週刊グレトラ日誌

今週のヨーキさんとゆかいな仲間たち

2015年8月

2015年08月13日 (木)

ヨーキさん観察日誌(7/20~7/26)

7月20日 神室山

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神室山の麓にある役内集落をヨーキさんが歩いていると、町内会の方が声をかけてきました。
「見せたいものがあるから是非こちらに来てください!」
突然のことに少し戸惑うヨーキさんでしたが、誘われるままに村の集会所に入ることに。そこには獅子舞の獅子が置いてありました。実はこちらの役内集落には300年前から、獅子舞をはじめとした「番楽」の文化が残っているといいます。神室山を霊場とする山伏(山岳信仰の修験者)が役内に身を寄せて以来、舞い継がれてきたとか。悪病除けや五穀豊穣を祈ります。今回は、ヨーキさんの旅の安全のために役内の皆様が獅子舞を披露してくれました!山への信仰を体感したヨーキさん、いざ神室山に登ります。

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2015年08月13日 (木)

今週のヨーキ(7/20~7/26)

7月20日(月)「神の山」

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朝の天気予報では、日中は雨となっていた。外はカラ梅雨の東北にもようやく梅雨が来たような空だ。すでに少しムシムシする中、10キロ先の神室山登山口を目指した。

1時間後、神室山の玄関口となる役内(やくない)という集落を歩いていると、遠くの方に町内の方が全員集まっているんじゃないかというくらい集まっていた。近づくと町の人たちから「頑張って~!神室山に来てくれてありがとう」と声援を頂いた。ちょうど公民館の前に着くと町内会長さんが「ようこそ神室山へ!お待ちしてました!!」と歓迎してくださった。続けて「皆さんお待ちですからこちらへどうぞ!」と有無を言わさず案内された。訳もわからず公民館の中に入ると、祭りの衣装に身にまとった方と祭壇の前には派手な衣装を着た方、そして、傍らには獅子舞いに使うようなモノまで。(まさか、NHKのスタッフがセッティングしたんじゃ…とあまりの用意周到ぶりに疑ってしまった。)

突然のことでどうしていいか、戸惑っていると「さっ、中へどうぞ!」と中央に置かれた一枚の座布団に通された。そこに座ると、祭りの衣装を着た方に「これから神室山に登る田中さんのために、登山と旅の無事をこの地に伝わる獅子舞いで、清め祈願させていただきます。」と言われた。 すると、派手な衣装を着た二人の方が、獅子をかぶり、祭りの衣装の人たちの歌や太鼓と笛、鈴のリズムに合わせて、踊り始めた。

終わってから聞いたが、百年以上前からこの地で守り受け継いできた伝統芸能らしく、間近で見たこともましてや自分が祈願されることになったのも初めての経験。太鼓の音に合わせて獅子が口を閉じると「カン!」と音がなり、その音が胸にスッと響いてくるのを感じた。

約5分ほど激しい舞いを獅子が踊ったあとに、獅子が祈願するもの(帽子や装備、体など)を噛み清めをする行程になり、特に僕の帽子は何度も獅子に噛まれた。装備、脚や肩、頭などを噛み、僕が終わると後ろへ獅子は移動していった。振り返ると、集落の人でびっしりで、皆さんも一緒に清めてもらっていた。そして、拍手と共に祈願が終了となった。

こういうことを受けてから登山に入るのは初めてのこと、皆さんに見送られて、歩き出した時、何となく体が軽くなり、背筋がピンと伸びた感覚だった。これから通る登山道は、昔は修験の道だったところ、神室山の山頂に着いたときいつもとは違う何かを感じることができそうだ。

登山道は、険しい谷間をつめ、途中からは心臓破りの急斜面をくねくねと蛇行しながら登っていく。所々に昔の名残の祠があり、昔はもっと険しかったのだろうと思いながら、登った。急斜面が終わると、森林限界を抜けて、真っ白い世界が広がっていた。
緩やかに登っていくと、登山道の一部がトンネルのようになっている所があり、その先が神々しく見えた。先へ進むと足元にはたくさんの種類の高山植物があり、真っ白い世界ではあったが、雰囲気は神室山の神様の世界に足を踏み入れた感じだった。いつもとは違う何かを感じることができたのは、伝統を今も守り受け継いできた方々との出会いのおかげだ。確かに神室山に神様がいたことを感じる登山となった。何度もお世話になった秋田県に別れを告げて、雨の中、山形県へ下山した。この先、幾度となく助けてもらうことになる自然の神様に変わらぬ感謝の気持ちを持ちながら。

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2015年08月07日 (金)

ヨーキさん観察日誌(7/13~7/19)

7月13日

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今日は秋田駒ケ岳の麓まで移動します。取材班がヨーキさんに近づいてみると・・・巨大な葉っぱで自分の顔を隠していました。何事か!?と思って話を聞いてみると「今日は会う人会う人に『顔が疲れている』と言われたので、顔が見えないようにしています」とのこと。東北に入ってもうすぐ2週間。ヨーキさんの体には相当疲れが溜まっているのかもしれません。

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2015年08月07日 (金)

今週のヨーキ(7/13~7/19)

7月13日(月) 「思いやりのある優しさ」

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今日も、昨日と同じくらいの暑さになるという天気予報。岩手山の裾野を歩くので、幾分か涼しいのを期待して、宿を出発した。すでに吹く風は生暖かい。今日の歩く距離が36キロということで、いつもよりも出発を2時間以上遅くしたことを少しだけ後悔した。

岩手山に近づけば少しは涼しくなることを信じて歩き続けたが、期待も空しく、標高500メートルほどのところを歩いていても暑さは厳しいままだった。アスファルトの照り返しが肌をジリジリと焦がす。そんな中、月曜日にも関わらず、日中から民家も無い山奥まで、たくさんの方々応援に来てくれた。平日だが、1日で50人以上の方と握手や写真、サインに応じた。

頭がボーとする中で歩きながら、日々増える応援の方たちとの接し方について考えていた。明らかに昨年のテレビの影響力は強く、それぞれに思いを持って会いに来てくれる。中にはとても強い想いを抱えている人も…。そんな中で、自分の接し方はどんな風に相手に伝わっているのだろうと考えるようになった。

皆、考え方や価値観が違うのだから、すべての方に合った接し方が出来るとは思っていないが、お互いがなんとなく心地よく終われる接し方をする気遣いはできるはずだ。そのためには一方通行ではダメだと、感じている。そう思うようになったのは、毎日たくさんの応援の方との出会いの中からだった。

自分の気持ちも大切だが、その気持ちを相手に伝えたい場合は特に相手を思いやることが必要ではないでしょうか。僕自身も時には自分の気持ちを優先してしまい、後から後悔していることが多々ある。朝早くから待っている人、遠くからわざわざ会いにくる人、山中で待っている人、様々な理由で会いにくる人たちに対して、ほんのちょっとだけでも思いやりを込めた優しさを出すことができたら、今よりももっと心が豊かになる気がする。僕は皆さんに会うことで本当にいい経験をすることができている。皆さんも実践してみてください「思いやりの優しさ」を。

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