クローズアップ現代

毎週月曜から木曜 総合 午後10:00

Menu

“不妊”を話そう。新たな治療の選択肢「子宮移植」実施を目前に

いま、不妊治療の選択肢として「子宮移植」が新たに加わろうとしています。世界ではすでに11人の子どもが生まれていて、日本でも臨床への準備が始まろうとしています。生まれつき子宮がなかったり、病気などで子宮を摘出した女性たちの出産が可能となる一方、移植手術によるリスクや倫理の問題などの課題も残されています。

日本では、年間40万件を超える不妊治療が行われています。不妊治療への理解が進んできたとはいえ、治療を受けていることをオープンにしづらい、悩みを周りに相談しづらいという人は少なくないのではないでしょうか。

世界で初めて子宮移植による出産に成功したスウェーデンを取材してみると、不妊治療を支える制度があるばかりではなく、日本と比べると、不妊についてオープンに話す風土が根付いていると感じました。

5月7日(月)放送「ここまできた!?不妊治療 “子宮移植”で子どもを…」の放送内容はこちらから。

ご意見募集中

どんなことが知りたいか、自分の体験談から伝えたいことなど、
あなたのご意見をお寄せください。
(寄せられた声の一部を、このサイト内でご紹介しています)

不妊治療の知識

不妊とは?

妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。

不妊の原因

男性側、女性側、あるいはその両方にある場合がありますが、何も原因がない場合もあります。
原因が分かっている場合は、それぞれの原因に応じた治療を行います。原因が分からない場合は、排卵や受精を補助する治療を行っていきます。

不妊治療の方法

不妊治療の方法

排卵と受精を補助する方法には、タイミング法、排卵誘発法、人工授精、そして体外受精などの生殖補助医療があり、順番にステップアップして行われることが多いです。腹腔鏡検査は、タイミング法、排卵誘発法、人工授精などの一般不妊治療で妊娠されなかった方に対して行われます。

新たな不妊治療「子宮移植」とは?

新たな不妊治療「子宮移植」とは?

子宮をもたない女性に、第三者の子宮を移植して、妊娠・出産につなげる「子宮移植」。いま、不妊治療の選択肢のひとつとして、新たに加わろうとしています。子宮移植について解説します。

田中キャスターの“スウェーデン取材記”(前編)

田中キャスターの“スウェーデン取材記”(前編)

3月のストックホルム。公園にはスケートやアイスホッケーをするためのリンクがあり、小高い丘にはまだ雪が残っていて小さな子ども達を連れた親子の姿がたくさんありました。まず日本と違って驚くのはベビーカーを押す男性の姿の多さです。男女関係なく子どもと遊ぶ姿はとても素敵な光景でした。

田中キャスターの“スウェーデン取材記”(後編)

田中キャスターの“スウェーデン取材記”(後編)

ドアを開け出迎えてくれたのは、朗らかな笑顔の女性と小さな男の子。ロリータさんと、3歳になる息子のキャッシュくんでした。

>ディレクター制作後記 ~不妊と向き合う方々の声を聞いて~

ディレクター制作後記 ~不妊と向き合う方々の声を聞いて~

今回、番組で、子宮移植について取材した情報を番組ホームページに公開したところ、不妊に悩む人たちからの切実な声が数多く寄せられました。意見を寄せてくれた皆様、ありがとうございました。

メッセージ

向井 亜紀さん

向井亜紀さん
(タレント)

18年前、妊娠と同時に子宮頸がんが見つかりました。出産を断念し、子宮を摘出。その後も、“子どもをもつ”という夢をどうしてもあきらめることができず、「代理出産」という選択をしました。... 続きを読む
代理出産は代理母に長い間、精神的にも肉体的にも負担がかかります。また、日本では代理出産が認められず、戸籍上の「母」になることもできません。そのため、どうにかお母さんになりたいという気持ちから、周りに隠して代理出産にトライする人が多いように感じます。そのお気持ちは痛いほどわかるつもりですが、それでは何らかのアクシデントが起きたときに助けを求めることが難しくなってしまいます。「自分が母になれる」、「自分で子を生める」という子宮移植の方法は、乗り越えなければならない問題や課題が多く残されていますが、生まれつき子宮を持たないロキタンスキー症候群という病気の女性、そして、病気などにより、後天的に子宮をなくしてしまった女性たちの希望の光になると思います。

ロリータさん

ロリータさん
(子宮移植により出産 1児の母)

自分に子宮が生まれつきないと知ったのは14歳のとき。病院の検査でわかりました。自分自身が壊れている、何かの罰を受けているとも思ったし、友人に話すこともできず、孤独でした。... 続きを読む
それが「ロキタンスキー症候群」という病名だということは30代になってようやくわかりました。
「子宮移植」という新しい研究が始まっていることを知ったとき、ぜひ参加したいと思いました。医師にリスクに関する説明を受けましたが、治療を受けたい気持ちは揺るぎませんでした。姉がドナーとして協力してくれました。
移植後は、腹痛や薬の副作用で大変なこともありましたが、妊娠したときは、言葉にできないほどうれしかったです。出産を経験して、自分を女性だと感じることができました。私の人生が変わったのです。
生まれつき子宮をもたない女性や、病気のせいで子宮を摘出しなければならなかった女性、全ての女性が「子どもを持つか持たないかを選択する権利」を持っていると思います。ですので、どうか諦めないでください。長い道のりだし、孤独を感じ、つらい思いをするかもしれませんが、諦めないで。独りぼっちじゃない、あなたのせいではない、恥ずかしくない。わたしは19年かけて、夢を叶えました。子どもを望んでいる人、必要としている人、すべての人の夢が現実になってほしいと、心から願っています。

ご意見募集中

どんなことが知りたいか、自分の体験談から伝えたいことなど、
あなたのご意見をお寄せください。
(寄せられた声の一部を、このサイト内でご紹介しています)

生まれつき子宮をもたない、病気などで子宮を摘出したという方からのご意見

50代 女性 広島県
2018.5.16
娘がロキタンスキー症候群と診断されました。ちゃんとした体に産んであげられなくて本当に辛いです。私は結婚し、子どもを持って本当に幸せだなと思います。娘にも同じように幸せになって欲しい。私の子宮で役に立つのなら、将来移植をして子どもを抱かせてあげたいです。日本でも子宮移植が出来るようになってほしいです。
60代 女性 静岡県
2018.5.13
ロキタンスキー症候群の娘を持つ母です。娘は、昨年結婚しました。相手の方には全てを話し、納得していただいてますが、もし間に合えばとわらにもすがる思いです。
40代 女性 兵庫県
2018.5.8
ロキタンスキーの娘を持つ母です。現状がここまできていると知り涙がでました。外国での代理出産以外に方法がないと思っていました。日本で一刻も早く道を開いてほしいと切に願っています。
40代 女性 東京都
2018.5.8
私はロキタンスキー症候群の当事者です。子宮移植が公の場で話されるようになり、ようやくここまできたかという思いがあります。番組で取り上げていただいたように、日本の子宮移植は、技術的には可能であるのに、社会的なコンセンサスを得るのに時間がかかっているのが現状です。子宮移植を待ち望んでいる女性は多くいるにもかかわらずです。
スウェーデンでは不妊を病気として扱っているのですね。日本では偏見や好奇の目がまだまだ多いように感じます。私も病気のことは隠して生活しています。子どものことよりも、病気を隠して生きていくのがつらいです。
30代 女性 愛媛県
2018.5.5
私は妊娠と共に子宮頸がんが見つかり、出産後に子宮を摘出しました。もし、子宮移植ができるようになれば、いつごろどこの病院でどのような治療を受けるのか知りたいです。
悩まれている方がたくさんおられることを投稿を読んで改めて感じています。
10代 女性
2018.5.3
私はロキタンスキー症候群という病気です。生まれつき膣や子宮がなく、生理もなく、子供を産むこともできません。
私はまだ10代ですが、いずれは子供が欲しいと思っていました。ガンなどの手術で子宮がない人や私たちのような生まれつきの病気の人のためにも、ぜひ子宮移植を不妊治療の選択肢の一つにいれてください。
女性
2018.5.3
私はMRKH症候群(ロキタンスキー症候群)です。生まれつき妊娠することが出来ないので、私は周りとは違うんだ。私はおかしいんだ。と今でも思っています。
周りに相談しても、生理がないなら楽だねって言われるのが辛くて泣いてばかりです。そんな人が番組を見て、少しでも意見が変わってくれたら嬉しいと思っています。
女性
2018.4.6
2度の流産後、第一子を出産しました。その際に、出血が止まらず出産後に子宮を摘出。第二子を望んでいましたが、不可能となりました。子宮移植という言葉をみて、可能性があれば希望すると思います。子どもを産みたい気持ちがある方に適用されるといいなと思います。
40代 女性 東京都
2018.4.6
おととし、子宮頸がんで子宮と卵巣を摘出しました。一度も子どもが欲しいと思わず生きてきたので、若い頃は「不妊治療している人に(子宮が)移植できたらいいのに」と思っていました。無駄になってしまった自分の子宮。もし、健康な頃に移植がかなったならと今でも思います。

不妊治療をしている(していた)方からのご意見

30代 女性 群馬県
2018.5.10
女性不妊・男性不妊・不育症により、現在体外受精での治療をしています。夫婦ともに30代で「まだ若い」と言われますが、繰り返す陰性と流産で、心もお金もとても厳しい状況です。
30代 女性 愛知県
2018.5.10
第1子を顕微授精で授かり出産しました。私は、不妊治療をしていることをオープンにしていましたが、日本にはオープンに出来ない環境があると思います。不妊治療中に「子どもはいらない」と言っていた姉が自然妊娠し出産したときは、心が張り裂けそうでした。時間が経った今でも姉と姪に会うのが辛い時もあります。
30代 女性 愛知県
2018.5.8
2人目を不妊治療中です。不妊のことを他で話すところがありません。辛い思いをどこかで吐き出したいです。
40代 女性 埼玉県
2018.5.8
30代後半に不妊治療し、体外受精まで試みましたが妊娠にいたらず。どんなに頑張っても、治療の成果を得られない人には、心のケアが必要です。私は特別養子縁組という道を選んで、救われました。
30代 女性
2018.5.8
不妊治療7年目ですが、地方は病院が少なく、遠距離通院をしているので交通費もすごくかかる。仕事もやれる範囲が限られる。子どもを望む方が子どもを持つことができるように、様々な選択肢を増やしてほしい。
30代 女性 東京都
2018.5.8
不妊治療を理由に退職する旨を恩師に相談したところ「隠さず周りにも話していくべき」と言われ、実践しています。しかし、治療費や夫婦生活といった、親や親友とも話しにくい話題を相談できる人がいません。精神科医やキャリアカウンセラーもいたらと思います。
30代 女性 東京都
2018.5.7
働きながら1年半不妊治療をしています。子どもはとても欲しいけど、この先何年もつらい不妊治療を続けていくつもりはありません。様々な思いを乗り越えて、最近やっと、子どもがいない人生も幸せに生きられると信じることが出来るようになりました。不妊治療への理解と、どんな生き方も認めてくれる社会になってほしいです。
30代 女性 埼玉県
2018.5.7
2年程不妊治療をして、昨年出産しました。アメリカでは精神科医が一緒に治療することを知り、改めて日本は心が置き去りにされていると感じました。
30代 女性 埼玉県
2018.5.7
2年程不妊治療をして、昨年出産しました。アメリカでは精神科医が一緒に治療することを知り、改めて日本は心が置き去りにされていると感じました。
30代 女性 神奈川県
2018.5.7
夫の精子の数が極端に少ない男性不妊で、顕微授精により子どもを出産しました。採卵や移植で急に仕事を休まなければならず、仕事は辞めざるをえませんでした。もっと社会の理解があればと切に思いました。一番辛かったのは、金銭的な負担です。1回50万円はかかりました。これから子育てにお金がかかるのに、産む前からこんなに経済的なハンデを背負うのはおかしいです。スウェーデンのように、保険適用になることを強く望みます。
40代 女性 東京都
2018.5.7
不妊治療のために仕事を転職、退職し、やっと妊娠しましたが、流産。生きてる価値がないと自殺まで考えたこともありました。その後、4年の治療を乗り越えて、2人の子どもに巡りあえました。スウェーデンのように治療費を安くすべきだと思います。
40代 女性 神奈川県
2018.5.7
5年間不妊治療をし、3回流産。不育症ということがわかり、治療をしながら体外受精で出産しました。治療をしていることを会社に伝えましたが、休むことを理解されず、契約を解除されました。仕事をしないと治療費が稼げませんが、休むことへのストレスもあり、仕事を辞めて良かったと思います。治療を理解してくれる会社、治療を支えてくれる国に早くなってくれることを願います。
50代 女性 神奈川県
2018.5.7
2年程、仕事をしながら治療をし、子どもを授かりました。治療中は当たらないギャンブルを続けているようで、ノイローゼになりました。治療方法の進歩は素晴らしい反面、やめどきがますます難しくなるのではと危惧しています。
40代 女性 東京都
2018.5.7
不妊治療に1,000万円かけましたが、妊娠できず、やめどきを検討中。養子縁組は非常に条件が厳しく限定的で、子どもを産みたい、産めなくても育てたい人をサポートする仕組みが貧弱すぎる。
40代 女性 愛知県
2018.5.7
不妊治療を受けて、41歳で出産しました。年齢が高くなれば卵子の老化により妊娠率がとても低くなること、妊娠しても流産してしまう確率が高いことなど、治療を開始してから知りました。このような情報はもっと早く、もっと広く知られてほしいです。
また、治療費の補助は、自治体で定めた所得制限により受けられませんでした。全額自費での治療は、とても負担です。保険適応にするべきだと思います。
30代 女性 熊本県
2018.5.7
不妊治療中です。年齢的に焦ったり、早く諦めたかったりと、毎日、気持ちが揺れています。確実に妊娠ができるか分からない治療に、莫大な治療費がかかることや、職場の理解が得られないことなど、もやもやしています。
40代 女性 東京都
2018.5.7
仕事の責任や、やりがいを感じていた30代。今妊娠したら会社に迷惑かけるんじゃないかと思い、39歳から不妊治療を開始。治療を開始するまでは、妊娠は自分でコントロールできる、望めばすぐに妊娠出来ると勝手に思っていましたが、現実は甘くなく、一度妊娠するも流産しました。
不妊治療を続けながらフルタイムで働くことの難しさ、体外受精だけでなく不妊治療全般に保険が使えるようになるべきなど、治療に対する理解を社会で高めていく必要があると思います。
20代 女性 愛知県
2018.5.7
夫婦ともに転勤がある会社に勤めているため、夫とは結婚してからずっと別居。不妊治療をしていますが、別居ゆえにうまくいかないことが多いです。そろそろ仕事を辞めないと不妊治療がうまくいかないかも、と思っています。
40代 女性
2018.5.6
第1子出産後、2人目が不妊。私たち夫婦は不妊治療を辞めて養子縁組のプロセスに入りました。今度、乳児院にいる男の子を家に迎えます。
多くの子どもたちが、親になってくれる人を待っている中で、多くの夫婦が不妊治療にお金と時間と心をつぎ込んでいます。たくさんのご夫婦に、特別養子縁組や養親里親という道があるということを知ってほしいです。
50代 女性 福岡県
2018.5.6
約5年間不妊治療しましたが子どもを授かりませんでした。
その後里子を迎え入れましたが、里子の養育は言葉に尽くせない辛さでした。
結局子育ては夫婦の信頼関係がなければ成り立ちません。 子どもがいれば何とかなるは幻想です。
30代 女性 北海道
2018.5.6
不妊治療を始めて約1年半。先日から人工授精に移行しましたが、職場にも許可をとらなければならず、治療中は頭を下げながら仕事の引き継ぎ作業などに追われました。体外受精となると、職場の他の方に尋常ではない負担がかかってしまうため、このままでは通院は難しく、退職せざるを得ません。好きな職場・仕事。悔しくてなりません。
40代 男性 東京都
2018.5.5
不妊治療で妻が2人目を妊娠中です。
子宮移植は選択肢としては賛成ですが、保険の利かない今の不妊治療制度では、お金がないと踏み込めませんよね。
30代 女性 東京都
2018.4.26
不妊治療をしています。自分は卵巣以外は問題がないため、子宮を含めたほかの部分について勉強しておらず、今回の放送で知識が深まればなと思っております。楽しみにしています。
40代 女性 山形県
2018.4.26
地方は治療できる病院が少なすぎて選択が少ない。治療でパートを休みにくい。夫も一緒に病院へ行く時に夫が休みを取りにくい。年齢が高い人ほど治療に対する理解がなく、家族にも理解してもらいにくい。
50代 女性 埼玉県
2018.4.26
20才代後半から不妊治療を受けました。良い結果が出ず、最後は心身ともに疲弊して子供はあきらめました。主人も一緒に頑張ろうという人ではなく、誰にも言えず、今でも当時のことを思うと涙が出ます。
難しい倫理的なことは分かりませんが、お金と時間があって、何より家族の支えがあれば、どんな方法でも自分の子供を腕に抱きたかったです。 私の様な思いをする人が1人でも少なくなるよう、そして社会全体が一緒になって見守り考えて欲しいです。
50代 女性 千葉県
2018.4.26
人工授精は効果がなく体外受精で一児をもうけました。
卵巣の働きが悪かったせいか、毎日注射して排卵を促しても、1個しか排卵しない事があり、そんな時の激しい落ち込みが思い出されます。不妊治療はホルモン投与を伴うので、気力も大きく損なわれます。気力、体力、そして金銭面でのダメージも大きく本当に苦しかったです。
30代 女性
2018.4.26
命を救うのが医療ならその命を生み出すための医療があってもよいのではないでしょうか。私は原因不明の不妊で、浮き沈みする感情にフタをしながら治療を7年続け、今は病院に通うことをやめました。
当事者にならなければなかなか理解が得られないのが不妊治療だと思います。同じような苦しみを味わう人が少しでも減るのであれば、命を生み出すための医療の研究と世間の理解が進むことを私は切に願います。
30代 女性
2018.4.26
現在不妊治療中です。
医療関係の仕事をしているため不妊の定義や治療の内容もだいたい知ってはいましたが、まさか自分がそうなるとは全く思っていませんでした。もっと早く取り組んでいたらとか、考えてしまいます。
40代 女性
2018.4.25
不妊治療を始めて6年目。受精卵移植8回目でようやく初めて妊娠できましたが、流産でした。
年齢や金銭面、精神的にも追い詰められ、今は、もうあきらめる時が来ているのだと現実を突きつけられています。
不妊治療が世間で認知され、保険適用になり、少しでも負担が軽く治療しやすい世の中になると良いです。
30代 女性 東京都
2018.4.24
体外受精で子供二人を授かりました。費用負担は大きかったですが、今の医療財政を考えると保険適応には反対です。
治療経験をオープンに話していますが、子供を持たないという選択肢を尊重するのも忘れないようにしなければと思います。
30代 女性 東京都
2018.4.16
治療中(体外受精)です。妊娠には年齢的な限界があることを男女ともに義務教育で教え、不妊治療に苦しむ人を減らし、男女間の温度差も減らしてほしい。
また、負担が長期化することを知ってほしい。ホルモン投与期間中には身体的な負担があり、妊娠判定までには精神的な負担がある。
30代 女性 愛媛県
2018.4.12
結婚直後から不妊治療を始めました。
ありがたいことに結婚8年目にして我が家は子宝を授かりましたが、子どもが欲しいと願う夫婦、家族からしてみれば、手段や方法は選ばないと思います。経済的、時間的に許されるものなら、あらゆる方法、手段にすがりたいと。そして、子宮移植もその方法の1つとして加わるのならば、選択肢が増えていいじゃないですか?
それを選択するか否かは、ご夫婦の問題なのですから。
女性 
2018.4.8
顕微授精の移植4回目で授かり、妊娠6ヶ月になりました。夫婦共働きで治療費は賄えましたが、仕事と治療の両立は本当に大変でした。治療費は約150万円です。日本も諸外国のように不妊治療に金銭的にも制度的にも寛容な国になっていってほしいと思います。
30代 女性 東京都
2018.4.8
1年半ほど、不妊治療をしています。人工授精4回、体外受精3回行いましたが、結果は出ていません。子宮移植、どの程度の費用なのか、知りたいです。
40代 女性 大阪府
2018.4.7
臓器移植のように、子宮移植も注目されていいと思います。私は不妊の原因が卵巣なので、何年も治療をしていますが、チャンスや可能性があるという奇跡は羨ましいです。
30代 女性 山形県
2018.4.7
不妊治療を初めて2年近くになります。スウェーデンでは日本より、不妊についてオープンに話せるというのは、とても進んでいると感じました。私は過去に流産を経験しました。身近な人や友人には話せない内容でしたので、つらかったです。今は排卵障害があり、通院しています。先の見えない取り組みはつらいです。少子化対策を考えるなら、まずは子どもが欲しいという人のために、不妊治療の支援も進んだらいいなと思います。子宮移植は興味がありますが、排卵障害でも有効なのでしょうか?
20代 女性 京都府
2018.4.7
結婚後、通院でタイミング療法をしていました。しかし、一度も妊娠せず、病院からは、私のホルモンが原因と言われてました。自分のせいだと思えば思うほど主人に申し訳なく、なぜ私は不良品なんだと責め続けて外出もつらくなりました。病院に相談し、他の婦人科にかかったところ男性不妊の可能性を指摘され、検査すると顕微受精でしか望みはないと言われました。主人は私が落ち込んでいる姿を見ていた分、自分のせいだと精神的に参ってしまいました。互いを支え合って現在は妊娠3ヶ月です。不妊治療を周りに話した際、「薬は体を汚すからやめたほうが良い」「妊活休んだらできる」「若いから大丈夫」など、様々なことを言われました。しかし、薬を飲まなければ、治療しなければ、子供はできません。安易な励ましは逆に傷つくと言うことを知ってほしいと思います。
50代 女性 静岡県
2018.4.7
20年前、不妊治療が世間ではあまり認知されなかった時代に治療をして、娘を授かりました。仕事をしながら通院する暮らしと、義母からの「子どもはまだか」というプレッシャーに、体も心も疲弊し、努力して正社員になった会社を退職しました。幸いにも娘が生まれましたが、私自身の人生の大切なものを諦めました。

そのほかのご意見

50代 女性 埼玉県
2018.5.13
少子化は深刻。体外受精が保険対象外というのはおかしい。お金の問題で不妊治療ができない夫婦も多い。
女性
2018.5.12
妊娠6ヶ月で妊娠中毒症になり、お腹の中で子どもを亡くしました。体質を調べたところ、身体が妊娠に耐えられず、次に妊娠した場合は入院が必要なことが分かりました。「そこまでして子供がほしいか」と自問自答し、子供のいない生活を送っています。不妊治療は、人工的で自然の摂理に反するものだと思います。
60代 男性 愛知県
2018.5.8
少子化が進むなか、不妊治療は保険診療で行われるべきですし、子宮移植も不妊治療の選択肢の一つとして認めてもらえるようにしていただきたい。
40代 女性 東京都
2018.5.7
子宮移植は新たな道を広げると思います。ただ、治療拡充の議論と並行して、なぜ里親制度の拡充が議論されないのか疑問です。子どもを産んでも育てられない人から、子どもを望む人に託す、という方法を拡充することは、別々の論点ではないと思います。
40代 女性 宮城県
2018.5.7
スウェーデンで不妊治療が原則無料という点が興味深かったです。「子どもを授かりたいのに授かれないのは病気」と認識されているのが日本とは全く違うと思います。女なら産んで当たり前、産めて当たり前、という考えが日本人に根強くあることが、問題かと思います。
40代 女性 東京都
2018.5.7
子どもが苦手なので、子どもをつくらない条件で結婚しています。日本で子宮移植が可能なら協力したい。子宮を提供した場合、普段の生活をしていく上で影響はありますか?
20代 女性
2018.5.6
大学で福祉を学んでいることもあり、今よりももっと養子縁組や里親制度について周知や検討がされてほしいとの思いもありますが、自分で子どもを産み、育てたいと沸き上がる感情は決して周りが奪えるものではないと思います。
不妊治療への援助や不妊の原因の一部となりかねない社会的な課題にも注目しつつ、子宮移植の今後を見守り、関わっている方々を応援したいです。
40代 男性 長崎県
2018.4.26
8年前に精巣がんになり、後遺症と副作用とで不妊症になりました。治療前に冷凍保存を勧められ、これまで精子を保存していましたが、今年の3月に失職し、保存費用が払えなくなりました。独身のため、市町村の不妊治療助成金も受けられません。
40代 女性 栃木県
2018.4.26
不妊治療を考える前に「リプロダクティブヘルス」に関して若い人に正しい知識を伝える機会を与えてください。
40代 女性 奈良県
2018.4.26
子宮移植とその後の薬剤使用により、母体と子供に問題がなく安全が確立しているのであれば、素直にすごいことと思う。可能であれば子宮のドナーとなり貢献したい。
50代 女性 奈良県
2018.4.26
若いころには子どもがほしかったですが、私は子どもを産みたかったのではなく、子どもを育てたかったので、養子縁組なども考えました。
なぜ、子育てをしたいのではなく、自分の子を産みたいだけなのか、私は実のところ、よく理解できません。
50代 男性 海外
2018.4.15
私の身近にも不妊治療している人がいますが大変です。バンコクでも事情は同じです。なぜ保険適用外なのかその理由を知りたいです。
30代 男性
2018.4.14
性同一性障害の当事者です。心は男ですが、身体は完全に女です。性別欄は男性にしましたが、戸籍はまだ女性です。
現在の法律では、戸籍の性別を女から男に変えるために子宮卵巣摘出が必須条件となっています。
課題は沢山ありますが、必要とする人たちに有効活用していただけるのであれば、摘出する子宮を喜んで提供したいと思います。
少しでも早く日本で子宮移植が実現することを願っています。
40代 女性 兵庫県
2018.4.12
治療ではなく、予防に力を入れる政策が早急に必要だとおもいます。
不妊は女性の社会進出のための晩婚による卵子の老化、他は原因不明です。
患者の多くは治療すればできると勘違いしており、晩婚に危機感がありません。
20代 女性 東京都
2018.4.9
そろそろ子どもが欲しいので、生活習慣を注意するよう夫に話しますが、言うことを聞いてくれません…。男性は自分が不妊の原因になるかもしれないって考えられないのでしょうか。
20代 女性
2018.4.8
少子化なのに、不妊に対する理解があまりなくつらい。精神的、体力的、そして金銭的にも負担がかかり、頑張っても報われるとは限らない。
50代 女性 東京都
2018.4.7
不妊治療、子宮移植、代理出産などは自然の摂理に反するので反対ですが、個人の問題でもあり、需要があるから子宮移植も出来るようになったのだと感じます。私は50代既婚者で子どもなしです。妊娠しましたが、妊娠中毒症になり子どもはお腹で死亡しました。子供がいる人生、いない人生、結婚もそうですが、本人の責任の問題ですので、やりたい方がリスクも含めて受け入れたらいいと思います。
30代 女性 宮城県
2018.4.7
リスクがなければ、子宮移植に賛成です。病気など、体のことで子どもを諦めなくていい。「自分で産み、育てたい」という想いを持った人の選択肢が増えることはいいことだと思います。結婚して愛する人と自分の子どもを望むことが倫理的に反しているとは思いません。
40代 女性 東京都
2018.4.6
おととし、子宮頸がんで子宮と卵巣を摘出しました。一度も子どもが欲しいと思わず生きてきたので、若い頃は「不妊治療している人に(子宮が)移植できたらいいのに」と思っていました。無駄になってしまった自分の子宮。もし、健康な頃に移植がかなったならと今でも思います。
20代 女性 鹿児島県
2018.4.6
少子化、少子化というけれど、不妊治療に関する国の援助はまだまだ足りないと思う。「子どもはお金がかかるから産まない」ではなく、「産みたいけど、不妊治療にお金がかかるから授かれない」という人もいることも知ってほしい。一回で妊娠できるか分からない、博打のような不妊治療に何十万円とかけるのは一般家庭には難しく、治療を諦める人もたくさんいます。どうか、国の援助を増やしてほしい。
女性
2018.4.6
2度の流産後、第一子を出産しました。その際に、出血が止まらず出産後に子宮を摘出。第二子を望んでいましたが、不可能となりました。子宮移植という言葉をみて、可能性があれば希望すると思います。子どもを産みたい気持ちがある方に適用されるといいなと思います。

専門家からの回答

菅沼信彦先生
菅沼 信彦 先生

京都大学 名誉教授
日本子宮移植研究会 理事長
現在、卵管障害で不妊治療をしています。
子宮移植は興味がありますが、卵管障害でも対象になるのでしょうか?
卵管障害、例えば両側の卵管が塞がっていれば、人工授精での妊娠も難しく、体外受精の適応になります。
反対に子宮に問題がなければ子宮移植の対象とはなりません。
他の疾患と同じように不妊症にはいろいろな原因があり、その各々に対し適切な治療を行っていく、すなわち原因治療が原則です。
不妊治療ではよくステップ・アップという言葉が使われますが、これはあくまでも不妊原因が明らかではない場合、あるいは本来の治療でなかなか成功しなかった場合であり、担当の先生にご自身の不妊の原因と、それに対する治療法の選択肢など、詳しくお聞きいただけるといいと思います。
子宮移植のドナーになれるのはどのような人ですか? 私は性同一性障害の当事者です。女性から男性への性別適合手術を受けるときに摘出する子宮を、提供できますか。
子宮移植のドナーとしては死体(心臓死・脳死)や生体ドナーが想定されます。
臓器移植全般からみても死体の方が生体と比べてドナーへの負担は無い訳ですが、特に日本においては死体ドナーの移植件数が非常に少ないのが現状です。
まして子宮となるとほとんど提供者がいないと考えてもいいかもしれません。世界においてもこれまで行われた子宮移植38例のうち、29例(約4分の3)が生体ドナーで、そのほとんどが母親とか姉妹とかの肉親です。
この場合、母親などは高齢の場合も多く、手術を受ける負担も大きくなります。
今回のお問い合わせのように、性同一性障害の方で性別適合手術、すなわち身体的には女性ですが男性の体に近づくため子宮摘出を希望される方(FTM)において、その子宮を子宮移植に使えるようになれば、有効な方法だと考えられます。
現に我々が組織する日本子宮移植研究会のホームページからのお問い合わせにも、FTMの方から今回のようなご希望を数多くいただいています。
ただ、わが国の臓器移植においては、生体ドナーは肉親に限られており、そのルールの改訂や新しい指針作りも必要になってくると思います。