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ハート ネット ピープル

優勝!

前回、健常者も参加する広島地区柔道大会に出場して(今年2月)、善戦しつつも敗れた川空くんをレポートしました。果たして、その後一本背負いで雪辱は果たせたのでしょうか? ・・と思いを巡らしていた矢先、吉報が届きました!


文/NHK広島放送局 ディレクター 池座雅之
5月の連休、川空君は東京で行われたパラリンピックの候補者合宿に参加しました。年上のパラリンピックのメダリストたちに混じっての練習です。まだ中学生の川空君には、体力的にも厳しい練習が続きましたが、川空君は必死にくらいついていました。

三木先生は、この合宿ですぐにあきらめない気持ちを身につけてほしいと、語っていらっしゃいましたが、その思いは川空君にも十分伝わっていたように感じました。

この合宿の成果があってか、川空君は6月に行われた広島地区柔道大会の2・3級の部で見事優勝を果たしました。9月の大会から川空君は1級の部に出場しています。この1級の部で10勝をあげれば川空君念願の黒帯です。

川空君の挑戦が始まっています。

目と耳が不自由な「盲ろう」の障害がある川空君ですが、最近、新たな通信機器で周りとコミュニケーションがとれるようになりました。それは、携帯用の点字タイプライターを携帯電話につないで使用する「ブレイルメモ」というものです。この機器のおかげで、川空君は学校や柔道場の友達、柔道のパラリンピックの合宿でであった仲間ともメールでやりとりができます。

日々、新たな世界を広げている川空君をこれからも追いかけていきたいと思っています。

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