本文へメインメニューへ
ここから本文です

ハート ネット ピープル

Mr & Ms フミノ その2

[写真]昨日近所のパブに行ったらたまたま学校の先生に遭遇。右のおっさんが先生、前に映画関係の仕事をしていたらしくなかなかオモロイおっさんです。ちなみに左は先生のおかん。金曜の夜におかんとパブで一杯なんて素敵っすね。


前回からの続き→→→


すっかりというほどではないけれど、ここ最近の日本の生活ではセクシュアリティによって起こる不便はほとんどなかったので忘れていましたが、ケンブリッジに来た初日、ホストファミリーから「she」と言われて気づいたのです。


そうか、僕はsheなのか……


そんなの気にしなくていいじゃんとは思いつつもやっぱり強い違和感を感じた僕は、ホストマザーに
「実はこれこれこういうことなのだ」
と、説明すると
「じゃぁ、sheとheならどっちがいいの?」
「heのほうがいいっす。」
「了解。わかったわよ。」
と、言った感じでそれ以来なんなく「he」になりました。学校に関しても事情を話した先生はすんなりheに。

実はここケンブリッジの市長:ジェニー・ベイリー氏がGIDと言うこともあって(英国初のトランスジェンダー市長で僕も来る直前まで知らなかったんだけど)、みんなGIDに関しての知識はあるみたい。

でも今まで話した感じでは、GIDについての知識とか、GID自体がどうこうってことではなくてどんなことに対しても
「あなた個人の意見を尊重するよ」
っていう一貫したスタイルを誰からも感じることができました。

こっちに来るまでは初めて会った人に率先して事情を説明することはなくて、聞かれたら答えるって感じだったんだけど、「聞きたいんだけど聞けないなぁ……」というオーラが出ている人、もしくは、この人ホントは聞きたいんじゃないかなと僕が勝手に思う人、には話してみています。

だいたい反応は同じで、話してからのほうが仲良くなってるんだけど、一方では僕自身の弱さを感じたりもしてます。

この感覚はカミングアウトする前の頃と全く同じ。決してキモチのいい感覚ではありません。

なんかこのことを話さないと、なんとなく相手との間に見えない壁があるように感じちゃうんですよね。その壁の原因は僕が意識しすぎているからだというのはわかっているんですが、どうしても気にせずにはいられないんす。弱気な自分、相手の顔色を伺っている自分がそこにはいるのです。

先日もステイ先の息子が食事中に僕のことを「her」と言ってしまい、ホストマザーが「him!」と強く注意したときなんか、やっぱりなんか気を使われているのかなぁ……なんて凹

うーん。。。

特に性別にこだわらずいきたいと思いつつも、やっぱりこの問題はついてまわるんだなぁと、特に最初の一週間は久々に弱気になってみたりもしました。

と言ってもですね、別に悲観してるわけじゃないんすよ。想定の範囲内といえば範囲内なので。初心に帰ったようで、最近うかれてた僕にとってはちょうどいい課題なのです。

ちなみに今までどこの国の人に言ったかというと、スイス、ドイツ、ベネズエラ、イタリア、韓国、あとは、うーんっと、そんなもんだったかな? 帰ってくる反応はだいたいみんな同じで、そうゆう存在は知っているけど会うのは初めてだ、と言っております。 

韓国の子には「オポジット ハリスだ」と言うと「おーなるほどね!」と言った感じ(笑)。 韓国では超有名なハリスさん、みなさん知ってますか?

そしてまだイスラム圏の方にはチャレンジしてません。一人仲良くなったおにーちゃんがいるからラマダン終わった頃にでも言ってみよっかな。でも無理に言わなくてもいっかな。。。

こんな感じで、凸凹した毎日です。いやぁいい経験させてもらってます。ちなみに英語のほうはですね、相変わらず落ちこぼれてはおりますが、最近やっとみんなが笑うタイミングで一緒に笑えるようになってきました凸 最初はみんなが何で笑ってんのかわかんなかったもんなー


ということで、これからも引き続きごりごりいきまっせー!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://cgi2.nhk.or.jp/cgiblog/tb.cgi/3533