
6月23日(土)
マレーシアのクアラルンプールに到着しました。東南アジアの旅も約2000キロを走り、ここで終わりです。6月28日の深夜にアフリカのタンザニアへ移動します。
タイやマレーシアでは海沿いがきれいなので、海沿いを走るようにしてきました。私たちのような節約旅では、ビーチで遊ぶことはお金が掛からないので助かります。しかし、マレーシアの交通事情は、路肩もほとんどなく交通量も多いので自転車には向かないと思いました。走行中は気疲れしてしまいサイクリングを楽しめませんでした。クアラルンプールは都会で一見近代的なのですが、なぜかいろいろなものがメンテナンスされていないため、ストレスを感じることが多々あります。やはり都会は自転車旅には向きません。一筋縄ではいかないと思いますが、今は、早くアフリカでノビノビと走りたい気持ちです。

6月15日(金)
マレーシアのペナン島まで来ました。現地の情報や外務省の情報から、タイの南部が非常に不安定で危険な状況ということが分かりました。このエリアでは連日イスラム過激派による無差別テロがおき、一般の旅行者にも被害が出ているそうです。そこでタイ南部の西側は問題ないという情報をもとに、陸路での国境越えを避けて、タイの南西部の町サトゥンからマレーシアのランカウイ島へフェリーで移動しました。その後、ランカウイ島からマレーシアを南下してペナン島まで来ました。
ペナン島にある旅行代理店でアフリカ行きのチケットを調べたところ、クアラルンプールからタンザニアに飛ぶ便が7月はすでにすべて満席でした。なんとか2席の空きを見つけた日は6月29日でした。ほかに空いている日が無いため、この日にアフリカへ移動することにしました。予定より1か月弱早いアフリカ入りとなりますが、これもまた思い出です。アフリカ用の準備をするため、これより、まっすぐにクアラルンプールへ向かいます。
6月2日(土)

タイの南部の町、トランの近郊にあるハイ島のビーチに行ってきました。現在雨季でローシーズンのため、2人で1000バーツ(約3500円)でリゾートホテルに泊まることができました。
行ってみると、80部屋もあるホテルになんとお客は私たちだけ。貸切です。プライベートビーチもプールもレストランも、すべて私たちだけ。ここの宿泊代は、私たちにとっては高い値段でしたが、貸切となると格安です。奮発してみて大正解でした!しかも、雨季といっても天気は快晴、最高の条件でビーチリゾートをぜい沢にたん能してきました。
このハイ島は、ゆっくりと時間を過ごすにはお勧めのスポットです。これからトロけた気分に気合いを入れ直して、タイの国境の町、サトゥンに向います。

5月25日(金)
タイのクラビーに到着しました。
バンコクからトゥングソンという町まで列車で移動し、そこから2日かけて走ってきました。かなりのアップダウンがあり、いよいよ自転車旅が始まったと遅ればせながら実感がわいてきました。
途中、クロントンという町で温泉の滝につかり、クリスタルプールという自然の作ったプールに入りました。このプール、一言で説明すると中国の世界遺産の九塞溝で泳ぐような感じです。本当にきれいなところでした。かなりのアップダウンの果てにある場所なので、車やバイクで来るにはお勧めのスポットです。
ここクラビーからタイを南下して行く予定です。
5月19日(土)
カンボジアとタイの国境のポイペトまで約150キロ。この間はカンボジアの日本大使館の自粛要請もあり、ワンボックスカーで移動しました。90キロが未舗装路との情報でしたが、残り60キロの方が想像を絶する悪路でした。
現在、雨季に入り夕方や朝方にスコールがあります。そのため、赤土むきだしの道路はグチャグチャになり、ひざくらいまで泥に埋まります。私たちは「ここを走ってこそ自転車旅!」とは決して思わず、「あーワンボックスカーにして本当に良かった。ここを走ったら間違いなく自転車が壊れていたよ」と安どしたのでした。国境に到着してワンボックスカーを見ると、全体が泥におおわれて元の色が分からなくなっていました。
ここ最近はスコールとの戦いのため、朝7時に出発し、雨の降りだす14時ごろまでに目的地に到着するという日程で走り続けました。そしてタイのバンコクに到着。数日、バンコクで準備、調整を行います。
5月2日(水)
ホーチミンからひたすら暑さと食糧難に悩まされていました。特に都市部以外での食料の調達は難しく、バナナとマンゴーとクッキーで飢えをしのいでいました。プノンペンはまあまあ都会という情報をもとに、おいしい食事ができるに違いないと勝手に想像して走っていました。「プノンペンでごちそうを食べる」を心の支えに暑さとも戦っていました。
ベトナムの道中で通りかかった結婚式に飛び入りで招待されていただいた食事は格別でした。エビ天や揚げ春巻、チャーハン、魚のあんかけなどが、次々にこれでもかとテーブルを彩ります。結婚式ということだけあって、とても豪華な料理でした。また通常、道中は禁酒していますが、おめでたい席と理由をつけて一時的に禁酒解禁として飲んだビールの味は忘れることはありません。招待していただいたお礼にと、わずかばかりですが渡そうとしたご祝儀を決して受け取らなかった新郎の気持ちも、この時の食事を忘れられないものにしてくれました。
4月22日(日)
揺れに揺れる飛行機で無事にベトナムのホーチミンに到着しました。23時過ぎの到着だったため、気温はちょっと暑いなと感じたくらいでした。ですが、今朝起きて窓を開けると、強烈な日ざしにより揺らめく街が目に飛び込んできました。あーこんなに暑いのか!ささやかな風だけが救いかと思いきや、次々と熱気を運んでくるではないですか!
正直、この中をこれから走って行くのかと思うとゾッとします。しかしベトナムの人たちもこの暑さの中で生活しているので、私たちもそのうちに慣れるはずです。そう信じたいです。
数日間、ホーチミンで旅の準備と体慣らしをした後、カンボジアに向けて走り出します。
4月16日(月)
私たちは、二人乗りタンデム自転車で世界一周を目指し走っている三十代前半の夫婦です。
2004年7月から2005年1月まで、カナダ・アメリカ・メキシコ・タヒチ・ニュージーランド・オーストラリア・シンガポールを4500キロほど走りました。そして今回は2年半かけて、東南アジア・チベット・アフリカ・中東・ヨーロッパ・南米・ハワイと約22000キロの走行を予定しています。4月21日(土)にベトナムのホーチミンに入り、そこからエッチラホッチラとこぎ出します。
何かすごいことをやっている冒険夫婦と思われる方もいるかと思いますが、私たちはその辺にいる至って普通の夫婦です。気負わずリラックスしていますので、世界で体験していくことを自然に受け止められると思っています。また、旅の道中で私たちを見かけたらお気軽にお声がけください。それではこれからヨロシクお願いします!