コーヒー香る町 函館
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今年も残りわずかとなりましたね。
2019年、道南の様々なところへ行かせていただきました。
取材にご協力いただいた皆さん、放送を見てくださった皆さん
本当にありがとうございました。
さて、札幌からお伝えした函館のコーヒーの歴史を
青森放送局でもお伝えしました!
今日はその内容をご紹介します♪
函館、実はコーヒーと深いかかわりのある町だったんです。
まず向かったのは、新鮮な魚介類が並ぶ朝市です。
市場の奥には、なんとカウンターが!!
こちらでコーヒーを飲むことができます(^^)
店主の菅原雅仁さん。
朝市で働く人や地元の人にもコーヒーを飲んでもらいたいと
朝市の中で喫茶店を始めることにしました。
午前7時から営業しているので、目覚めの一杯にいいですよね(^^♪
さて、次に向かったのは、五稜郭公園の中にある箱館奉行所。
実は、かつて箱館奉行所ではコーヒーを薬として使っていたんです。
特別に、当時のコーヒーを再現していただきました!
箱館奉行所の職員さんに教えてもらいながら
すりばちでコーヒー豆をすっていきます!
細かくなるまで20分かかりました。
腕がパンパンになりました・・・。
当時はコーヒーを飲むのも一苦労だったんですね。
細かくなったらお湯で煮だします。
当時は麻の袋を使っていたそうです。
できたコーヒーがこちら!
良薬口に苦し。とても苦かったです。
そして、最後に訪れたのが昭和7年創業という老舗のコーヒー店。
なんと、朝市の喫茶店のマスター、菅原さんが出迎えてくれました。
菅原さんは、このお店の5代目なんですが、
代々血縁関係はありません。
その時その時、コーヒーを愛する人たちが受け継いできたんです。
3代目が残した貴重な資料を見せていただきました。
コーヒーが函館で長く愛されていたことが伝わってきました(*^^*)
ここからは時間の都合上、青森ではお伝え出来なかった内容です!
道内で一番古いばいせん工場も訪れました!
見せていただいたのは、ばいせん前のコーヒー豆。
こんな色をしています。
生の豆を機械でばいせんしていきます。
こだわりは隣町七飯町の炭を使うこと。
ばいせん中の豆は職人さんが少しずつ取り出しながら色を確認して、
ちょうどいい具合まで焼いていきます。
見極めは職人さんのカンが頼りなんだそうです。
機械の中の豆を出すとこんなにたくさん!!
炭火とコーヒーのいい香りが充満していました!
ぜひ函館で喫茶店やカフェ巡りをしてみてください(^^♪