岐阜発地域ドラマ 「ガッタン ガッタン それでもゴー」完成試写会・取材会(NHK名古屋放送局)

岐阜発地域ドラマ「ガッタン ガッタン それでもゴー」完成試写会・取材会が2015年(平成27年)10月15日(木)にNHK名古屋放送局で行われました。
当日は8社のマスコミ関係者の方にお集りいただきました。
会場では、出演者の谷村美月さん(伊藤加奈役)、町田啓太さん(森田信一役)、主題歌のcinema staffさんからの挨拶の他、質疑、写真撮影が行われました。

谷村美月(伊藤加奈 役)

撮影からここまでは長かったと感じていましたが、今日この場所に来てみると、ああこれで終わりなんだと感じました。加奈の人生を自分のものとして過ごした2週間でした。自分で作ったものが出来上がったときに、照れくささがあり、これまで自分が携わった作品は、あまり見たいと思ったことはありませんでした。それは自分が見たくない表情とかが残っているのかなと思っていたんですけど、今回の作品は、自分が思っていたのとは違う表情をしていて、こうやって物を残していくんだなと感じ、作品を残すということは良いことだと改めて感じることができました。この作品を皆さんに見ていただくことになって嬉しいなと思います。

町田啓太(森田信一 役)

NHK岐阜放送局の75周年記念ドラマに出演できて光栄です。微妙な感情の流れや面白いところが台本を読んだ時点からありました。家族愛や人と人とのつながりなども描かれていてとても温かい作品だったので気合を入れて撮影に臨みました。私の役はカウボーイにあこがれている青年だったので、どういう人間なのだろう?とまずはそこから演出の方とお話しをさせていただきました。現地に入って地元の方と話したり、特産物を食べたり、見たりして、その土地のにおいを自分なりに吸収してみないとわからないことがたくさんあるなとも感じていましたので、撮影に入ってからの感覚も大事にしました。撮影期間は約一週間と短かったのですが、初日から大自然に囲まれた飛騨や高山になじむことができました。私も群馬県出身なので親近感を覚えていたのかもしれません。台本には書かれていない部分まで描かれていて、登場人物のひとりひとりが輝いている作品だと、完成Vを見て感じました。私もそうでしたが、地方から大都市などへ夢を持って飛び出していく同じ境遇にいる方は少なくないと思いますし、そうした皆さんに是非、ご覧いただきたい作品です。一歩踏み出す勇気や夢をもつことの大切さを感じていただけると思います。

cinema staff(主題歌)

こういう素晴らしい機会をいただいたNHK岐阜放送局の皆さまに感謝します。今回初めてドラマの曲を書かせていただくにあったて、まず台本を読ませていただいて、これは生半可な覚悟ではいけないと思いました。実際にロケハンにも同行し実際に制作スタッフの方々と同じ気持ちで臨み、現場でも良い体験をさせていただき、今回の曲が生まれました。作品も見させていただきましたが、谷村さんと町田さんの凄まじい演技で台本を超える作品に自分たちの曲を使ってもらえることができて良かったです。今回奥飛騨に行ってみて、奥飛騨の魅力に改めて気付かされ、出身の岐阜にスピリットを持つことができ、これまでの人生で有数の仕事ができたことを誇りに思います。

岐阜発地域ドラマ 「ガッタン ガッタン それでもゴー」完成試写会・取材会(NHK放送センター)

岐阜発地域ドラマ「ガッタン ガッタン それでもゴー」完成試写会・取材会が2015年(平成27年)10月6日(火)にNHK放送センターで行われました。
当日は20社を超えるマスコミ関係者の方にお集りいただきました。
会場では、出演者の谷村美月さん(伊藤加奈役)、町田啓太さん(森田信一役)、松尾スズキさん(小谷良夫役)、脚本の岩井秀人さん、制作統括の伊丹晃、演出の冨久尾有里予からの挨拶の他、質疑、写真撮影が行われました。

谷村美月(伊藤加奈 役)

岐阜県は初めてだったのですが、東京に帰ったら空気が全然違うことに驚きました。ロケ中に生まれて初めて見た流れ星がとても印象に残っています。自分が主役の作品はあまり見たくないという思いはあったのですが、実際にドラマを見たら、あの時自分が感じた気持ちを思い出して、その時しか表現できない場面があったのだろうなと思いました。それが良かったのか悪かったのかわかりませんが、演じている自分自身を見て、その時に残ったことの大切さを再確認したような気がします。

町田啓太(森田信一 役)

なんと言っても奥飛騨高山の景色が本当にきれいですばらしく、においが全然違っていました。そこに溶け込めるように自然に作品の中に入っていければいいのかなと思いながら演じさせていただきました。ドラマの最後に現地の方々の写真がたくさん出てきますが、信一のモデルになった方とも一緒に写真を撮らせていただきました。演じる上でも、モデルの方がいると、ちゃんとしなきゃなと思います。今回のモデルの方にお会いできたら感想を聞いてみたいです。本当に温かい作品になっていたので、出演できて光栄だなと改めて思いました。

松尾スズキ(小谷良夫 役)

僕が演じた小谷のモデルである山口さんという方は、とんでもない人だと前から聞いていたのですが、現場に来ていただいて実際にお会いできたので感激しました。先が見えない世の中でつまらないつまらないと言って生きている若者が本当に多いのですが、田舎の日常の中で何とか非日常を作り出して、おもしろい事をやってやろうというその精神、おもしろい事は自分で作りだすものなんだということに共感しました。ただ、何度となく撮影現場に現れるので、だんだんやりにくいなと思って(笑)。 鉱山の中は映像で見る何倍もすごくて、そんな場所をトロッコで走るなんて、こういう仕事をしていなかったらまずないことだと思うので、こういう仕事をやっていてよかったなと思うひとときでしたね。

岩井秀人(脚本)

実際にいる人たちの物語をなるべく多くの人に、こういう生き方があるということを知ってもらうのが、僕の思うフィクションのありかただと思っています。俳優の皆さんには命があるように演じていただいたと思います。

伊丹 晃(制作統括・NHK岐阜放送局)

このドラマのロケは、岐阜の飛騨市、高山市という所を舞台に、この8月にオールロケで行いました。主要な登場人物はモデルとなった方がいらっしゃり、岩井さんには現地まで行って実際に会っていただき、そこから生み出された物語になっています。 作曲家の和田貴史さんには、奥飛騨の自然にピッタリの情緒あふれるすばらしい音楽を作っていただき、ドラマの魅力が倍増しました。 主題歌は、岐阜出身のバンドcinema staffさんのオリジナル曲で、さわやかで、未来を感じさせる、すてきな曲を作っていただきました。

冨久尾有里予(演出・NHK岐阜放送局)

主演の谷村さんは、バスやお化け列車、鉱山のトロッコ、ガッタンゴーなど、とにかくいろいろな乗り物に乗っていただき、スタッフも撮影をするのが大変でした。谷村さんがガッタンゴーに乗って、闇から光へトンネルに抜けるシーンでは、プロジェクターを使って撮影したのですが、プロジェクターの光も浴びつつ、まぶしい中で撮影をするというのは大変だったと思います。何回も何回も自転車をこいでもらいましたので、きっと足がパンパンになるくらい、体力的にも本当に大変だったと思います。 町田さんはカウボーイになりたいというちょっと現実離れした役だったので、最初は心配だったのですが、本当にお似合いだったので、自然に見えてよかったなと思っています。 松尾さんの現場はとにかくおもしろく、笑いが絶えないので、カットをかけたくないくらい楽しかったなという印象です。役では奥飛騨のことばを使っていたので、アドリブもご苦労されたと思います。

岐阜発地域ドラマ 「ガッタン ガッタン それでもゴー」ロケ取材会

岐阜発地域ドラマ「ガッタン ガッタン それでもゴー」ロケ取材会が2015年(平成27年)8月21日(金)に旧奥飛騨温泉口駅で行われました。県内外からマスコミ、自治体の広報関係者など9社にお集りいただきました。
会場では、まず制作統括の伊丹晃からドラマの概要を説明させていただきました。
その後、出演者の谷村美月さん(伊藤加奈役)、町田啓太さん(森田信一役)、松尾スズキさん(小谷良夫役)に挨拶をいただき、質疑、写真撮影が行われました。

伊丹晃(制作統括・NHK岐阜放送局)

今回のドラマのタイトル、「ガッタンガッタンそれでもゴー」。その言葉通り、いろいろな壁にぶつかりながらも、前向きに生きていく若者の姿を描くドラマです。その二人の若者は同級生という設定なのですが、演じてくださった谷村美月さんと町田啓太さんも実は同い年。このドラマはセリフが決して多くなく、役者のみなさんが持つ空気感がとても大切になるのですが、同世代のお二人の間でどのような無言の会話がやりとりされ、それがどのように画面に映し出されるのか、楽しみにしています。そして、二人が前に進む力を与えた陰の主人公、小谷を演じるのが松尾スズキさんです。この小谷は自分が好きなことを勝手にやっていたら、結果的に周囲に勇気を与えたという面白い人物です。松尾さんには、トロッコや自転車に乗ったり、まさに体をはった演技で役を演じきっていただきました。3人とも奥飛騨に来たのは初めてということですので、この濃密なロケを通して、奥飛騨の自然とこの土地に暮らす皆さんについて、どのような印象を持たれたのかも、是非聞いていただきたいと思います。

谷村美月(母の死をきっかけに東京から故郷の奥飛騨に戻った女性・伊藤加奈 役)

岐阜県に来たのは今回が初めてです。徒歩圏に何でもあるような所に住んでいますので、これだけ豊かな自然に囲まれたことがありません。クランクインして間もなく、鉱山でのロケがありました。外気は35度近くありましたが、中は十何度だよと事前に聞いていて、実際に行ってみたら本当に涼しくて風邪をひきそうになりました(笑)。レールマウンテンバイクはとても人気があると聞いていて、今回のロケで乗れたことは貴重な体験でした。

町田啓太(加奈の同級生で奥飛騨の温泉旅館の跡取り息子・森田信一 役)

奥飛騨の温泉旅館の家に生まれ、カウボーイになりたいという夢を諦めかけている青年、森田信一を演じさせていただきます。当初、カウボーイに憧れる人物ってどんな人間なんだろう?奥飛騨はどんなところなんだろう?と分からないことだらけでした。だからこそ、それを体現させていただけることが本当に楽しみで仕方ありませんでした。そして実際に現地へ行ってみて圧倒されました。素晴らしい大自然の匂いや空気、人の温かさ、この中に居たら大きな夢を抱きそうだなと感じましたし、逆に大きすぎてこの地から逃れられなくもなってしまいそうな…そんな風にも感じました。僕自身も自然豊かで山や温泉に囲まれたところで育ったので重なる部分も多いです。なので、そういった重なるところも大切にしながら奥飛騨に染まり、森田信一を演じさせていただいていこうと思いました。そしてなにより谷村美月さんをはじめ、共演者の方々とスタッフの皆さんが本当に温かいのが凄く心強いです。僕も作品づくりに一生懸命励み、よりたくさんの方に届くような温かい作品にしていきますので、皆様、是非楽しみにしていてください。

松尾スズキ(木工所の所長。奥飛騨の宝を見つけるアイデアマン・小谷良夫 役)

私の役は、地元でも有名な山口さんという方をモデルにしていて、とても面白い役をやらせてもらっています。小谷のバックボーンはそれほど描かれていませんが、橋の上に水族館を造ったり、お化け列車を走らせてみたりと主人公の周りで面白いことを思いついては実現するとてもユニークなキャラクター。このレールマウンテンバイクを思いついたのも小谷です。アイデアマンであると同時に、環境などがそろっていない状況でいかに面白くするかを考えることに長けている人でとても共感できます。小谷さんのような人が、世間につぶされずに活躍できればもっと楽しいですね。奥飛騨は四方八方自然に囲まれていてよい町ですね。昨年映画でお世話になった福島の盆地を思い出します。盆地というと一日のあいだに四季があると言いますが、本当にそのとおりで面白いものです。

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