デニム沼まとめ

11月20日(火)午後6時55分 Eテレ 放送

イラスト担当:徳田有希

デニム沼

みなさんは、デニム生地の洋服を持っていますか?カジュアルに着こなせるデニム生地のアイテムは、一着あると便利ですよね。街頭でインタビューしてみると、「はいているだけでなんかかっこいい」「ザラザラしてる感じが好き」など、デニムは多くの人に愛されているようです。今回はそんな、デニムに超愛情を注ぐハマったさんをご紹介します!

1日23.5時間はデニムを着ている!?
大学2年生のみくん

ジャケットやパンツに帽子、さらにはインナーにいたるまで全身デニムコーディネートで登場したのは、大学2年生の「のみくん」。「デニムは人間の肌と同じ」「1日23.5時間くらいはデニムを着ている」というほどのデニム好き。さらに、のみくんは、着るだけにとどまらず、デニム生地での服作りにもハマっているんです。
のみくんの出身地は、繊維業が盛んな岡山県倉敷市。国産ジーンズの発祥の地でデニムの町として知られています。のみくんは町の工房で、1日8時間ちかく、デニムの服を作り続けています。これまでに作ったデニム服は、なんと20点以上!
 そんな のみくんが憧れるのは、ジーンズが誕生した時代。今からおよそ150年前のアメリカ。ジーンズは炭鉱などで働く人たちの間で、丈夫なワークパンツとして大人気になりました。のみくんは、そんな「当時」の職人になりたいと、服作りも「当時」にこだわります。たとえば、生地。のみくんによると、現代のジーンズでは珍しい薄さと、のみくんが「表情」と呼ぶ、染めムラが魅力なんだとか。また、ミシンは、1927年製の「足踏みミシン」を使用。電気を使わずに足元のペダルをペコペコと踏むことでミシンが動く仕組みになっています。足が疲れてくると、「当時の職人さんも疲れただろうなー」と思い、「当時」を感じるのがたまらないのだそう。
ちなみにお値段は、なんと22万円!誰かに買われてしまったらもう手に入らないと思ったのみくんは、節約とアルバイトに精を出し、必死でお金をためて購入したそう。

のみんくんがデニムにハマった原点
倉敷工業高校に潜入!

のみくんは倉敷工業高校のファッション技術科出身。ここでは染色や生地作りから、製品にいたるまで、服作りに関するさまざまな授業が行われています。のみくんがデニムにハマった原点ともいえる「デニム専門の授業」を担当している窪木先生が、のみくんの卒業制作を見せてくれました。それは、なんとデニム生地で作られたセーラー服!
実は、岡山県はデニムの産地であるだけでなく、学生服の産地。その2つを服で表現したかったのだそう。スカートは、白色のデニムの裏面を使用するなど、デニム生地の特徴をよく生かしたデザインになっています!

町中デニムだらけ!
ジーンズの聖地「児島」

国産ジーンズ第1号が誕生したのが、倉敷市の児島地区。40店舗にも及ぶジーンズショップが立ち並ぶ「児島ジーンズストリート」や、ジーンズをモチーフとしたマンホール、ジーンズのオブジェなど、町中がジーンズであふれているのです。きわめつけは、デニム柄をラッピングした、ド派手な見た目の「ジーンズタクシー」!
そんな児島にあるデニム加工工場で、この4月から働く「はらだくん」も、デニム沼のハマったさんの一人。なんとジーンズソムリエの資格を取ってしまうほどのハマりっぷり!未知なる職人の世界に飛び込み、デニムの伝統の技を学びたいと、奮闘の日々です。番組MCの松井愛莉さんは、オリジナルのデニムジーンズを作るべく、はらだくんに習ってジーンズ加工に挑戦することに!専用のヤスリでダメージ加工を施したり、レーザー加工でイニシャルを入れるなどして、世界に一つだけのデニムジーンズが完成!その出来栄えに、松井さん、大満足!

ダメージや色落ちが楽しめるのも、デニムの魅力の一つですよね。みなさんも、自分好みのデニムを見つけてみてはいかがでしょうか!