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ハート ネット ピープル

他人に言われて嫌なこと

さらにGIDmediaの交流会「修学旅行リベンジ!」・夜の部での暴露トークは続きます。今回のテーマは「GIDの当事者が周りから言われて嫌なこと」です。

FTM B: お姉ちゃんとこの甥っ子がね、裏でね、「なぁなぁショウコ姉ちゃんは、男なの? 女なの?」「ショウコ姉ちゃんって男やろ」って言うんよなぁ。でも“姉ちゃん”って言ってるしなぁ。意味わかっとるかぁ?
一同: (笑)
FTM C: それもう固有名詞でしょ。ショウコ+姉ちゃんで1セットだから。
FTM B: そうそう。でもスーパーに買い物に一緒に行くとさ、「ショウコ姉ちゃんこっち来てーっ!!」って。もう恥ずかしい。まぁええけど。子どもは素直だからな。ほんとに。
FTM A: 子どもって怖いよね。
FTM C: 純粋すぎる。
FTM A: でも子どもに言われるとそんなにムカつかないんだよね。
FTM B: 確かに。
FTM A: でも、「別に他人なんだから、いいじゃん」って思う事に対して言ってくる大人っているよね。地下鉄でさ、メガネかけた小太りのおっちゃんがね、車両中聞こえそうな声で、「あの子男の子? 女の子?」みたいな事を電車が着くまでずーっと言ってて。その瞬間に殺意が生まれたんだけど、めんどくさいので無視してた。
FTM B: いるね。
FTM C: いるいる。
FTM A: それ分かって、何かきみの人生にプラスになるの? っていう。
FTM C: 確かに。
FTM A: 他にも今も忘れられないのが、新宿のマックで彼女と一緒にいたときのこと。何か目の前のボックス席にいた中学生ぐらいの男女が、あれ、性同一性障害じゃないみたいな感じで聞こえる声で言ってきて。手に持ってるのが熱いコーヒーじゃなかったらかけたかったんだけど。
D: 理性があった。
FTM A: うん。でもとりあえずむかついたのでね、その後……。
FTM B: 何した?
D: 何したんだよう。
FTM A: 下の階に行って、お水くださいって言って、ピシャーン。
FTM C: まじで?
D: かけたの?
FTM A: かけた。
D: ……。
FTM B: 悪口は聞こえないように言おうねって言って。
D: なるほどね。
FTM C: でもGIDであることは事実じゃん。「あ、そうですけど」って言えばいいじゃん。
FTM A: うん。そうなんだけど。まだ若かったんだよ、あの時期。
FTM B: それはあるね。
FTM C: 自分に余裕があるかないかでさ、違う。
FTM A: そうそう。自分がやっぱり、一生懸命、必死になって生きてる時ってさ、ちょっと言われるとカッとなって。今は別に言われても、「あ、そうですけど何ですか?」って言い切る余裕があるけど。
FTM B: 聞き流せる余裕があるね。
FTM A: そうそう。右から左へね。

【解説入る】
・周りから言われて嫌なこととは?
周りから言われて嫌なこと……人によって違うと思うのでコメントは難しいですが、会話の中にも出て来ている通り、自分に余裕がない時期の当事者であれば、ちょっとした発言でも敏感に反応してイラっとしてしまったり、不必要なまでに落ち込んでしまったりすることも多いようです。しかし本当の意味で自分を受け入れることが出来るようになると、他人にどう言われようと大して気にならなくなりますね。
「言われて嫌なこと」ではないですけど、GID当事者として人前に出ると、必ずと言っていいほど聞かれるのはセックスのことです。初対面なのにいきなりセックスのことを聞くの!?って最初はびっくりしたんですけど、やはり多くの人はそこに関心があるようで。まずはGIDに興味を持ってもらい、少しでも身近に感じてもらえたらいいなと思いこういう活動をしているので、出来る限り答えるようにしていますけどね。質問によっては、オブラートに包んで(笑)。もっと詳しく聞きたければ、酒を飲むくらいの仲になりましょう!と。結局、人対人の付き合いですから。仲良くなれば変な気遣いは必要なくなるし、初対面の相手であれば、そんなに深い話は出来ないですよ。相手のことを何も知らないわけですから。(GIDmedia 園田 純)

かつては恐怖のイベントだった修学旅行。今回はめいっぱい満喫!!
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