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ハート ネット ピープル

無趣味と多趣味

今年も団塊の世代はしばらく注目されそうですね。この世代の動向が今の日本社会のあり方を変えるとか、若い世代の負担はますます重くなるとか、いろいろと議論は続きそうであります。
デ、その時、よく言われるのは老後に備えて趣味を持つべしと言う人が結構多い。趣味ねえ、だいたい趣味というのは好きでやるから「趣味」なのであって、老後のために持つべし、なんて、ひとから強制されるものではないだろ。それも「老後」のためになんて、利害を絡めていいのか、などと、これはいつものへそ曲がり。
とは言っても、団塊世代の一人として、そりゃ趣味くらいありますよ。趣味くらい。
まずは読書だな。読書というのは教養で趣味ではないと言うひともいますがね、ビル・エバンスのトリオを聴きながら読むジェイムス・エルロイって、ちょいとクールでしょ。この世代は時々言ってることがよくわからん。
わかりやすいところでは、絵をたしなみますな。水彩画。庭の花などを手折っては画材にする。小さい頃から絵を描くのは好きだった。あれは不思議なもので、書き上げるまでの時間が実にいいものですね。頭の中も手もフル回転しているのに、書き上げるとすっきりと頭の中がリセットされた感じ。完成した絵を前にして、「ウーム、この才能が恐ろしい」とつぶやくのはやめにしたら、と我が奥さんは言いますがね。

[写真]多肉植物の寄せ植え
そうそう、その我が家の狭い庭を舞台にしたガーデニングこそ、我が趣味といえるかもしれない。いつも何かしら植物がないと、身の回りがそれこそカサカサになった感じがしてならないものであります。
デ、こんな寒いときには室内園芸。というわけで今回ご紹介、蔵出しの鉢は「多肉植物」であります。お忙しい人、庭のスペースのない人に絶対のお勧め。これはサボテンの一種なのでお手入れ不要。日差しさえあればよろしい。芽を出し、花をつける。成長はゆっくりだし、肥料などほとんどいらない。
寄せ植えにすると卓上にミニ自然界の出現。それぞれ和名があって、ふっくらとした葉が特徴の「福娘」、銅を思わせる硬質のつやの「ブロンズ姫」などなど。
なぜか女性の名が多い。「多肉」と「女性」の連想だとしたら問題ありだが、名付けたのは私ではないからね。
デモネ、ホント言うと、私の場合、みんなそれぞれ片手間という感じで、ちっとも熱中というわけではない。だから胸張って「これが私の趣味です!」というものはない。これは多趣味なのか、無趣味なのか。団塊世代の悩みはつきない。
さらに言うと、ホントは今の仕事、結構生き甲斐なんで、趣味、いらないのです。
だから団塊は嫌われる。

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