講師からのメッセージ
中国人的な発想を身につけましょう
皆さんはじめまして。講師の丸尾誠です。これから半年間一緒に中国語の勉強をしていきましょう。 初級文法では“了”の用法、“把”構文ほか重要な事項がたくさん出てきたことと思います。中でもとりわけ重要なものの1つとして今回取り上げたのが、「補語」の用法です。ここでこの補語にまつわる思い出話を1つ。わたしがまだ大学生で、中国を旅行しているときでした。路線バスに乗って乗務員に行き先を告げたところ、周りの人たちがいっせいに“坐反了!”[反対だよ]と言って、今来た方を指すではありませんか。“坐”[乗る]、“反”[反対の]いずれもそう難しくない語ではあるものの、それをこんなふうに組み合わせて結果補語の形で表現するのかと、バスを乗り違えたことなど忘れて、その言い方に妙に感動したことを覚えています。
補語の使用には中国人的な発想が求められます。中国語で会話をしていて、補語を使ってさらりと言ってのけることができるとかっこいいと思いませんか。皆さんがこの半年間の勉強を通して、どんどん補語を使って表現できるようになることを心から願っています。一緒に頑張りましょう。
