第4集は、関東、富士山周辺の二百名山を巡り、南アルプスから、中央、北アルプスへと大縦断する。
南アルプス北部・農鳥岳を下山した田中。まず関東の残りの二百名山へと向かう。
櫛形山、乾徳山、和名倉山、武甲山、大岳山と一日一座のペースで踏破していく田中。だが、台風や土砂崩れによる通行止めに阻まれ過酷な大迂回を強いられるなど、思うように行かない旅にストレスを溜めていく。
そこから、三つ峠山、愛鷹山など、富士山周辺の4座を踏破。続く七面山では、年に一度の大祭に遭遇。信仰の山を白装束の人々とともに登る。
そして、再び南アルプス・南部へ。深南部と呼ばれる秘境の山々に挑む。アプローチが長く険しい笊ヶ岳、今も崩落が進む「無間地獄」大無限山を踏破し、南ア主稜線にある上河内山、池口山へと登る。その時山は紅葉を始めていた。
続く中央アルプス、安平路山から南駒ケ岳へは、背丈ほどもある笹ヤブが立ちふさがる。そこで田中は1年前の遭難者が残したザックを偶然見つけてしまう。
暦は10月。秋深まる北アルプスへと入った田中は、大天井岳から表銀座縦走路を経て燕岳、烏帽子岳から裏銀座縦走路を経て赤牛岳へと歩く。だが、日に日に稜線は冷え込みが増し、続く後立山連峰へと向かう直前、北アルプスは猛吹雪に包まれる。恐れていた冬が訪れたのだ。
No | 山名 | 標高(m) |
---|---|---|
048 | 櫛形山 | 2052m |
049 | 乾徳山 | 2031m |
050 | 和名倉山 | 2036m |
051 | 武甲山 | 1304m |
052 | 大岳山 | 1266m |
053 | 三ツ峠山 | 1785m |
054 | 御正体山 | 1681m |
055 | 愛鷹山 | 1504m |
056 | 毛無山 | 1964m |
057 | 七面山 | 1989m |
058 | 笊ヶ岳 | 2629m |
059 | 大無間山 | 2330m |
060 | 上河内岳 | 2803m |
061 | 池口岳 | 2392m |
062 | 安平路山 | 2363m |
063 | 南駒ヶ岳 | 2841m |
064 | 経ヶ岳 | 2296m |
065 | 小秀山 | 1982m |
066 | 位山 | 1529m |
067 | 霞沢岳 | 2646m |
068 | 大天井岳 | 2922m |
069 | 燕岳 | 2763m |
070 | 有明山 | 2268m |
071 | 餓鬼岳 | 2647m |
072 | 烏帽子岳 | 2628m |
073 | 赤牛岳 | 2864m |