これまでの放送
No.2989
2011年1月20日(木)放送
世代をつなぐ鉄道ブーム
「鉄道ファン」というと、以前は一部の熱狂的な男性がほとんどだったが、最近、鉄道を趣味とする人たちが性別を問わず幅広い層に広がっている。各地で開かれる時刻表の展示会や鉄道地図の勉強会には若い女性や中高年の姿が数多く見られ、週末にツアー客でいっぱいになるローカル線も少なくない。「鉄道を介して様々な世代と話せるのがいい」、「日常生活から離れて気持ちをリラックスできる」。鉄道の魅力をそんな風に語る人が多いという。いま人々はなぜ鉄道に惹かれるのか、人気の背景に迫る。
- 関連記事
-
- “ウーマノミクス(女性経済)”が日本を変える
2011年1月11日(火)

- マータイさん最後のメッセージ 2011年10月20日(木)
- 女性パワーがスポーツを変える 2011年11月16日(水)
- 岐路に立つ保育の現場
2011年11月21日(月)

- 思いが伝わる声を作れ ~初音ミク 歌声の秘密~
2012年2月28日(火)

- “ウーマノミクス(女性経済)”が日本を変える
2011年1月11日(火)
出演者の発言
番組中の出演者のコメントを掲載
- 出演者
-
錦織 良成
さん
(映画監督)
※森本健成キャスターがお送りしました。
-
錦織良成さん(映画監督)
【スタジオ1】
●鉄道ブームの背景
>>そうですねいろいろ取材をしている中で鉄道が好きだという人以外でも大体ほとんどの人が列車とか鉄道には普段の生活で関わってると思うんですね。通勤、通学それから人生の節目、節目。就職するとか大学の受験に行くとかで駅というのは非常に思い出が詰まった場所になってるんじゃないかと思うんですね。僕の世代もそうなんですけど高度成長の時代でなんでもこう、効率とかスピードがずっと求められて走ってきた人が、ローカル線ローカルに身を置いたときに各駅停車でガタゴトと古い電車が走るような人生もあっていいんじゃないかというふうな、思いがありましてそれと映画を重ねて映画化してみたいと思いました。取材をするとローカルには東京とか大阪の都会で働いていた電車が都会ではもうお払い箱になってスピードとかもうないですからね、その電車がローカル線で第二の人生よろしくですね働いている。どこかでもう要らないよと言われたんですけどもどこかでまた必要に思われるというところが、まあ人生でそういう生き方もあっていいんじゃないかというのをテーマにしたいと思いまして映画にしました。
●鉄道ファン層の変化(女性の増加について)
>>この番組で取り上げられるということも含めですね隔世の感がありますね。昔は鉄道好きっていうのは決して変な意味じゃなくてやっぱり隠してる人が多かったと思うんですよね。それでやっぱり男の人がほとんどだったんじゃないかと思うんですけどね。VTR見てて思うんですけどあれは本当に取材してても感じたことなんですけどそうですね、例えると牛丼屋さんは昔、男の人しかいなかったんですけど女性の人が食べ始めるとああ、やっぱり女性の人でも好きな人は好きなんだなっていうことでまあ、価値が多様化してますので。ですから電車好きの人も女性の中にもいたということではないかと思うんですけどね。ちょっとことばが大げさかもしれませんが、ヨーロッパなんかが古い電車を大事に乗ってて旅の目的が目的地に行くことじゃなくて電車に乗ることそのものが風景を楽しむことがという人も多いと思いますが、日本の人たちも成熟したのかなという気もします。
【スタジオ2】
●世代を超える鉄道ブーム
>>やっぱり見てると世代や性別、それから生まれ故郷を超えてですねやっぱり人が一番感動を覚えたり、豊かな気持ちになれるのは人との出会いなんだなというのを今VTRを見て感じました。ローカルに行くとですねまだまだ人口は少なくなってはいますが、年輩の方々が気軽に人に声をかけたりとかする風土が残ってますので、鉄道はそういうところと都会をつないでいるという意味で、つながりとかそういうものを感じますよね。(最近は)バーチャルなことがはやってますけど、鉄道に乗ってその座席の前に座ってる人たちも生きた言葉とか、方言も含めてですね、じかに人と触れ合えるっていうのが大きな鉄道の魅力じゃないかと思いますね。ひと言で言ってしまうとたぶんグルメな人も温泉好きな人も、旅好きな人ももちろん、鉄道のこういう車両が好きな方々も鉄道ということでいくと、一つでくくれちゃうっていうことが大きいんじゃないですかね。鉄道が好きっていうことだけでやっぱり年齢も一気に関係なく近づけるっていうのが大きな魅力じゃないかと思います。今、ですからまあ、いろんな意識とか趣味が多様化した中で鉄道というものだともうとにかくいろんな切り口があるんじゃないかと思いますので私自身もやっぱり取材をしてるとこれだけいろんな切り口があっていろんな所から好きな人が集まって、それでまた違う趣味だけれども、鉄道という共通言語があると、皆さん全然関係ない人たちが、すごく仲よくなれるっていうのがこの鉄道ブームのなんか現象の大きな要素じゃないかと思いますね。できれば、バーチャルな世界もいいんですけれどもアナログな、人と人がじかに触れ合うようなこういう現象が、もっともっと増えてほしいですし続いてほしいと思います。模型なんかを作る人もいると思いますけれども、とにかく人と人が旅も含めてですね、じかに触れ合って、いろんな意味でみんなが仲よく生きていければなと思います。
前回
2011年1月19日(水)放送

スタッフの部屋 最新記事
Loading...
先週アクセスが多かったページ


