講師からのメッセージ
여러분, 반갑습니다.(皆さん、こんにちは。)
これから、応用編を担当することになりましたナム・ユンジン(남윤진)です。
皆さんはこれまでの学習で発音・文字・文法・単語などさまざまな知識を身につけてきたと思います。基本知識を学んだあとは、頭の中で日本語表現と新しい知識を対応させながらいろいろな表現を作ってみる、あるいは日本語の語順はそのままにしておいて単語だけを入れ替えてみるなどの試みをしたこともあるでしょう。そしてこの応用編を始めようとする今の時点においては学んだことを使ってみたい、自分の考えや思いを表現してみたいという気持ちが湧いてくるのを実感しているのではないでしょうか。
今回の応用編ではこれまで学んできたさまざまな知識を用いて自分なりの表現を作るお手伝いをすることに重点をおきます。いかに自分なりの表現といっても正確な知識に基づいていないと、思いどおりのコミュニケーションは難しいと思うからです。
そのため、この応用編では、
(1)
さまざまな場面で使える多彩な表現の正確な使い方を覚えることに力を入れます。
理論的に正しい表現であっても適切な場面で用いられないと、うまくコミュニケーションできない場合があります。敬語の使い方などがこのような例として考えられます。そして、
(2)
文法的に、あるいは意味的に何の問題もないのに不自然な表現になってしまうケースを取り上げ、その原因を探っていきます。
文法的・意味的に正しい表現であっても母語話者ならあまり使わなさそうな表現がたくさんあります。たとえば日本語の「体重が100キロもある」に対応する表現としては「체중이 100킬로그램이나 있다」「체중이100킬로그램이나 된다」両方考えられますが、実際に使われるのは「체중이 100킬로그램이나 된다」のほうです。こうした現象は2つの言語において考え方が異なるため起こるものと考えられます。
最後にこの応用編では、
(3)
文脈の中での単語と単語の相性に注目しながら単語の使い方を確認していきます。
たとえば「洗う」に対しては「씻다」「닦다」「빨다」「감다」のようにいくつかの単語が対応しますが、これらの中、どれを選ぶのかは一緒に使われる単語によって決まります。その結果、「손을 씻다 手を洗う」、「그릇을 닦다 器を洗う」、「옷을 빨다 服を洗う」、「머리를 감다 髪を洗う」のような表現ができるようになります。
この応用編では、上にあげた3つの点について、韓国に来て間もない日本人女性の美穂さんと韓国人男性ジニさんの会話をとおしてみていきます。明るくて好奇心旺盛な美穂さん。そして美穂さんの間違ったことばづかいに戸惑いを感じながらも優しく直してくれる、頼もしいジニさん。2人のやり取りを通じて、皆さんも間違いだけではなく、不自然さにも気付き、よりナチュラルな表現を探り出せるように練習していけたらと思います。
日本語の考え方につられてついつい作ってしまう日本語式の表現から、最もこのことばらしい、よりナチュラルな表現を探し出します。そしてこのような表現を自分のものに定着させていくことで、皆さんの表現という素肌にナチュラルメイクを、そしてネイティブのような自然なことばづかいをとおしてナチュラルな“ことば”美人を目指していきましょう。
