クローズアップ現代

毎週月曜から木曜 総合 午後10:00

Menu
どうする遺骨 あなたのご意見は?

どうする遺骨 あなたのご意見は?

2017年11月27日

親や先祖の遺骨を捨ててしまう…行き場のない遺骨が自治体にあふれかえる…多死社会を迎えるいま、全国各地で起きている「遺骨」を巡る問題を取材。12月22日の「年末スペシャル(仮)」の放送に向けて、取材した内容を皆さんとも共有していきます。

Facebookグループを運営中。メンバーになっていただくと、コメントを書き込んでいただくことができます。
https://www.facebook.com/groups/kurogen.ikotsu/

その他、遺骨にまつわる困りごとやご意見は、こちらのリンクからぜひお寄せください。
https://www.nhk.or.jp/gendai/request/ikotsu.html

遺骨「置き去り」411件

妻の遺骨を置き去りにした70代の男性。妻が亡くなったあと遺骨を自宅に保管し続けていましたが、引っ越しでやり場に困り、東京駅のコインロッカーに入れたままにしていました。
遺骨「置き去り」があった現場はリサイクルショップの店先やサービスエリア、競輪場など様々。全国の警察にはこの5年間で411件が届けられています(NHK調べ)。

自分の遺骨どうする?

自分の死後についてはどう考えていますか?「NHKネットクラブ」のアンケートで、「自分の遺骨をどうしたいと考えていますか?」と、ことし5月に自由記述で伺ったところ、1280人の方が回答。518人が、「家族の墓」、「ふつうのお墓」など、従来型のお墓に入りたいと書きました。他に多かったのは「わからない・任せる(280人)」、「散骨(242人)」、「墓は不要・廃棄」(118人)」、「納骨堂(78人)」「樹木葬(56人)」など(複数回答)。残された人の迷惑になりたくない、という意見も目立ちました。

散骨の規定は?

「散骨」は、もともとは多様な葬送の形の1つとして広がり、亡くなった人の希望を叶えるという意味合いが強いものでしたが、いま広がっているのは遺骨の置き場に困った人たちが「処分の手段」として散骨を選ぶケースです。

散骨については、墓地と埋葬などに関する法律に具体的な規定がなく、散骨業者や団体が法律に抵触しない方法を模索しながら行っているのが現状です。遺骨をそのまま遺棄すると違法にるため(刑法190条)、たとえば散骨業者の業界団体では、ガイドラインを作り、「遺骨を2ミリ以下の粉末にして散骨する」としているところもあります。ただ、自治体によってルールが異なるため、確認が必要です。

“無縁遺骨” 自治体の苦悩

横須賀市役所の一角には、遺骨が安置されている倉庫。墓に入ることができず行き場を失った遺骨が次々に運ばれてきていました。9割は、身元が分かっても墓の場所が判明しない人たち。自治体が特定の宗教を選ぶことはできないため、供養は一切行われていません。対応する側の自治体も苦悩していました。




葬式も墓もなし!?広がる”ゼロ葬”

葬儀会社に遺骨を預けたまま音信不通になる遺族。遺骨を郵送で受け付けるサービスを始めた業者…家族が葬儀もせず、遺骨も引き取らない、墓も作らないことを、業界では「0(ゼロ)葬」とも呼ぶそうです。取材班はその実態を去年取材しました。

もっと読む