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ハート ネット ピープル

親がもらうクリスマスプレゼント



[写真] 都会のクリスマスツリー。奥さんと待ち合わせ。『きれいだなー』と言ったら『あら、いやだあ』と奥さんが照れた。アホかっ。


世間はすでにクリスマスシーズンである。

ついこの間、新年を迎えたばかりと思っていたのに、もう歳末かい。時はあっという間に流れる。

「なんと可愛い娘なのだ」と思ったうちの奥さんも、ギュッと目をつぶって開けてみると、その間、歳月は茫々と流れ今や奥さんは秘術、三層塗りのメークに余念がない。途中で振りむいて「見たなあああ」とでも言われたら相当怖い。こんなはずではなかった。

審美眼というのは長い年月かけて培われなければならない。


クリスマスという行事もすっかり私たちの社会に定着、宗教行事というより、日本の核家族のファミリーイベントである。

子供達がコロコロと子犬のようにただただ可愛かった頃、「クリスマスのプレゼント、何が欲しいのかなー」

「ボク、サンタさんに言うんだもん」

オイオイ、それでは困るんだよなあ。そのとき、うちの奥さん、すかさず「じゃあ、サンタさんにお手紙書かなくっちゃ」

その時点で、策謀家としての奥さんを見抜いておくべきだったのだ。

でもまあ、おかげで子供達のへたくそな文字をなんとか判読して、夫婦二人でいそいそとプレゼントを買いに街に出かける。若い夫婦だから貧しいフトコロ具合と相談しながら、それでも子供の喜ぶ顔を思い浮かべると財布のひもはゆるむ一方だった。

あの頃の奥さんはまあまあキレイだった。よけいな事だけど。


次の難関はイブの夜、子供達の枕元にプレゼントを置かなければならない。

もう寝ただろう、とそっと部屋をのぞけば、子供達はガバッと跳ね起き、瞳はキンキラキンの期待に輝いている。

「サンタさん、いつくるのかな」

「ホントに煙突なくても大丈夫なんだよね」

いまどき煙突のある家など見た事あるか、まったく。いいから早く寝ろっ。半分悪態つきながら引き返す。

いいかげん深夜に近い頃、さすがに子供達が寝付いた。

息をひそめ、足をしのばせそーっとそーっと枕元にプレゼントを置く。「奮発したんだからな、喜べよ」男親はしょうもない事を思い浮かべ、かたわらの奥さんはさすがに子供に布団をかけ直している。やれやれ、毎年の事ながら子供達にクリスマスプレゼントをするのもひと苦労だ。

サンタさんの大役を果たし、ほっとした思いで、夫婦して子供達の寝顔を見つめる。

口を小さく開け、たわいもなく寝息を立てている。カールしたまつげにピンクのほっぺ、産毛が光っている。むにゃむにゃと身動きしてかすかに微笑んだりして。サンタさんの夢でも見ているのだろうか。


その時、気がついた。

毎年毎年、クリスマスにはこちらから子供にプレゼントをしているつもりだったが、なんとまあ、この瞬間、大きなプレゼントをもらっていたのは、実はこの新米夫婦の方だったのだ。


今でもクリスマスというと、二人して財布を覗き込みながら、華やかな街のイルミネーションを見る余裕もなく安くて希望を叶えるプレゼントを求めてあちこちを歩き回ったあの頃が、いちばんクリスマスらしかったような気がする。



[写真] 冬の雲。

コメント

クリスマスの様子が手に取るように分かります。
とても幸せそうですね(^○^)

み・・・耳が痛いです(^^;
昔はかわいかった・・・きっとうちの旦那も同感でしょう。まだ10年しか経ってませんが自覚せずにはいられないほど変わってしまっております(汗)

我ながら披露宴の姿はなかなかだったかななんて思ってますが(笑)10年で、2人産んでここまで変わるか、って感じです・・・
最近さすがにまずいなと思いどうにかしなきゃとあがいております。

それはいいとして、クリスマス、うちはまだチビ二人なのでやはり欲しいものを聞き出してこっそり・・・パターンです。
枕元に置くのなんか楽しいですよね。

あ、先日は、カフェオレごちそうさまでした(笑)
私が好きなものよくご存知で!ちなみにおいしいコーヒーならブラックも大好きです。
ぜひ次回はマスターオリジナルブレンドでお願いします(^^)

うーん、私はダウン児ママの中でもちょっと特殊というかみんなとちょっと違うとこあるかもしれません。周りの人は、そんな明るくしてるけど強がってるんじゃないかとかほんとは泣きたいんじゃないかとか思ってたりするようですが。うまく説明できないけどそういうのはないんですよねえ。泣きたければ泣くし。
ただ泣く理由がない。大きくなるにつれてもっといろんな問題や心配が出てきて悔し泣きする日はくるかもしれませんが。あと嬉し泣きも。
だってねえ、ほんとにかわいいんですよ!
名前出しちゃいます。町永さんに覚えていただきたいので、リノといいます。以後よろしく。
町永さんに見せたいなあ。癒しますよ!
よし!おっちゃんが何か買ってあげよう!って
きっと思います(笑)

子供をもって初めて親のありがたみがわかるっていうのを実感してます。
こんな風に自分の両親も思ってくれてたのかなあと。感謝感謝ですね。

確かに子供からはいろんなものをもらっています。障がいのある子をもって初めて足を踏み入れた世界もあるし。人間的には成長できてるかなあって思います。まだ親としては5年ですが。常盤さんと番組に出演された、山田火砂子監督のような母になるのが私の目標です。あのお年で、まだやりたいことたくさんあるって話されたのを聞いて、私にはまだまだ時間もあるからきっと何かできる!って思いました。

それではまた。

anonymousさん、ヒロミさん、ようこそ。
当カフェのマスター、町永です。
その子供たちもすでに皆成人になりまして、今や、クリスマスは夫婦だけが、ワインで酔っぱらう行事と成り下がっています。
ヒロミさん、リノさん、お二人親子のお名前の響きがいいなあ。いかにも息ぴったりで、やさしい和音のようにも響きまっせ。
「泣く理由がない」 いいですねえ。親の強さか、リノちゃんの可愛い魅力か、その両方でしょうね。

あのね、夫は妻の変貌も含めて、実は愛しているのです。えっ、私の場合? マ、それはいいじゃないですか。
ではここで少し酸味がうれしいモカのブラックコーヒーをどうぞ。エ?苦いですか。それが人生です。

こんにちは、吉田です。私の大好きなクリスマスがやってきました。薬を飲んでいるので私たち夫婦は子供がいません。(結婚して7年目)私達は子供を望んでいるのですが...。でも15歳年の差、旦那は私を子供扱いです。クリスマスプレゼントも私がもらう派です。まぁ、28歳ともなる私ですが子供のように喜び、はしゃぎ旦那はそんな私を見て満足!町永さんが奥さんを誇るようなように私も旦那から誇られるようになりたいですね。羨ましいなぁ...。頑張らなくっちゃ!町永さんは今もお子さんにクリスマスプレゼントをあげていますか?私は、いい歳こいて親からももらっています。おしりかじりむしー、じゃあないけど(知っていますか?)話変わりますが冬の雲の写真、癒されますねぇ。前は夜の空を時々見上げていましたが、町永さんが教えてくださったように昼間も見上げました。今までうつむいて歩いていましたが、見上げるようになり自然と胸を張って表情もやわらいで気持ちのいい、心にゆとりのある一日を過ごせるようになりました。ありがとうございました。また来てもよろしいですか?よろしければコーヒー飲めないのでホットミルクを頂けたらな!と我がままをきいて下さい。ホットミルクを片手に窓越しから空を眺めながら語りましょう。偉そうなことを言ってしまいました。ごめんなさい。

町永様、こんにちは。さまよえるクマです。
ダージリンティーありがとうございました。おいしかったです。温まりました。
クリスマスのお話温かいお話ありがとうございました。心の隅に小さなローソクがともったようです。
ちなみに私はお腹が出た中年男性です。独身でもあり、クリスマスの話はうらやましい話です。早く相棒を見つけなければと思います。
余分なことですがそろそろ喫茶店の名前をつけてみてはいかがでしようか。よろしくお願いします。

吉田さん、ようこそ。
とりあえず入院しなくて良くなったのですかな。心配してました。
雲の写真、いいでしょ。「おうい雲よ」というのは、あの山村暮鳥の詩です。

おうい雲よ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきそうじゃないか
どこまでゆくんだ
ずっと
磐城平の方までゆくんか

最後の「ゆくんか」までつぶやくと、心がふわふわ浮いてきます。
では吉田さんにはご希望のホットミルクに蜂蜜を垂らしてどうぞ。蜂蜜の香りがほっかりします。ミルクのメラトニン成分(睡眠ホルモンですぞ)で、今夜もぐっすりです。
それと、別に私、奥さん誇っているわけではないのですがねえ。今や、仮面夫婦、熟年離婚予備軍なんですぞ。

えーっ、さまよえるクマさん、おなかの出た中年男性、つまりご同輩だったのですか。美人だなんて呼んで、損したぜっ。
ま、いいや、じゃあ、ビールね、ビール。お互い、乾杯!クマさんのおごりだからねっ。

こんばんは。町永様、さまよえるクマです。
おごりのビールはクリスマスにあわせたように「ハートランド」ビールをおごらせていただきました。実際にあるとてもおいしいビールです。一杯と言わずもう一杯だけお付き合いください。心があたたまりますので。
12/1明日の放送はちょっとみられませんが録画して見させて頂きます。楽しみです。
私は、42歳の中年入門者です。
4月に職場復帰したもののうつ・統合失調特有の無力感に悩まされています。職場はそんな自分を暖かく見守ってくれいます。今は職場に通うことが仕事場にいるだけでも仕事と自分にいいきかせ、日々くらしています。
でもときどきというより毎日のように心が凍るような場面にでくわせながら、そこは周りの人に助けられながらくぐりぬけています。
終業時間になるともうぐったりしています。
家に帰るとそこはひとりだけの部屋、待っている人はいないさみしさ、40過ぎしみじみ感じます。
明るい方向へできるだけ考えるようにしています。悪いことを考えると気分が余計に落ち込みますので。明るい方へ。明るい方へ。
ビール酔いが回り心の凍り、金縛りが少し解けてきました。ありがとうございます。また、寄らせていただきます。お身体を大切にご活躍ください。では、失礼いたします。

町永さま 先日障害者徹底生討論 お疲れ様でした。僕は今四国に住んでいるのですが、10年以上前、福永さん、門田さん、入部さんたちが頑張っていたときを知っています。みんな自分たちの道を切り開くために戦ってました。制度も一応整い今はそんなことも必要ないのかもしれません。でも全てこれで納まったとはいえないでしょう。現に番組でも差別は語られていました。たとえ怒りの手法はかわったとしても、世の中の矛盾に疑問をもち、変えていこう姿勢は必要だと思います。

こんにちは、吉田です。週末は実家の東京へ帰っていました。東京では歩くのが必死で空を見上げるすきがありませんでした。まぁ、早々に引き上げ夫と共通の趣味のラジコンヘリを飛ばしていました。そして墜落...3万円コース。町永さんに頂いたホットミルクを片手にクラブの仲間の飛行を空も含め見上げてました。ご馳走さまです!また、共通の趣味のスキーも行きます。群馬なのでスキー場近いので。真っ白な白銀の世界...癒されるーっ。高機能自閉症には理解ない夫ですが、なんとか趣味で少しでも病気が良い方向へ向かうように手をさしのべてくれるので幸せだなぁ、恵まれているなぁ、と感じます。私も頑張って前向きに歩みたいと思いました。町永さんはお酒は嗜みますか?もしよろしければ日本酒をどうぞ...。私は日本酒党なので。では、デイケア行ってきます。ありがとうございました。

さまよえるクマさん、吉田さん、こんにちは
クマさんは4月に職場復帰したそうですね。職場の仲間の理解があるとのこと。それでも心が凍るような場面に何回も出会うって、いや、大変だなあ。ビール、おごらせて悪かったね。このクリスマス、クマさんの心を温めるような出会いはないものだろうかね。
吉田さん、たまの東京は疲れるでしょ。群馬の自然の方がいいですよ、きっと。ラジコンヘリにスキーなんてうらやましいかぎり。私なんてラジコンのサラリーマンで、コントローラーはしっかり奥さんが握ってますからね。
みなさんの障害ばかり、このマスターは気になるけれど、当たり前ながら、実はそれ以外のみなさんの生活の部分がとても大きい。障害は障害として向き合いながら、ご自分の生活をなるべく自分らしく、豊かにする。それはたまたま障害のない私などからすると、自分はなんと怠惰に生活を送っているのかと、反省しきりであります。
そうそう、今日は新しいお客さんがお見えだぞ。
ウグイスさん、ようこそ。新しいお客さんはカウンターの方へどうぞ。なんにします? お任せですか。では、ホットワインをどうぞ。ワインにカルダモン、グローブ、シナモンをつけ込んだ北欧のホットワイン、甘くしてどうぞ。
ちなみに当カフェのお飲物は全部、無料です。ここで出されたものは、みなさんの家のキッチンで自分で作って飲むというシステムになっていますから。悪徳商法だって? まっ、人聞きの悪い。
ウグイスサン、これからも立ち寄って話を聞かせてくださいね。

こんばんは^^
先日のETVワイド、お疲れ様でした!
大阪の夜は満喫されましたか(笑)!?

こちらはチビ二人抱えておりますため、あの時間生放送は当然リアルタイムでは見れず、録画しました。そして録画も3時間1人集中して一気にみることはこれまたできなくて(><)途切れ途切れにはなりましたがなんとか拝見しました。脳性まひの方などの言葉は、しっかり自分でできるだけ聞き取りたいって思ってがんばって聞いてみました。全て聞き取ることは難しかったですが、(番組でも話に出ましたが)彼らはたいてい(皆さん?)知的障がいがないのでちゃんとした意思を持ってらっしゃってそれを発することができるんですよね、なんかちょっとそのへん考えてしまいました。知的障がいをもつ人たち(うちの子含め)は、やはり親や周りの人間が怒ったり矛盾を訴えたりしていかなければいけないんですよね。私にはまだ知識もほとんどないのでもっと制度のこととかいろいろ知っていかなければと痛感しました。

こちらの喫茶店にもいろんなことを抱えてる方々がいらっしゃってるんですね。

どこで聞いたんだったか、障がい者と健常者っていう話題で、健常者というのはあくまでも「一時的健常者」であって、「障がい者になる可能性のある人」だということ。当たり前のことのようで、意外と気づいてない人のほうが世の中には多いですよね。私もそうだったように、「他人事」。まずはこれをとっぱらっていかなきゃなあって漠然と思ってはいますがこれがまた難しいですよねえ。でもまあ、自分の身近なところからでも、少しづつでも。

両親たちは、私に、「もっと地味に、おとなしく」生きていってほしいようですが(笑)、そうはいきません。やれること、やるべきことがたくさんあると思うので。勝手に変な使命感に燃えてる私であります。

あ、町永さんの短髪、よかったですよ!
こうやって書き込みさせていただくようになってから初めて、動く町永さん(笑)を見て、なんだかこれまでとは違った親近感を覚えました♪

私は事前に番組HPからメールを送りましたが
ついついいつものまとまらない長文になってしまったのでやはり読まれませんでした~
22日のきらっといきるにちょっと期待!?

いつもながらダラダラと長くてすいません!

カラリンカラリン(当カフェのドアベルの音ね)
おや、お客さんだ。ヒロミさんにリノちゃん、おそろいでいらっしゃい。
ヒロミさん、大阪からのETVワイド、わざわざ録画してみてくれたんだね。マスターも動いていたでしょ。
ヒロミさんもすごいね。いろいろお忙しいのに、こうして「障害者の差別」というものをご自分の暮らしの中で、しっかりと自分の考えに打ち込んでいる。
感謝と敬服だね。
これは、なんだな。ヒロミさんはリノちゃんを育てながら、リノちゃんに育てられているんだね。親は子で育つ、というわけだ。
ヨシ、リノちゃんにバニラアイスクリームだ。トッピングはホットチョコレートだからね。寒いときには暖かにしてアイスもうれしいぞ。
リノちゃん、インフルエンザがはやっているからね。帰ったらうがいと手を洗いましょう
またおいで。

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