3日(月) | 4日(火) | 5日(水) | 6日(木) 
 
12月3日(月)放送
揺れる医療制度
〜小泉改革のゆくえ〜

総医療費のおよそ4割、伸び続ける高齢者医療費が、医療保険財政を圧迫している。
サラリーマンなどが加入する「政府管掌健康保険」や「組合健康保険」、自営業者などが加入する「国民健康保険」など、いずれも財政状況は極めて厳しく、改革は待ったなしの状況にある。
国民皆保険制度の維持のためには、患者の自己負担増や医療費抑制のための改革が必要だとする小泉首相。サラリーマン本人の自己負担を2割から3割に引き上げることなどに反対する自民党の医療関係議員や日本医師会。
政府・与党は、改革の中身をめぐって、ぎりぎりの調整を続け、先週「医療制度改革大綱」をまとめた。
しかし、改革の具体的な詰めを今後の折衝に残したものも少なくない。
小泉改革の大きな柱の一つで、わたしたちの暮らしに直結する医療制度改革に迫る。
(NO.1512)

スタジオ出演: 藤田 一宏(NHK政治部記者)
 

 
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12月4日(火)放送

心を結ぶ地域通貨 街づくりの挑戦

今、全国各地で、限定された地域だけで流通する新しいお金、地域通貨が生まれている。
千葉県では、大型スーパーの進出で売上が落ち込む商店街が、買い物客を取り戻そうと地域通貨を導入した。また、北海道・栗山町では、高齢化が進む中、介護保険でカバーできないサービスを補うため地域通貨を導入した。「足が悪いので買い物をして」「窓拭き、庭の草取り、雪かき」といった高齢者の要望をかなえると、地域通貨を受け取る。地域通貨が流通することによって、高齢者は子どもに昔話をしたり、昔ながらの生活の知恵を教える等、世代間の交流も生まれ始めた。東京・渋谷では、企業、環境NPOが参加して新しい商業圏を作るという新たな試みも始まった。
人間関係の変化や不況など、急速に広がる地域通貨の背景を追う。
(NO.1513)

スタジオゲスト: 丸山 真人さん(東京大学教授)
 


   
  お問い合わせメモ
  地域通貨「ピーナッツ」(千葉市のゆりの木商店街)について
□ピーナッツを運営するNPO千葉まちづくりサポートセンター代表
▽murayama@seaple-n.icc.ne.jp (メールアドレス)
▽http://www.jca.apc.org/born/(ホームページ)

地域通貨「アール」(東京・渋谷)について
□アースディマネー事務局
▽http://www.earthdaymoney.org/(ホームページ)

地域通貨(エコマネー)「クリン」(北海道・栗山町)について
□栗山町役場 情報推進課 (電話:01237−2−1111)
▽kurin@mskk.gr.jp(メールアドレス)
▽http://www.mskk.gr.jp/ecomoney/(ホームページ)
 
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12月5日(水)放送

世界シェアを奪還せよ
〜パソコン 日米の戦い〜

いま、日米を代表するIT企業が、パソコンの世界シェアを巡り、しのぎをけずっている。
7年間にわたり、ノートパソコンのシェア世界一を誇っていた東芝。そして今年になって、その東芝から第1位の座を奪ったアメリカのパソコンメーカー、デル。
デルは、IT不況の中、大幅な値引き攻勢でシェアを伸ばした。それを可能にしたのは、徹底的なIT化により、極限まで効率化を追及したビジネスモデルの構築だ。これに対し、東芝は3000人の技術者が結集する大プロジェクトを立ち上げた。
東芝は、どのような戦略で、デルに対抗しようとしているか。日本の企業がグローバル化の中で生き残るために何が必要なのか考える。
(NO.1514)

スタジオゲスト: 森谷 正規さん(放送大学教授)
スタジオ出演: 兼清 慎一(NHK経済部記者)
 


  お問い合わせメモ
  東芝
▽03−3457−4511(本社代表)
▽http://www.toshiba.co.jp/

デルコンピュータ
▽044−556−4300(日本法人代表)
▽http://www.dell.com/jp/
 
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12月6日(木)放送

狂牛病・信頼をどう取り戻すか

牛の全頭検査が始まってから1か月あまり。2頭目、3頭目の狂牛病の牛があいついで発見された。小売店、スーパー、生産者、それぞれの場で消費回復のための模索が始まった矢先のことだった。
去年、牛肉消費低迷に苦しんだ欧州では、店頭のパック詰めの肉に添付されたバーコードから牛まで瞬時にたどれるシステムを導入するなど、徹底した牛肉の管理と情報公開を行い、消費者の信頼を取り戻すことに成功しつつある。
先進地欧州の経験を参考に、いま日本が何をしなければならないのか考える。
(NO.1515)

スタジオ出演: 谷田部 雅嗣(NHK解説委員)
  味田村 太郎(NHK科学文化部記者)
 


  お問い合わせメモ
  牛肉の安全性について(食べても大丈夫なものは?など)
<厚生労働省ホームページより>
英国での実験・研究の結果、脳、脊髄、眼及び回腸遠位部(小腸の最後の部分)以外のところから狂牛病の感染はなく、牛乳、乳製品からも感染はないとされています。 また、「国際獣疫事務局」(OIE)の基準でも、牛肉は危険部位ではないとされています。より詳しく知りたい方は
 インターネット: 厚生省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html
電話: 厚生労働省 食品保健部監視安全課 03-3595-2337
    農林水産省 生産局畜産部衛生課  03-3502-0556

狂牛病について
1986年に初めて英国で報告された牛の病気です。脳の組織がスポンジ状になり、運動失調などの神経症状を起こします。潜伏期間は2〜8年で、発症後2週間から6カ月で死亡するとされています。「プリオン」というたんぱく質が異常化して、感染するとされています。経口で感染し、感染牛の脳や脊髄(せきずい)などを含んだ飼料が原因と考えられています。

人への感染について
人間の痴呆症の一つである「新型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)」は、狂牛病の牛から感染した疑いが強いと指摘されています。痴呆と歩行障害が急速に進み、運動・思考能力を失います。発症から1〜2年で死に至ります。感染は、狂牛病に感染した牛の骨髄や臓器などを口にした場合だと考えられているが、詳しいことはわかってない。どの程度食べれば発病するかなども不明。日本では、狂牛病の牛から感染したと見られる「新型クロイツフェルト・ヤコブ病」はまだ見つかっていない。

肉骨粉について
肉骨粉は、肉牛などを解体した際に、筋肉など食べる部分を除いた残りの内臓や皮、骨などをまとめて化学処理し、たんぱく質だけを取り出して作った飼料のことです。それ自体に毒性はありません。ただ、狂牛病の牛の脳などが原料として使われると、感染力を持ち、他の牛が食べると、狂牛病を発病することがあります。日本も一時的に製造や販売、使用を禁止しました。

「牛のパスポート」について(問い合わせ先)
□JA全農ひろしま
▽082−544−3717
※『牛のパスポート』を作ったのは、「JA全農ひろしま」です。パスポートを持った牛が、パック肉として店頭に登場するのは、12月7日からです。広島県内の「Aコープ」で購入することができます。番組の中に登場した店舗もAコープです。

 
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