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2013年10月14日(月)放送
「ゴールから考える!」
効率よく問題を解くコツのひとつが、ゴールからから逆算して考える方法。この方法はテストだけでなく、日常生活のさまざまな課題を解決するのにも役立つ。この回は楽しみながら「ゴールから考える力」をトレーニングする。
― 番組概要 ―
正攻法の逆!

"テスト問題や、勉強をするとき、キミは、どのような道筋をたどって解いているかな? 頭から順序だてて、解答にたどり着くのが最も一般的な正攻法。しかし「時間がかかった~!」という経験もあるはず。そこでキミを救ってくれる強い味方が正攻法の逆『ゴールから考える』という力だ。難関大学に合格した花道の先輩も実践する「ゴールから考える」方法をキミも身につけよう!

ゴールから考える回路へ

だれでも普段の生活で何気なく行っている「ゴールから考える」という方法。 実はこの方法、勉強にも使える。ゴールから考えれば「目的を達成させるためにやるべきこと」が見えてくるため、発想力が広がり、さらに効率もアップする。

トレーニング「ナゾナゾ」
例題

てるてる坊主の代わりにガムテープがつるされている。それはなぜか?

▼解答例

このナゾナゾ、注目すべきは問題の後ろにあるワード。

ガムテープ

ガムテープは貼れる

『貼れる』は『晴れる』

てるてる坊主の代わりにガムテープがつるされている。

と、導けるぞ。

実はナゾナゾとは、多くの場合『答えというゴールから⇒過程をさかのぼり⇒問題』が作られている。

まずは簡単なナゾナゾを解いて、普段から備わっている"正攻法の頭の回路"を"ゴールから考える回路"へと変換していこう!

問題

うさぎ、バッタ、カエルがいる。

このうち、呼んでもバッタだけが振り向かなかった。どうしてだろうか?

▼解答例(※クリック)

「ゴールから考える」利点

正攻法だけで考えてしまうと考えが行き詰まり、壁にぶち当たってしまうことがある。

そんな時に試してみるのが、ゴールから考えること。ゴールから発想を広げることで問題解決への近道となることがあるぞ。

利点1「効率アップ!」

問題を読み、正攻法で解答に向かう場合、時として手探り状態に陥ることがある。これは、順序だった目先のことしか頭に入らず迷いながらゴールに向かってしまうからだ。

この時、ゴールから考えると、目的を分析し、考えを広げやすい。その結果、解く手段が絞られ、効率的に解答につなげることができるぞ。

トレーニング「虫食い問題」

27×【?】=648

【?】に入る数字を入れなさい。

▼解答(※クリック)

トレーニング「発想力問題」

900mlと400mlが量れるコップがある。この2つのコップを使って、水600mlを量るにはどうしたらよいだろうか?

▼解答と解説(※クリック)

トレーニング「数式問題」

【3・4・7・8】の4つの数字と【+・-・×・÷】を使って「6」になる数式を作ってくれ。( )を使ってもOK。

▼解答と解説(※クリック)

利点2「発想が広がる!」

例えば、作文や小論文を書く場合、与えられたテーマに対して全体の構成を考えず書き始めてしまい、話の方向が定まらず、ついには結論で何が言いたいのか自分でも分からなくなってしまうことがよくある。

そこで「ゴールから考える」。つまり自分の結論を決め、そこから遡って、全体の構成を決めていくと、結論をまとめるのに必要な要素が見えてくる。さらに、その要素を論ずるのに必要な肉付けや例など、どんどん発想が無限に広がっていくのだ。その中からベストな流れを選び、まとめればオリジナリティーがあり、論拠にズレが無い文章が出来上がるはずだ!

トレーニング「なぞかけ」

お笑い芸人のねづっちさんの「なぞかけ」は、ゴールから考えて発想しているという。その方法を教えてもらったぞ。

<発想の仕方>

例えば、「コーヒーとかけまして、モテる男と解く。その心はマメが肝心です。」というなぞかけの場合、まず「コーヒー」というお題に対してその関連ワードをいろいろと発想していく。この中から今回は「豆」を選んだ。「豆」というのは、人間の「マメさ」とも捉えることができ、なぞかけのオチになりそうだなと考える。

なぞかけには、「何々と解く」の部分が必要。オチの「豆・マメ」が共通になるものとして、マメな男はモテると言われることから「モテる男」を考えた。

完成形としては、「コーヒー⇒モテる男⇒まめ」という順番で、実際に考えている順番は、「コーヒー⇒まめ⇒モテる男」となる。

キミも友だちと「なぞかけ」をやってみよう!

花道の先輩からのアドバイス
さまざまな教科で役立つ

"ゴールから考えて効率をアップする"という方法は数学はもちろん、そのほかの教科でも、暗記や長文問題などに使えるぞ。

  • 英語や国語などの長文読解の時に、ゴールから考えるようにしていた。 まず問題文を見て、何を聞かれているかを把握し、長文の中で該当箇所(ワード)を探せば、すぐに見つかるので時間短縮になる。
  • 社会系の科目に逆から考えるという方法を使っていた。教科書をただ読んでいると時代の流れに沿って見ているだけで、受け身の勉強だったが、ある事件から遡って「この事件は何で起きたんだろう?誰が引き起こしたんだろう?」と考えると疑問が生まれて、自分の身に付きやすかった。
小論文で役立つ

さらに、"ゴールから考えて発想を広げる"方法は、小論文や論述問題、さらに大学で書くレポートなど求められているゴールが明確でない場面で活躍する! つまり、自分の考えを表現する時に役立つのだ。

  • 小論文では、着地点を最初に決めることで、そこから考える幅が広がっていく。いろいろな肉付けをして、また最終的な着地点に戻るというやり方がよかった。
  • 自分の解答を読んでいる人が納得するように、自分の結論を納得させるにはどういう風に論を展開したらいいのかをまず考えた。そのため、先に結論を決めてあとはそこに持っていくルート、道筋を考えるようにしていた。
重要ポイント
  • 自分はゴールから考えたとしても、解答の丸付けする人は、頭から読んで丸を付けていく。絶対に上から読んでも抜けがないか、漏れがないか、飛んでいないかを他人の頭になって考えるようにして、チェックすることが大事。

ゴールから考えた後は、その道筋に間違いはないか?しっかりチェックすることが必要だ。その点に注意して、ぜひみんなも試してみてくれ!