16日(月) | 17日(火) | 18日(水) | 19日(木)  
 
2月16日(月)放送
見過ごされた虐待 中学生がなぜ

中学3年生の息子を虐待し、飢え死にする寸前まで放置したとして、父親とその内縁の妻が逮捕された大阪・岸和田の事件は、中学生も虐待の深刻な被害者になることを浮き彫りにした。
全国の児童相談所に寄せられる中高生の虐待の相談件数は全体の10%余りだが、その背後には潜在的な虐待の被害者が数多くいると見られる。
中学生の場合、虐待が不登校や非行といった問題行動に埋もれてしまい発見しにくくなっているケースが多いことに加え、虐待を受けている本人がその事実をなかなか口にしないため表面化せず見過ごされたままになっているからだ。
中学生を虐待からどう守るのか、大阪の事件を手がかりに考えていく。
(NO.1865)

スタジオゲスト: 高橋 重宏さん(日本社会事業大学教授)
スタジオ出演: 三上 光(NHK大阪放送局記者)
 

 
お問い合わせメモ
  虐待の通告・相談は、児童相談所まで。連絡先は各市町村にお問い合わせください。

 
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2月17日(火)放送

世界は“肥満”を克服できるか

いま、人類が太り続けている。世界の人口60億の内、肥満の人は、太り気味も含めて10億人にまで爆発的に増えている。WHO・世界保健機関では「肥満は人類の疫病」と定義づけ、警告を発している。
そうした中、子供の肥満率36%とヨーロッパで最も高いイタリアでは、去年から年間20億円の予算をかけた「肥満防止キャペーン」を始めた。週1日はカロリーの低い食事をするよう国民に呼びかける「粗食の金曜日」と称するキャンペーンを始めたり、レストラン業界に低カロリーメニューを導入させるなど、美食に慣れた国民の意識を改革しようと取り組んでいる。また、子供の肥満を防ぐために小学校に栄養教育の授業を導入したり、コンピューターを使って子供たちに食欲を我慢させる訓練を始めたりしている。
「肥満」を国家存亡の危機と捉え、対策に乗り出しイタリアの試みを中心に、地球的規模で広がる「肥満」の現状と対策について伝える。
(NO.1866)

スタジオゲスト: 吉池 信男さん(国立健康・栄養研究所調査研究部長)
 


  お問い合わせメモ
  アメリカの肥満セミナー(減量などを目的にした施設)
□ American Obesity Association (AOA:アメリカ肥満協会)
▽[ホームページ] http://www.obesity.org/

イタリアに関する連絡先】
※基本的に日本語のものはなく、大半がイタリア語(まれに英語)での情報になります。

■ 肥満治療を行う「イタリア発育研究所」について
▽ [ホームページ(イタリア語のみ)]http://www.auxologico.it/
▽ [概要]イタリア政府から補助金を受けている、公立の治療研究施設。発育障害の子供を治療・研究するために設立された。近年は肥満も一つの発育障害であるとの認識から、主な研究・治療対象の一つとなっている。北部の都市ミラノ、その郊外など計4つの施設において、年間3000人の子供の通院・入院患者を受け入れている。外国人を受け入れているかは不明。
英語であればメールを受け付けるかもしれません。(ホームページに連絡先あり)

■ バーチャルリアリティの肥満治療への応用に関して
現在、イタリア政府とEUからの補助金を得て開発が行われています。
▽ [開発プロジェクトのホームページ(英語)] http://www.vepsy.com/index.htm
▽[実際にプログラムを作っている研究所のホームページ(イタリア語、英語)] http://www.atnplab.com/

■ 子供達に野菜や果物の味を教える「味の実験室」について
南部プーリア州の4市町村での一部の小中学校で行われています。

その他、肥満についての参考サイト

■[ 日本肥満学会 ] http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasso/
■[ 財団法人 健康・体力づくり事業財団 ]
▽[ホームページ]http://www.kenkounippon21.gr.jp/
▽[住所]〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目25番5号 虎ノ門34MTビル6F
▽[TEL] 03-3591-7154(代) /[FAX] 03-3591-7155
※番組で触れた「健康日本21」の実施などの窓口

■[ IASO 国際肥満学会 (International Association for the Study of Obesity) ]
▽[ホームページ]http://www.iaso.org/ (英語)

■[ EASO ヨーロッパ肥満学会 ] http://www.iotf.org/oonet/easo/

■[ イタリア保健省 ]
▽[ホームページ] http://www.ministerosalute/index.jsp (※英語なし)

■[ イタリアSuperior Institute of Health ]
保健省と共同で、国民の健康に関する計画、リサーチ、実行などを行う
▽[ホームページ] http://www.iss.it/index.html (※英語ありのはずですが、現在アクセスできません。従ってイタリア語のみ。)

 
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2月18日(水)放送

こだわり主義がヒットを生んだ
〜開発する中小企業の挑戦〜

デフレや中国との競争という長いトンネルを潜り抜けてきた中小企業が、今、開発力という武器を手にし始めている。
一坪半のプラモ屋から、『お菓子のおまけ』でヒット商品を生み、年商30億円を上げる海洋堂。生産は中国に任せ、営業部隊も持たない。人気の精密なフィギアを開発するのは、社員40人の半数以上を占める原型師たちだ。宮脇修社長は「模型マニアとしてのこだわりがわが社の財産」と語る。
昆布だしなど天然調味料で国内トップクラスのシェアを占める焼津水産化学工業。社員200人ながら、カニ殻から精製するキチン、魚の皮や骨から作るコラーゲンなど機能性素材を次々と開発、大手メーカーからの引き合いが絶えない。「捨てているものにこだわったことで道が拓けた」と松本圭一朗会長。
得意分野にこだわり、開発に特化することで活路を開いた中小企業の提言。
(NO.1867)

スタジオゲスト: 佐藤 利雄さん(花巻市起業化支援センター 起業コーディネーター)
 


  お問い合わせメモ
  得意分野を生かし、キチンの研究開発をすすめた調味料メーカー
□ 焼津水産化学工業
▽[本社] 静岡県焼津市小川新町5−8−13
▽[TEL]054−621−0111
▽[FAX]054−621−0174

フィギュアを開発する模型メーカー
□ 海洋堂
▽[ホームページ]www.kaiyodo.co.jp 7

 
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2月19日(木)放送

変われるか 交通事故捜査

日本で年間起きる人身事故は93万件、警察によって毎日2千件以上の交通事故が処理されているが、事故の被害者からは、捜査に対する不信の声が上がっている。
千葉県では、被害者が重体になり証言が得られない中、加害者の供述だけを警察が信用したと家族が主張、私費で走行実験を行った結果、地検が実況検分のやり直しを警察に命じた。運転手や目撃者の証言が捜査の根幹となることに不安を覚えたタクシー業界では、事故に関わった時に客観的な証拠を自ら確保しようと「ドライブレコーダー」を車に載せ走行の様子を記録する対策を始めた。警察庁では、現場に最初に駆けつける交通警察官の能力を高めようと研修を始めている。交通事故捜査の現状と対策を探る。
(NO.1868)

スタジオゲスト: 高井 康行さん(弁護士:元東京地検検事)
 


  お問い合わせメモ
  交通事故調書の早期開示を求める被害者連絡会(略称KSR)
▽[ホームページ] http://www.info-ksr.com

 
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