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ハート ネット ピープル

親に「いじめ」が言えなかった理由


先日、講演に出かけたとき、終了後、あるお母さんから質問を受けた。
いじめられたとき、どうしても親に言えなかった、という話を受けて
「なぜ、親に言えなかったのですか」
「それだけいじめられて、死のうとは思わなかったのですか」
と聞かれた。

どうして親に話せなかったのか、ということについては、以前にもこのブログに書いたけれども、一言で言えば、自分を大切にしてくれている親に心配をかけたくなかった、ということだ。
いじめのことが知られたら、親はきっと悲しむだろう。いつも優しい親に、辛い思いをさせたくない。だから、絶対に知られたくなかった。だから、必死に隠していた。

それがいじめられっ子なりの優しさであり、精一杯のプライドだったのだと思う。

今もそういう思いの子ども達は多いのではないだろうか?

でも、僕の場合、先生が知るところになって、最後には親に知られた。当時「知られてしまった。どうしよう」とかなりのショックだったが、知られてよかった。僕の親は、「僕の味方」になって、学校やいじめっ子の親ときちんと話をしてくれた。
父親は「お前は悪くない。いじめた方が悪い」と言って励ましてくれた。
母親はいじめっ子の家に、抗議に行ってくれた。

だから、「親に言いたくない」という気持ちは痛いほど分かるけれど、勇気を持って、親には本当のことを打ち明けた方が、僕はいいと思う。僕も親になって初めて実感したことだが、親にとって子どもとは、本当にかけがえのない存在なのだ。
僕には3人の子どもがいて、もうすぐ4人目が産まれるが、みんな、心から愛しいと思う。

それぞれ個性があって、言うことは聞かないし、毎日家の中は大騒ぎで、時折「コンチクショウ」と思うが、本当に僕にとって大切な、かけがえのない存在だ。その、かけがえのない存在がいじめられていたり、傷つけられていたら、親としては絶対に許せないし、いたたまれないものなのだ。

最初は「どうして黙っていたの?」とか何とか言うかもしれないが、きちんと伝えれば、きっと、全力で守ってくれる。

だから、これを読んでいる子供たちで、「親に話せない」と苦しんでいる人がいたら、勇気を持ってぶつかっていってほしい。言葉で言えなければ、メールや手紙でもいいと思う。

もちろん、同世代の友達に打ち明け、相談することは大切だ。自分のことを分かってくれる友達ほど、大切なものはない。でも、自分を守ってくれる大人を見つけ、相談することも大切だと思う。また友達とは違った形で力になってくれる。

どうしても親には言えない、という人がいたら、「この先生だったら聞いてくれるかな」と思う先生や、知り合いで「信頼できる」と思った大人たちに、何かの形で発信してほしい。

そして、その発信を受け取った大人たちは、絶対に目を背けることなく、全力でその問題にぶつかってほしい。
そこから、ともすれば閉鎖的になりがちな「いじめ」の問題も、少しずつだけど社会に開かれ、解決に向かっていくと思う。

コメント

今、私はいじめられかけている…ターゲットになりかけています。しかし、それほどヒドイわけではないので親に「あんたもいじめられてるん?」と聞かれても、「大丈夫、大丈夫私にかぎってそんな事は起こらないから」と、いっています。なぜなら2度目だからです。
1度目は町内の幼なじみ(男子)に「臭い、キモイ」などと言われました。
そのときは母親に「これっていじめ?」
と、聞いたら、「そんなの『お前の方が臭いんじゃ!!』って言い返してやれ」といわれました。
私は母の言うとおり(別にイウコトヲキイタとかではなくその意見に納得したから)にその相手に言ってやりました。
すると、いじめが遊びになりクラスにそれほどいづらいと言うこともなくなりました。
1年後いじめをしていた男子は他の中学に行きました。すると、違う子(女子)がいじめ?てきました。
私は一度目の経験があるから対処できるだろうと思いますが、女の子の世界は男子と違って過酷なのです。
そのぶん今度はひどいのだろう…とか考えてしまいます。
でも、その女子から(ある意味)宣戦布告されたからには受けてたとうじゃないか、さぁ、かかってきなさい!!って、感じに身構えてたりします。多分その女子は私を殺したいほど嫌ってはいないだろうと思います。だから、親に言うほどでもないだろうと思います。(まずは様子を見ておこうって意味)
第一、私の学年はカナリ幼稚ですから
いじめも幼稚園児程度…なんですよね。
(気づけば600文字すぎてるじゃん!?
これだけ書いたのは顔がみえないからかな?)

辛いことばっかだった。死にたくなった。暴れた。ナイフもちこんだ。壁に落書きした。深夜徘徊しまくった。万引きした。苦しかった。みんなみんなムカついて殴れない自分が嫌で嫌でたまらなかった。僕に触れる人間、全てが怖かった。花や動物は何も言わずに正直に僕のことをわかってくれるのに人間にはわからない。怖かった。怖くて怖くてたまらなかった。優しさすらも嘘にみえた。何か言いたいけどいざ言おうとすればあたまんなか真っ白になった。大事なこといいたかったのにって後から後悔する。おんなじことの繰り返しで面白みもなんもないこんな人生いらなかった

返信が大変に遅くなりました。イリさん、その後はどうですか?

「宣戦布告されたからには受けてたとうじゃないか、さぁ、かかってきなさい!!って、感じに身構えてたりします」とのこと。

とっても立派な態度だと思います。イジメた方が悪いのです!そんな人たちは、見下しちゃっていい、と思います。

僕の父親は、いじめが発覚したとき、「いい子のお前をいじめたヤツはみんな悪いヤツ。20年後、30年後、全員地獄に落ちるから心配するな。もう人生の勝負はついている。お前が勝ちで、向こうが負け」と言ってくれました。

それからいじめには耐えながら、「負けるもんか!俺はあいつらとは違う。最後に勝つのは俺だ」とずうっと思っていました。いじめに対して、少しずつですが、NOとも言えるようになりました。

今、30年近く経って、その通りだったと思っています。「女の子の世界は過酷」とのことですが、そうかもしれませんね。

僕の友人のある女性は、中学時代、同級生にスカートを隠され、カッターナイフで切り刻まれる、という陰湿ないじめを受けました。

「こんなことに負けないんだ!」と言って、笑顔で学校に行き続ける彼女が健気でしたが、今は成人されて人のために役立つ仕事をされています。

イリさんも、その堂々とした態度で、頑張ってください。

エブリワンさん、前の回にも書きましたが、本当に返信が遅くなってすみません。
ずうっとエブリワンさんの書き込みが気になっていました。でも、正直、エブリワンさんの心の叫びに、どうコメントすればいいのか悩んでいて、返信が遅くなってしまいました。
優しささえも嘘に思えた、ということですが、どうしてそんな苦しい状態に至るまで、周囲は何もできなかったのでしょうか?思いを馳せると、胸が痛みます。
「こんな人生いらなかった」ということですが、月並みな言葉ですけど、いらない人生など、絶対にないと思います!みんな同じ重みのあるいのちを授かってこの世に生まれてきたのだと思うのです。きっと、エブリワンさんを心から愛する人が今もいるし、これからも出てくると思います。
その愛を、どうか信じてあげてほしい。人が人を信頼すること。人が人から信頼されること。それは、本当に心地よいし、安らぎになります。
人に深く傷ついたからこそ、人の痛みがわかるし、心の底から信頼できる人に出会ったとき、深く人によって癒される、と思うのです。最初は小さな安らぎでも、やがて大きな安らぎになると思うのです。
説教臭くなってすみません。ウザい言葉だったかもしれません。僕も苦しかったです。 自分も周囲も「みんな死んでしまえ!」と思ったこともあります。でも、今、生きていてよかった、と心から思います。
このサイトにコメントを投稿されたこと自体が、とっても勇気のあることだと思います。恐らく、このコメントを読まれた方全員が、エブリワンさんのコメントに胸を痛み、励ましの気持ちを持っていると思います。
みんな、一人じゃない、のです。またまた励ましになってないかもしれません。また是非、コメントください。

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