大統領を目指す君のためのサイエンス

エネルギー、原子力、地球温暖化、テロ… 危機に直面した時、君ならどうする?

リチャード・ムラー物理学教授

カリフォルニア大学バークレー校 リチャード・ムラー物理学教授

どんなに強力なリーダーでも物理の法則には逆らえない。物理は法の原理よりも先に来るのだから。
瞬時に判断を下さなければならない大統領が押さえておくべきサイエンスとは…。
名門カリフォルニア大学バークレー校 人気ナンバーワン教授登場!

次回放送予定

2014年6月13日(金)Eテレ 午後11時~午後11時54分
(初回放送日:2013年5月3日)

アンコール放送 第5回 エネルギーの未来 大統領に提言せよ

君は、ばったり大統領とエレベーターに乗り合わせた。最上階まで行く間の30秒間でエネルギー問題について、大統領に提言せよ。学生に向けたこの難問から最終回の講義は始まる。「送電網を新しくしましょう。送電中の電力損失を抑えられる。発電能力を上げる必要がなくなります」「投資という形で開発途上国に天然ガス火力発電や太陽光発電など建設費を投資しましょう。温暖化を食い止められ50年後には投資額の10から20%が返ってきます」「電力会社に二酸化炭素排出による『他国への損害』を支払わせるよう強制してください」などなど現実的なアイデアが提示され、教授との議論形式で進んでいく。講義の結びはこうである。「科学は、すべての人間が同意すべきごく狭い分野である。しかし多くの科学者は科学的な説明に自分の信条を反映させてしまう。君たちは高い意識でそうならないよう務める必要がある。大勢の人の意見を聞くべきだ、その中にいい答えがなかったら自分で探すんだ。ときにそれは時間がかかるものだ。大統領を目指す君たちは肝に銘じて欲しい」。感動的に講義は締めくくられる。

お知らせ

  • 放送は終了しました。
    再放送等の予定が決まり次第お知らせします。
  • バークレー白熱教室第3回「地球温暖化の真実」のなかで、ドライアイスを箱に入れ温度をはかる実験を行いました。これは温まった二酸化炭素が空気より重いために箱の中に留まり毛布のような効果を発揮することを示す実験であり、いわゆる「二酸化炭素による地球温暖化」のメカニズムそのものを表現したものではありません。