合い「トリオ・ザ・ハート」と名付けた。
今度、この「トリオ・ザ・ハート」で何かできないか、3人とも真剣に思っているのだ。




「トリオ・ザ・ハート」の笹森です(#^.^#)
(ナイスなネーミングかも♪)
私もこうして、番組を通じて、大橋さん、高山さんと一緒にハートがつながっていることが嬉しいです。
ありがとうございます。
大橋さんの文章、しみじみと読ませていただきました。
そうですね、私たちの時代はできないことに先天的な理由があるなんて、誰も考えない時代で、結局全ては本人の責任ということになっていたものね。
私ね、一番最初に番組に出る前に、大橋さんのことを聞いた時、びっくりしたの。
私と同じ算数LDだけど記者さんしてて、予算の原稿で桁を間違えたそうなんですって聞いて。
え~~、仲間がいるんだ~~!って何か嬉しかった。大人でもいるんだ、自分だけじゃないんだって。
話してみたら、子ども時代から苦しんできたことがそっくりだった。
そして、必死でここまで生き抜いて来て、今じゃ、自分の長所を生かしつつ、様々なことを笑い飛ばして明るく生きることで、自分の中にも外にもエネルギーを生み出して、それを力にして走ってる。
今、ほんと戦友のような気がしてる。
高山さんにお会いしたのは、実は「ハート」が初めてではなくて、まだ私がもがいている頃、親の会の行事でカウンセリングをしていただいたのが最初。
とっても共感して聞いてくださって、それがとっても話のツボがお互いにはまるものだから、すっごく嬉しかったのを覚えています。
私だけじゃないんだ~~~って(笑)
女どうしということもあって、女性だからこそ困ってることを話せる、共感してもらえる存在がいるんだ!って、すごく嬉しかった。
しかも、高山さんは第一線でばりばり活躍されている、憧れの大先輩。
こんな素敵な方々とトリオを組ませていただけたことが、本当に嬉しくて。
もう何か、毛利元就の3本の矢って感じですね~~(笑)
絶対、折れない♪負けない♪へこたれない♪
この最強トリオで、何かできたらいいなあと私も心から思っています。
だってさ、ほら。
走るエネルギーと発想力は誰にも負けないもん(^^)
私たちが何かすることで希望を見せられたらいいなって思います。
因みにここの書き込み、文字カウントが出て有難い!さすがハートネット!!ジャスト1000字書いてやろうと思える(笑)
小学6年 佐賀の事例と同じ症状を持つ子の母親です。本日友達から、ビデオを借りて1回から4回の発達障害の番組を見ました。現在2次障害で、のんびりとした生活をさせていますが、学校へ行くと、パニックを頻発し、子どもも親も参っていました。
4月からは、中学生。小中と同じメンバーが、クラスメイトですが、息子は中学からは自立学級も利用します。なんとか、環境が変わることで、良い方向へ向かってくれることを祈ります。
番組を見て、私にとって、また、一つヒントを与えてもらいました。
5,6回の番組を見たときもヒントを得た気がして、中学へ行き、支援体制をお願いしてきました。その時、岐阜県の犬山の例が大変参考になりました。スクールカウンセラーの先生、自立の先生両方に一緒にお話してきて、とても助かりました。スクールカウンセラーの先生は小学校での様子も見ていただいたので、私一人で話すより、具体的に話していただき、また、中学の先生に自閉症を理解していただけるように、話してもらえました。また、今の息子に必要な援助も考えていただけました。
やはり、発達障害は親だけの力では、どうしようもありません。周りの援助がとても必要です。
親がにこにこ笑っていなければ、子供は親に気を使います、。堂々と子どもにも生きてもらいたい。私も堂々と生きて行きたいと思います。
一緒に頑張りましょう。
小学5年生 高機能自閉症の息子の母です。
昨日、息子の口から、
「僕はもう賞味期限切れだから、存在価値がなくなった。」と言って大泣きされました。
学校でもとてもよくしていただいているのに、クラスメートからのナチュラルサポートも素晴らしいのに・・・。
お父さんはちょっと体罰厳しいけれど、少しずつ変わってきてくれているのに・・・。
病院の予約を早めました。
みなさんが通ってきた道なんですよね。
先には明るい未来があると信じて、
「がんばる」のはキライだけど、今はがんばります。
こんにちは、みなさん。
大橋さん、高山さん、笹森さんなど、と去年共演させていただいた、岸と申します。(2006年8月10日放送分)
私も、いろいろな出会い、人との出会いだったり、障害という「ユニークなもの」との出会いだったりして、今は自分がとっても大好き、もちろん自分以外の人も大好き、人間大好きな人でございますよ。
いや、この個性、肯定感、素晴らしいものだと思います。
トリオザハートのみなさんなど、また共演をさせていただきたいですね。
sandtrooperさん>ちょっと、文章を読ませていただきました。
私は、この前・自閉症親の会を見学させていただきました。いろいろな、ユニークな捉え方をする親御さんたくさんいます、誰一人同じ捉え方をしている人、いないかもしれません。
障害といって、焦らないですね・・・素晴らしい事です。
理解できる人が、徐々に理解をしていきまして、それから話せる部分から少しずつ、理解をしてもらうように、焦らずにやっていきましょうよ。
すべてが同じ考えだったら、面白くないですからね・・・人間はユニークですからね。
でも、まだ日本は「画一的な部分がある」と思いますから、「ハートをつなごう」を使いながら、徐々に日本の風を変えていきましょう・・・それも、私の役割かもと持っております。
そして、「心が豊かな国」も目指しましょう。ご協力よろしくお願いしますね。
楽しんで、個性を持つ人「ユニークピープル」として、充実した幸せな、楽しみをしていきましょうよ。
私の息子は30歳です。小さなときから育てにくく、親のしつけが悪い、親が甘いと言われ続けて、親も子どもも自信をなくしていました。そんな中で、子どもをどうしつけるかよりも、親子の関係をちゃんとしたいと思い、ゴードン博士の「親業」を勉強し、息子と良い関係が築けて、息子をなんとか支えることができました。
司馬理英子さんの本「のび太ジャイアン症候群」に息子が20歳の時に出会い、注意欠陥・多動性障害を知りました。あんなに息子を受け入れ信じ支えることに苦労してきたけれど、なんだ息子は軽度発達障害だったのだ・・・と今までのいろいろな疑問が雲を晴れたようにスッキリしました。
成人してからの診断ではADHDよりもアスペルガーの方が強いと言われましたが、薬を飲むほどではなく、精神的なサポートで自己肯定観も上がり、現在は仕事も続いています。
でもそれまでには障害者手帳をもらうほどの障害ではないけれど、職場のコミュニケーションが取れない、思い込みが強い、要領が悪い、作業が平均的にできなくてバラつきが多いなどで、何度も職場を解雇されています。
もし親が軽度発達障害の知識がなく、相手を尊重するコミュニケーションの親業の方法を知らなかったならば、めちゃくちゃ本人を「やる気がない」「いい加減だ」「普通にしろ」と非難していたと思います。二次障害を引き起こすのは周囲の責任です。これから一人でも多くの人に軽度発達障害を知ってもらい、その子たちをきちんと認めて尊重するコミュニケーションの方法を知ってもらいたいと思っています。この子たちは素敵な個性を持っているのですが、学校、会社や職場になかなか適応できないだけです。
こんにちは。
「四天王ザハート?」をじわじわとねらっております・・・岸でございます。トリオでは終わらせません・・・「トリオザハートの皆さん」。(笑)
Junさん>確かに、個人を尊重したコミュニケーション大事でございますね。
画一的なものの見方をすること、見直したいですね・・・。四角形を多方向から見れば、もしかしたら底にカラーが「素晴らしい、個性があるかもしれません」・・・上から横から斜めから後ろから、いろいろな方向性で皆さん、観てほしいですね。
決して同じものはないと思います・・・似たカラーはあると思いますが。
ひとりひとり「ユニークです」。
人間には、長所と短所があります・・・周りがどう補うか・認めるか、自分自身で見つめなおしてみるのをすれば、もっと心が豊かな国になると思います。
皆さんもっと見方をみつめてみましょうよ。
私は今26歳です。LDだということから自己否定してしまうことがありました。私だからきつくいわれるんだとか人からバカだと思われているという思い込みから、友達や学生のころ先生に心配をかけてしまいました。
最近はまわりの人たちは私が思っているほど私のことを嫌っていないと感じるようになりました。もう悪い方へ考えるのはやめようと努力しています。私のことが嫌いな人がいるかもしれないけどそれはそれでかまわないと思っています。今は受け入れてくれる人もいます。その人たちを大事にしたいです。