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ハート ネット ピープル

気軽に手話、使ってみて!

[写真] 「みんなの手話」出演者。左から米川明彦さん、加藤夏希さん、井崎哲也さん。

福祉番組「みんなの手話」に出演している加藤夏希さん。生徒役をつとめて2年目になります。手話の魅力について語ってもらいました。

みなさん、こんにちは! 加藤夏希です。今日は私が学んでいる「手話」について、その魅力を少しご紹介したいと思います。みなさんは「手話」についてどのくらいご存知ですか?

私は番組を通して、手話について、ろうの人たちについて、いろいろなことを知りました。
例えば、ろう者の人がお互いを呼ぶときにはよく「手話ネーム」というものを使うんです。これは、ニックネームみたいなもの。すごくその人ごとの工夫やユーモアがあるんですよ。たとえば、井崎先生の場合は本名は「哲也」。でも手話では「徹夜」と表現して、自分のネームにしています。私も自分で考えた手話ネームをつけて、それで呼んでもらっているんですよ。人なつっこい性格だとまわりから言われるのと、自分が猫顔ということから、「なつく」と「猫」を組み合わせたものにしています。

正直、番組を始めるまでは、手話とは「手で会話すること」とばかり思っていました。でも、手話とは、“手”だけを使って伝えるんじゃないんだ。それが段々にわかってきたのです。
たとえば、「疲れた」って手話を知らなくても、疲れている様子をオーバーアクションで表現すれば相手には伝わる。大事なことは、表情や体ぜんたいを使って懸命に伝えようとすること。考えてみればコミュニケーションの基本ですよね。自分のなかで忘れかけていたことを思い出しました。
ちなみに、それがわかってからというもの顔をよく動かすようになったので、ちょっとだけ顔がやせました。手話をすると小顔になるのかも?


[写真] 手話:「うそ」

ろうのみなさんに対するイメージも、ずいぶん変わりましたね。以前は漠然と「外出するのは怖いだろうし、ずっと家に閉じこもっているんじゃないか」、「趣味は家で絵を描いたりすることなのかな?」などと思っていたのですが、実際にお会いすると、みなさん本当に明るくて、アクティブでびっくりします。番組でご一緒している井崎先生の趣味は、なんとカラオケなんですよ!? もちろんかかっている曲は聴いたこともありません。でも聴こえなくてもモニターに映し出される歌詞に合わせて、自分で勝手にメロディをつくって歌うのがサイコー!なんですって。ほかのみなさんも、ダンスをしたり歌を歌ったり(手話で歌を歌うこともできるんですよ)、聴者の私たちが普段していることと何ら変わらないのです。

[写真] 手話:「忘れた!」

私が最初に覚えた手話は、「忘れちゃった!」です。何度教えてもらっても最初はなかなか身につかなくて。ごめんなさい! 忘れちゃった! その気持ちを正直に相手に伝えたいと思って、だから覚えたことばです。
英語と同じで、指文字をぜんぶ暗記するより、相手との会話の中で覚えていくのが一番。だからみなさんにも、ろう者の人とお友だちになったり、聴者同士で手話を使ってみてほしい。「自分にはあまり関係ないだろうな」ではなく、なんとなく知っているだけでも損にはならないと思う。
私自身も、仕事場でよくマネージャーさんに手話を使って伝えています。「休みちょうだい」とかね(笑)。なかなか口では言いにくいことを伝えるのに、手話って使える! それを発見してからというもの、相手と私だけにわかるサインみたい、と結構活用していますよ。

コメント

いつも元気な夏希さんへ! わたしも、夏希さんの影響で手話をはじめた一人です。たまたま目にした「みんなの手話」で、なんだか難しそうだけど、でも楽しそうだな...なんて、軽い気持ちではじめたのですが、たちまちとりこになってしまいました。実はそれまで、夏希さんの存在すら知らなかったのですよ(^^; それが今ではすっかりファンになってしまい、「白雪姫」まで観にいく始末...それはさておき、ダメモトで受けはじめた手話技能検定も、5級まできました。来年はぜひ3級に挑戦しようと思っています。ちょっと忙しいと、ついさぼりがちになってしまいますが、気長にがんばろうと思います。これから寒くなりますが、夏希さんも身体には気をつけてがんばってください!

すごいですね。これからも、がんばってください。

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