◆「たまねぎ」のおはなし ◆ 2012年5月27日放送予定
新たまねぎのおいしい時期です。世界各地ではどんな料理に使いますか。また、たまねぎの種類は日本と同じでしょうか? 食用以外の使い方はあるでしょうか? たまねぎについての言い伝え、エピソードなどがありましたら教えてください。
- フィリピン レイテのロロさん(5/24) レイテ地方で一般的にみられる玉ねぎは、ちょっと見は紫色で鶏の卵位の小粒です。この頃では日本のたまねぎのように白くて大きめのたまねぎも出てきましたが、フィリピンの人たちの多くは、以前からある小粒の物を買う傾向にあります。一方で我々日本人は白くて大きいものを買う傾向にあります。小粒の紫色した玉ねぎは白い大粒の物に比べて、丈夫で長持ち、値段も安く感じます。
- ベトナム 菅原邦夫さん(5/23) たまねぎ料理でまず思い出すのが、フレンチオニオンスープです。昔オタワを旅行した時、頂いた、焦げたチーズの下の濃厚なコンソメスープとフランスパン、タマネギの絶妙なハーモニー、思い出す度、思わず唾を飲み込みます。
- 愛知県 平松里美さん(5/23) 碧南市は玉ねぎの産地です。3月の初めから、早生、中早生、晩生と今も収穫が続いています。ご近所の農家や、家庭菜園をしている友人などから、たくさん貰います。サラダ玉ねぎは辛味も無く、生食に最適です。血液サラサラ体に良いですね。又炒めても、煮てもなんにでも料理できます。ゴキブリ団子にも欠かせません
神奈川県 路露(ろろ)さん(5/23)
家庭菜園を始めて12年経ちますが、たまねぎの栽培は失敗したことがありません。今年も、ゴールデンウイークから収穫できました。毎年、タネから育てていますので、とても元気で美味しいです。自分の家で食べきれないので、近所の方におすそ分けし喜ばれています。美味しかったよと云われると嬉しくなります。
- アメリカ 清水陽子さん(5/23) 私が住んでいるワシントン州が誇るワラワラスイートオニオン。本当に甘いです。涙もでませんしツーンと来ません。薄くスライスした玉ねぎを軽く塩もみし、削り節と醤油で頂いたり、厚めの輪切りにしパン粉をつけて揚げ、カリッと頂いたり。どちらも甘さが楽しめます。PS:ワラワラ(Walla Walla)とは地名です。
- 東京都 岡部淑子さん(5/22) インドでは、宗教上の理由から玉ねぎやニンニクを食べられない人がいます。それはヒンズー教では、殺生を禁止しているからです。玉ねぎやニンニクの根は殺菌作用があるため、植わっているときに土の中で微生物や小さな虫を殺すと考えられているのです。もちろんヒンズー教の信者さんでも玉ねぎ、にんにくを食べる人のほうが多いです。しかしながらベジタリアンの中でも、もっと厳格にベジタリアンを実行しているいわゆる「ピュア・ベジ」の人たちの中には玉ねぎ、にんにく類を食さない人たちもいます。ちなみに、インドのカレーは日本のカレーとは違い、玉ねぎは必須材料ではありません。玉ねぎを具材として使わないカレーもたくさんありますよ。
- 埼玉県 岡田和也さん(5/21) ロシヤでは、イースターエッグの色づけにふつうたまねぎの皮が使われます。たまねぎの皮と一緒にしばらく茹でると卵の殻にほんのり赤みが差してくるのです。
- 宮城県 マッキーさん(5/21) 以前台湾へ旅行したとき、台南付近の町の道路ばたにタマネギがただごろごろと大きな山をつくっていました。捨てられているのかと思いきや、そのあたりはタマネギの産地で、その山は乾燥させている最中だ、とのこと。豪快さにびっくりしました。またその直後、昼食にタマネギのスライスが出て、ちょっと甘めでどろっとした現地のお醤油をかけていただいたのが、とてもおいしかったです。野菜が不足していた旅行中の胃袋に、しみいるようだったことを覚えています。
- ドイツ るおさん(5/20) たまねぎは、中世の頃はペストに対してのお守りの役目もあったそうです。たまねぎ料理というと、私が好きなのは玉ねぎケーキです。パン生地に炒めた玉ねぎとクリームと卵のソースをのせてオーブンで焼きます。またワイマールでは、中世から続いているたまねぎ市が10月に毎年開かれ、沢山の人が訪れます。
- ベルギー パルシュともこさん(5/17) 私のスロバキア人の主人は今ではしませんが、小さい頃は普通のタマネギを丸のままかじっていたそうです。私もスライスをしたのをサラダで楽しんだり、みじん切りしたのをソーセージのそえにしてケチャップと一緒に食べたりするのは好きですが、丸のままはちょっと・・・と思っていたのですが、最近は2歳半になる娘が、私が料理中にタマネギを切っているとすぐに寄って来て、きりたてのタマネギをむしゃむしゃ食べます。血は争えないなと改めて感じています。
- 静岡県 鈴木孝子さん(5/17) 浜松市の篠原地区は白たまねぎの産地で、気候と砂地に恵まれて1月には新たまねぎとしていち早く市場に出始めます。生のままサラダや酢の物、しょうゆとかつお節をかけてなどおいしいです。農業をしている母は大量のたまねぎの苗を仕入れに、篠原まで行ったものです。
- アメリカ 宮崎覚さん(5/17) ミシガン州もアメリカの中でトップテンに入る主要なタマネギの産地ですが、皆さんおなじみの切るとツンときて涙が出る品種が主体です。ところが、有名な品種で、主にアメリカ南部で栽培されるヴァデリア、スイートオニオンは、ミシガンでも売っていて、マイルドで糖分が多いから甘くてそのまま、生でかじられるくらいです。直径8〜10センチぐらいのこのタマネギを薄く輪切りにしてハンバーガーにはさむとか、きざんで野菜サラダに混ぜるとかして食べるのもおいしいです。また普通のタマネギの半分ぐらいの大きさで、白くて甘い、パールオニオンと呼ばれる種類は、切らずに丸のまま、カセロールなどの材料とか、ピクルスとしても食べられています。
- 東京都 岡谷計井子さん(05/16) ロシアのモスクワとサンクトペテルブルグにはおとぎの国のお城かと思うような、玉ねぎ型の屋根の教会がたくさんあります。デザインも色もさまざま、朝の光に映えてとても美しかったです。5月のはじめでしたが、とても寒かったです。
- アメリカ 伊藤琴子さん(05/16) ヴィダリアという玉ねぎは、マイルドで甘い味がします。鉄板焼きのステーキ屋さん風に、拍子木に切ったズキーニと一緒に、油いためをして、しょう油、黒ごまをし、おいしいです。サラダには、すりおろして、オリーブ油、しょう油と混ぜると、香ばしいドレッシングになります。すりおろした玉ねぎ、オリーブ油、塩少々を入れて、ご飯を炊くと、カレーなどによくあいます。
- 東京都 せーちゃんさん(5/13) 自分の数少ない料理のレパートリーの中で、たまねぎを使うのはカレーと肉じゃがですかね。大人になってから涙を流すことが少なくなったので、たまねぎを切るときはあえて涙をポロポロ流しながら切っています。20分以上、あめ色になるまでいためるのがおいしいカレーの作り方と教わったので、ちょっと大変ですががんばっていためていますよ。そうして作ったカレーは手前味噌ながら本当においしいので家族にも好評です。
- デンマーク デンマークのたまねぎさん(5/12) デンマークのたまねぎは多く国内で生産され、状は日本と同じ、大きいものや小さいものがあります。たまねぎはわき役で、ほとんどが料理の材料の一部として使われています。あまりに一般的な野菜で、特別なたまねぎ料理というのはないようです。最近は値段は多少高めですが、有機栽培のたまねぎに人気があります。
- アメリカ アンディさん(5/11) 僕はオニオンリングというたまねぎのフライがとても好きです。レストランに行くとアピタイザーにたのみます。たまねぎが甘くなって、デザートのようです。
- アメリカ Megumi,Sato,Kamataniさん(5/9) 私が育ったあたりには畑がなかったが、ピアノのレッスンに、横浜の希望ヶ丘という所へ通うようになってから初めてタマネギの花を見て、何と美しいのだろうと感心した。タマネギには、ふつうの玉ねぎと、ホワイトオニオンと紫オニオンがある。サンディエゴのサファリパークへ行った時、日系人がホワイトオニオンを栽培している畑を通りかかり、畑を見せてもらい、おみやげにホワイトオニオンのピクルスをもらった。辛くなくどちらかと言うと甘い。また家の近所のスーパーマーケットではないが、スパニッシュストアで、らっきょうに似た葉付きのオニオンが売られている。これも高級でおいしい。
- 中国 二十歩文雄さん(5/8) 景徳鎮の市場やスーパーでは赤紫のたまねぎしか見られません。日本の茶色の食べなれたものは見かけません。スライスして水にひたしてマヨネーズで食べますが、どうしても苦味が残ります。カレーなどに入れたり、いため物ではそん色のない味です。景徳鎮では風邪をひいたら、スライスしてのどに巻くとよいと老人は言います。生活の知恵でしょう。
- イタリア 高梨真江さん(5/7) イタリアでたまねぎはチポッラと呼ばれ、外皮が白、赤紫、茶色のものがあります。また小さなものはチポッレッタ、チポッリーナ、葉たまねぎはチポロットと呼ばれます。イタリア料理には欠かせない食材で、香味野菜を意味する「リオドリ」として一袋にまとめて店頭に並んでいることも。なべにオリーブオイルを敷き、みじん切りした香味野菜を加えて塩を少々。香りが立ってきたころにお肉などを加えて・・・と言った具合で、食卓に上る回数の多い食材ではないでしょうか。また、季節の変わり目には「たまねぎのように着こみなさい」と、しばしばアドバイスを受けました。重ね着をして調節するようにとの意味だそうです。
