過去の放送

2013年6月10日(月)放送
「カッコいい日本語!」
日本語の表現を豊かにする2つのステップ、「言葉を増やす」と「言い換える」。それぞれのチカラを高める方法をゲーム形式で紹介するぞ。
― 番組概要 ―
日本語に大注目!

今、日本語が熱――――い! 日本語が必要なのは国語に限った話ではない。例えば、社会科の入試問題では、文章問題が増加。日本語の表現力が問われるようになってきている。さあキミも日本語を豊かに使い、カッコ良く生きよう!!

ぼんやり漢字 お試し問題

街で見かける『ぼんやり漢字』をキミはちゃんと読めるかな。

【1】月極

【2】貼付

【3】医学博士

【4】農作物

【5】生そば

【6】代替機

【7】急坂

▼解答(※クリック)

日本語の表現力をアップすカギ

日本語の表現力をアップするために2つのカギを紹介するぞ。

カギ1「言葉を正しく使う」
キーワード(1)「同音異義語」

同音異義語とは、同じ発音で意味の異なる言葉のこと。例えば、「こうてい」と言っても、「校庭」「皇帝」「高低」「行程」「肯定」などがある。

同音異義語で最も多いと言われているのが、「こうしょう」。「交渉」「校章」「考証」「厚相」「口承」などその数49(広辞苑第六版調べ)! キミはそれぞれ、どういう意味か区別がつくかな。

同音異義語問題

「たいしょう」の同音異義を書いてみよう!

(全部で19あるといわれているぞ)

▼解答(※クリック)

【テストに出やすい同音異義語 御三家】

大学入試を詳しく知る先生たちに聞いたテストに出やすい同音異義語を紹介するぞ。

【1】たいしょう

前述の中でも、中でも「対称」と「対象」と「対照」の違いを見極めるべし!

  • 対称:イメージで表すと【鏡合わせ】。点や線で互いに向き合う関係だ。
    例)「この建物は、左右対称です」
  • 対象:【相手のこと】。目標となるものを示す。
    例)「彼は私の恋愛対象よ」
  • 対照:【比較する】、違うものを見比べるという意味。
    例)「あの二人は対照的だ」
【2】かんしん

「関心」と「感心」を見極めるべし!

  • 関心:イメージで表すと【関わってみたい心】。心がひかれ興味を持つこと。
    例)「私は歴史に関心がある」(※名詞で使われることが多い)
  • 感心:【感動した心】。立派だ、優れていると心に思うこと。
    例)「彼には感心する」(※動詞で使われることが多い)
【3】ほしょう

「保証」と「保障」と「補償」の違いを、見極めるべし!

  • 保証:イメージで表すと【大丈夫】。大丈夫だ、確かだ、と請け合うこと。
    例)「保証書」や「保証人」
  • 保障:【守る】。障害のないよう守ること。
    例)「老後を保障する」や「安全を保障する」
  • 補償:【ゴメンナサイ】。損害を補い償うこと。
    例)「被害を補償する」

この同音異義語御三家はちゃんと使い分けられるようにしておこう。必ずキミの役に立つはずだ!

キーワード(2)「同訓異字」

同訓異字とは、「同じ訓読みで異なる文字を使う言葉」。例えば、「さす」とひと口に言っても、刺す・差す・指す・挿す・射す など読みは同じでも意味の違う言葉がたくさんある。

キミは使い分けられるかな?

<同訓異字問題>

正しい漢字をABCの中から選べ。

【1】「仇をうつ」(A打・B討・C撃)

【2】「あつい夏」(A熱・B厚・C暑)

【3】「ロープをとく」(A溶・B解・C説)

【4】「例をあげる」(A上・B挙・C揚)

【5】「鏡に顔をうつす」(A映・B写・C移)

【6】「梅雨があける」(A明・B開・C空)

【7】「体重をはかる」(A計・B測・C量)

【8】「針が12時をさす」(A差・B指・C刺)

【9】「エレベーターでのぼる」(A登・B上・C昇)

【10】「勝利をおさめる」(A収・B納・C修)

【11】「喜びをあらわす」(A著・B表・C現)

【12】「事故にあう」(A合・B会・C遭)

【13】「言いかえる」(A替・B変・C換)

【14】「消息をたつ」(A断・B裁・C絶)

【15】「業務につく」(A付・B就・C着)

【16】「先生にすすめられた本」(A薦・B進・C勧)

【17】「はえある受賞」(A映・B生・C栄)

【18】「司会をつとめる」(A務・B努・C勤)

【19】「百年の恋もさめる」(A冷・B醒・C覚)

▼解答と解説(※クリック)

同訓異字を見分ける必殺技は「二字熟語を作る」ことだ!

例えば、「新入社員をとる」の『とる』という漢字がどれだかわからない場合、たくさんある「とる」の字からそれぞれ二字熟語を作ってみて文章の意味にあうか試してみる。すると、
取るは取得、捕るは捕球、撮るは撮影、盗るは盗難、録るは録画、摂るは摂取、獲るは収獲、執るは執筆、そして採るは「採用」という言葉が作れる。こうすれば「新入社員をとる」は「採る」の字が正しいことがわかるはずだ。

【テストに出やすい同訓異字 御三家】
【1】はかる

計る・測る・量る・図る・諮る・謀る

【2】かわる

変わる・代わる・替わる・換わる

【3】おさめる

収める・納める・治める・修める

ぜひキミも、参考にしてみてくれ!

カギ2「言葉を増やす」
キーワード「類義語」

類義語とは、「言葉は異なっているが、意味の似かよっている言いまわし」のこと。 「きれい」と「うつくしい」、「言う」と「話す」などを指す。実際にテストを採点する先生たちは、小論文で、何度も同じ言葉が使われていると、表現が稚拙と判断し、減点することもあるというぞ。しかし類義語を知っていれば、受験で役立つのはもちろん、表現の幅を広げて、暮らしを豊かにすることができる!

<類義語問題>

「人がたくさんいる」

などで使われる「たくさん」を別の言葉で表現してみよう。

▼スタジオの解答例(※クリック)

「たくさん」を表す類義語でもその物や状況に応じて使い分けることが大事だぞ。