週刊グレトラ日誌

今週のヨーキさんとゆかいな仲間たち

2015年11月

2015年11月19日 (木)

ヨーキさん観察日誌(10/12~10/18)

10月12日

視界不良、ホワイトアウト状態の白馬岳山頂。雪倉岳へ登頂予定も、白馬山荘に停滞することに。登山口から白馬山荘までは、紅葉と白馬大雪渓の景色を楽しみながら登りました!

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2015年11月19日 (木)

今週のヨーキ(10/12~10/18)

10月12日(月)「冬入り」

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朝陽が差し込んだ猿倉を6時40分に出発した。予報では夕方から天気は下り坂となっていた。3,000メートル近い白馬岳は麓の天気よりも早く崩れ始めるだろうと予測した。

始めから予測を優先して雪倉岳へは行かず、白馬山荘止まりとしてゆっくり出発しても良かった。でも、明日のことを考えると今日中に雪倉岳を登っておきたかったので、麓の天気予報通りだったらギリギリ登れる予定を組んだ。もちろん、タイムリーな天気や山頂稜線の状況を優先する気持ちで登り始めた。

猿倉から白馬岳に登るのは初めてで、日本三大雪渓の一つ、白馬大雪渓を通過する。これで、昨年から数えると三大雪渓をすべて歩くことになる。猿倉山荘のご主人から、今年は雪が多く大雪渓もかなりのものだと言われた。

アイゼンを使うのは北海道カムイエクウチカウシ山以来だ。久しぶりの雪渓歩きに心が踊った。しかし、三大雪渓の中で一番多くの登山者が登る白馬大雪渓は落石の巣、わくわく感は高まったが同時に緊張感も高まった。

見頃となった紅葉を見ながら、ペースをあげて登る。白馬尻小屋を抜けると目の前に大雪渓が現れた。先行する登山者が遥か彼方に見える。想像よりも狭い谷を見て、落石が起こればタイミングによっては避けきれず、落石による負傷者や死者が毎年出ていることが想像できた。

アイゼンをはいてヘルメットをかぶり、登り始めた。最初はアイゼンの効き具合や歩き方を確かめながら歩いた。うっすら残る食紅を頼りに徐々にペースを上げた。落石の危険性が高い場所はなるべく早く抜けることが最善だ。中盤まで来ると谷の右岸側からガラガラと音を立てながら、頭サイズの岩が落ちてきた。雪渓手前で止まったが、その後も断続的に落石が続いていた。緊張感が強まった。さっさと登ろう。

大雪渓を登りきりひと安心、ふと稜線方向を見上げると、9時前だというのにすでに稜線は濃い雲に包まれた。吹き下りてくる風も時々強くなっていた。予報や自分の予想よりも早く、山頂稜線の天気は下り坂のようだ。途中で下山してきた登山者に稜線のことを聞くと、稜線は風が強く積雪が5センチほどあると教えてもらった。大雪渓を抜けて20分ほどで標高は2,500メートルを越えた。すると気温がグッと下がり、登山道は雪でおおわれた。2,500メートルまでは半袖で大丈夫だったが、そこから先はさすがに一気に体が冷えた。すぐさま防寒着を着こんで、登り続けた。黙々と木段を登ると、視界50メートル位の中に突如白馬岳頂上宿舎が現れた。ここまで来れば、稜線は直ぐだ。15分ほどで宿泊先の白馬山荘に到着した。

視界はさらに悪くなり、20メートル位となった。風はまだそれほど強くはなかったが、これからどんどん強くなることを考えると、視界不良の中なんとか雪倉岳へ行けたとしても、再び白馬山荘に戻って来るときにさらに厳しい状況になった場合、帰ってこれなくなる可能性が高い。積雪、強風、視界不良の3拍子が揃った状況での登山はかなりリスクがあると考えて、今日は白馬山荘止まりとした。

山荘でゆっくりしていると、風はあっという間に強さを増していった。明日はさらに厳しい天気となる。臨機応変な対応が必要となりそうだ。

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2015年11月10日 (火)

今週のヨーキ(10/5~10/11)

10月5日(月)「人気の縦走路」

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蝶ヶ岳ヒュッテを6時40分に出発、今日も北西からの風は冷たく強い。昨日の縦走路とは一変して、今日のルートはずっと北アルプスの大展望に包まれて歩くことになる。誰もが一度は歩いてみたくなる縦走路。それを1日で駆け抜ける。なんとも贅沢な時間となりそうだ。

出発して直ぐに迎えてくれたのは、穂高連峰にシルエットとなって映る蝶ヶ岳だった。そのとなりには槍ヶ岳。さらにこれから目指す常念岳が見えた。去年、残雪の中常念岳に登ったことが懐かしかった。山頂から大天井岳へとのびる見事な尾根道を見て、歩いてみたいな~と思った登山道、早くも実現することになった。

常念岳までは本当にあっという間だった。残雪の時の記憶を思い出しながら、秋が深まる常念岳を通過した。常念岳を越え、冷たい北風を体に受けながら一気に小屋までかけ下りた。小屋のトイレの前の樽に氷が張っていた。僕にとっての初氷に一人喜んだ。

小屋から200メートルほど登り返すと、待ちに待った気持ちのいい尾根道となった。尾根の一番高いところよりも少し低い斜面をトラバースするように、遠くまで道が続いているのが見えた。昨日の樹林帯の縦走路も好きだが、遠くまで自分が歩く道が見える縦走路はもっと好きだ。「早くあの見えている場所に行きたい!」と気持ちも高ぶり、自然に進む速さも早くなった。

11時前にたくさんの登山者でにぎわう大天荘を通過して、本日一座目の大天井岳に登頂した。大天井岳の山頂からの景色は申し分なく、槍ヶ岳をよく見ると、朝出発した時よりも、よりいっそう鋭くとがって見えた。さらに、このとき初めて白く雪化粧をしたように見える燕岳が見えた。そこまで続く表銀座は北アルプスのあこがれの縦走路のひとつだ。

山頂からの景色を動画や写真におさめたあとは、大天荘に戻り、秋晴れの空の下、天ぷらうどんを頬張った♪「うまい!」の一言だ。大天荘はこじんまりとした山荘で、可愛らしかった。次はこの小屋にも泊まりたいと思いながら、エネルギーも満タンになったところで、早速2座目の燕岳へ向かった。居合わせた他の登山者の方々が「頑張って~」と見送ってくれた。

表銀座に入って直ぐに気がついたのは、すれ違う登山者の数だった。さすが人気の縦走路!常念岳から大天井岳の縦走路の3倍はいたかもしれない。また、若い登山者が多かった印象もある。平日に縦走する人のほとんどが年輩の方だが、ここは違うようだ。

ここでも気持ちが高ぶり、1時間ほどで平日の山小屋とは思えないほどの登山者でにぎわう燕山荘を通過した。小屋で休憩する前に先に燕岳へ向かう。小屋に荷物を置いて身軽になり、燕岳を目指す登山者がたくさんいた。

燕岳は北アルプスの他の山にはない、花こう岩が造り出す世界が広がっていた。甲斐駒ヶ岳や宮ノ浦岳を思い出すような、白い花こう岩が広がり、独特な形をした岩もたくさんあった。中にはイルカに似た岩もある。

山頂が近づくにつれて、狭い山頂にたくさんの人が集まっているのが見えた。そして、僕がきたことがわかったみたいで「よーきがんばれー」と声が届いてきた。見上げるとたくさんの人が手を振っていた。皆さんの笑顔と拍手に迎えられるように、山頂に到着した。花こう岩が侵食されて、ステージのようになった狭い山頂はたくさんの笑顔で溢れていた。燕岳の山頂標識は花こう岩に埋め込まれていた。

山頂からの景色は文句なし!この2日で北アルプスをかなり北上してきたことを周りの山々が伝えてくれた。明日登る有明山が随分と低いところに見えた。

下山のことも考えて燕山荘に戻ると、ここでもたくさんの登山者の方々が拍手で迎えてくれた。小屋でちょっと小休止、おしゃれにケーキセットを食べて、北アルプス三大急登を1時間でかけ降りて、中房温泉に午後3時半に飛び込んだ。久しぶりの温泉で、2日間コースタイム35時間歩いて疲労した体を温めた。

緊張から始まった北アルプス序盤も、自分の計画通りに終えることができて、納得の2日間となった。イヤー贅沢な時間だった~

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2015年11月10日 (火)

ヨーキさん観察日誌(10/5~10/11)

10月5日 168座目 大天井岳~169座目 燕岳

前日に霞沢岳から稜線を縦走し、蝶ヶ岳ヒュッテに宿泊したようきさん。2日目は、そこからさらに北へ稜線を歩き、百名山の常念岳、大天井岳、燕岳と登頂し、中房温泉まで下るという16時間のロングコースです。昨年常念岳から北へ続く稜線を見て、歩きたいと思ったと言う、通称「表銀座縦走路」。燕岳へと続くなだらかな稜線は、北アルプスの中でも人気の縦走路で、ようきさんも楽しみにしていた山旅です。

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百名山に比べ、標高が低く森林限界に達しない山が多い今回の旅の中で、行く先々の道が見え、周囲の山々が見渡せる稜線というのは、ようきさんにとってご褒美のようなものなのかもしれません。燕岳山頂には多くの登山者も集まり、ようきさんも「人気の理由がわかった」とその魅力を語ってくれました。

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2015年11月05日 (木)

今週のヨーキ(9/28~10/4)

9月28日(月)「ここも中央アルプス♪」

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中央アルプスと聞くと、木曽駒ヶ岳から空木岳の主稜線をイメージしてしまう。また、アルプスの中では一番コンパクトでアプローチがしやすいとも言われ、木曽駒ヶ岳はロープウェイを使えば、あっという間に山頂に立つことも可能だ。

だが、実際の中央アルプスはそんなにコンパクトではなく、主な山で言えば、南は恵那山、北は経ヶ岳ととても長い。整備されて、縦走しやすい北や南アルプスに比べると中央アルプスは木曽駒ヶ岳や空木岳、南駒ヶ岳以外は難しいところが多い気がする。ましてや、恵那山から経ヶ岳まで全山縦走となれば、かなり歩きにくいところが多くなる。

そんな中央アルプスの北の山、経ヶ岳に今日は登る。中央アルプスのイメージが正直あまり無かったのだが、れっきとした木曽山脈の一つ、どんな雰囲気が待っているか楽しみだ。

午前中は駒ヶ根から登山口まで、22キロを南アルプスを眺めながら疾走、予定より遅めの12時過ぎに登山口を出発した。登山口となるお寺の住職さんが、経ヶ岳の山の名の由来を教えてくれた。昔、偉いお坊さんが経ヶ岳に登り、山中で観音様を彫ってそこにお経を書いて収めたことから、経ヶ岳と名がついたそうだ。

初めは植林地の山中を蛇行して登っていき、標高が2,000メートルを越えてくると落葉松や白樺に包まれてくる。雰囲気はまさに北海道だった。落葉松が紅葉している感じがなんとも故郷を思い出させてくれる。

そこからさらに標高が上がると8合目となり、目の前には八ヶ岳や南アルプスの大展望が広がった。あまりの展望に息を飲んだ。懐かしい山々が見え、旅を少しだけ振り返った。またそこには、地元中学校の登山強歩の記念碑があった。どうやら今年で63回目を迎えたみたいだ。山と地域とのつながりがしっかりしていることを感じた。

8合目から9合目までは所々に展望があって、景色を楽しめる。また、山頂はガラリと雰囲気が変わり、シラビソの林に包まれていた。さらに十一面観音様もいらっしゃった。

木々の色づきかたは昨日までと似ているところもあったが、植生や変化のある山の雰囲気はこの山特有の世界だと感じた。景色を望める場所が少なくとも、その場所から見える景色は特別だ!麓の町の田畑が金色に染まって見えたのも、秋ならではの景色だろう。そのなかでも、落葉松の色づきを見て故郷を思い出させてくれたことが、この山での一番の思い出になりそうだ。

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2015年11月05日 (木)

ヨーキさん観察日誌(9/28~10/4)

9月28日 164座目 経ヶ岳

中央アルプス最後は、北端に位置する経ヶ岳。登山口まで、20キロほどの田んぼ道を歩きます。収穫を待つ稲たちは、太陽に照らされ、急ぐようきさんも思わず「きれいな黄金色」と立ち止まるほどの美しさでした。この日は、久しぶりの雲ひとつない晴天。山は秋色に染まり始めましたが、急登を登りはじめると汗が吹き出し、長袖を脱いでタンクトップ姿で山頂を目指していました。標高2,300mほどの経ヶ岳は山頂も樹林帯に覆われて展望はありませんでしたが、八合目では視界が開け、つい数日前にいた南アルプスを感慨深けに眺めるようきさんでした。

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