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2022年4月5日(火)

体の不調 天気のせいかも!? 最新研究で分かる対処法

体の不調 天気のせいかも!? 最新研究で分かる対処法

「雨が降ると頭が痛くなる」「台風前はだるい」―
天気のせいで体に不調をきたす人は、少なくとも推計1000万人以上と言われています。こうした“気象病”や“天気痛”とも呼ばれる不調のメカニズムが、最新の研究で見えてきました。番組では、薬の飲み方や頭痛日記の付け方、セルフチェックの方法など対策も取材。天気による体調不良とうまく付き合うコツとは。

出演者

  • 佐藤 純さん (愛知医科大学客員教授)
  • 桑子 真帆 (キャスター)

※放送から1週間はNHKプラスで「見逃し配信」がご覧になれます。

天気のせいで体調不良 アナタの周りにも…

桑子 真帆キャスター:
原因が分からないけど頭痛が起きる、体調不良になる、そんなことありませんか?

実は私もそんな悩みを抱えているのですが、もしかしたらそれは天気のせいかもしれません。

この現象、正確な数字は分かっていませんが、少なくとも全国で1,000万人以上が悩んでいるといわれています。

今回は、4月5日に放送した「あさイチ」に寄せられた皆さんの悩みや質問にもお答えします。自分でできる対処法だけでなく、周りの人ができるケアまでお伝えします。

症状やメカニズムは?

東京に住んでいる宮寺ゆりさん。まもなく育休が明け職場復帰を控えていますが、原因不明の頭痛があり不安を抱えているといいます。

宮寺ゆりさん
「3月22日。朝からかなり激しい頭痛がありました。今雪が降り始めたところです。子どもがまだ寝ないので、市販の鎮痛薬を飲んで対処したいと思います」

長年、天気が崩れると頭痛がひどくなる気がしていますが、本当に天気のせいなのか確信は持てていません。夫にも相談しましたが…。

<再現>


「大丈夫?でも気持ちで何とかなるよ。気のせいだよ」

筋トレが趣味で体力自慢の夫は全く取り合ってくれず、今ではアピールすることも諦めました。

宮寺ゆりさん
「お医者さんに天気と関係があると診ていただければ、少しは(夫の対応も)良くなると期待してますけど」

3月、宮寺さんは初めて都内にあるクリニックを訪れました。

天気と体の関係を長年研究している、医師の佐藤純さんです。

佐藤純医師
「天気のどういうタイミングで調子が悪くなるんですか?」
宮寺ゆりさん
「曇り、雨、台風が近づいている時、全身がだるい感じですね」
佐藤純医師
「眠気がしたり、寝ちゃいたくなるときがありますか?」
宮寺ゆりさん
「あります」
佐藤純医師
「吐き気は?」
宮寺ゆりさん
「吐き気はひどいときあります」
佐藤純医師
「耳鳴りがするとか、そういうのは全部そうです。首とか肩触ってもいいですか?ものすごく(肩が)固いんだけど、(肩こりで)痛いですよね」

天気によって体調が悪くなる人の代表的な症状のうち、宮寺さんは5つ当てはまりました。

佐藤純医師
「天気以外でも調子が落ちますか?」
宮寺ゆりさん
「晴れのときは、それほどでもない」
佐藤純医師
「気圧の変化を、あなたの耳は感じ取っている」

体調不良には「天気」が関わっていると診断されました。でも、なぜ天気が悪くなるとこのような症状が起きるのでしょうか。

その引き金となるのは「気圧」。いわば空気の重さです。一般的に気圧が低下すると天気が崩れますが、実は体も影響を受けているのです。

気圧の変化を耳の奥にある「内耳」が感じ取ります。すると、さらに奥の「前庭神経」も興奮します。そして、すぐそばの「三叉(さんさ)神経」が刺激され、「神経伝達物質」を放出。その結果、脳の血管が拡張するとともに炎症物質も放出され、頭痛を引き起こすのです。

肩こりや慢性痛の悪化、けん怠感なども内耳が気圧の変化を感じ取り、自律神経が乱れることで起きるのです。

宮寺ゆりさん
「少し気が楽になりました。憂うつな気分が少しとびました。旦那には気のせいじゃなかったって伝えたい」

早速、夫の孝典さんに報告します。

宮寺ゆりさん
「結論としては、天気痛。天気の影響で頭が痛くなったり、めまいがしたりという診断だった」
孝典さん
「大変だなって言ったらすごいひと事ですけど、天気悪くなってきそうなときとか、家事のこと少し手伝ったり、支援、サポートできたらいい」
宮寺ゆりさん
「分担の方がいいんじゃない?手伝うと言うと、世の女性から反感買うよ」
孝典さん
「家事を分担して。(反感は)嫌だよ」

このように「天気が崩れると体調が悪くなる」というのは聞いたことのある人も多いと思うのですが、今回天気による不調に悩む方々に話を聞くと、実はそう単純ではないことが分かってきたのです。

「天気が悪いと、前日の夜とか早いとお昼ぐらいから症状が出始める」

「台風、雨とかの1日2日前くらいから頭痛が出たりする」

「お天気がいいのに、頭痛で起きられない」

「晴れの日でも、体調不良になったりする」

雨の日だけでなく、その数日前や晴れているときでも体調が崩れる。

実は、この不思議な現象のメカニズムも最新の研究で分かってきたのです。一体どういうことなのでしょうか。

天気のせいで体調不良 あなたは当てはまる?

<スタジオトーク>

桑子 真帆キャスター:
皆さん、本当にたくさんの悩みを抱えていらっしゃいます。そして、4月5日放送の「あさイチ」に寄せられた皆さんの質問やご意見ですが、合わせておよそ800通も寄せていただきました。

具体的には「雨の前に頭痛」「産後、特にひどくなった気がする」「家事も苦労する」という声ですとか、「対処法が欲しい」という方。さらには「上司に『気のせいだ、大げさだ』と嫌味を言われる。みんなに知ってほしい」などいただきました。

専門家の方をお招きして、いろいろ聞いていきたいと思います。自分には症状がない方でも、近くにこういった方がいるかもしれないという視点でご覧いただけたらと思います。

きょうのゲストは、天気と体調の関係を長年研究されている佐藤純さんです。まずお聞きしたいのが、「天気痛」や「気象病」と言われるのですが、これは病気なのでしょうか?

スタジオゲスト
佐藤 純さん (愛知医科大学 客員教授)
天気と体の関係を長年研究

佐藤さん:
よく勘違いされるのですが、それは病名ではないんです。偏頭痛とか膝関節症というのが病名でして、そういうのが天気の影響を受けて悪化する、崩れるというものが「天気痛」と呼ばれるものなんです。

天気痛
病名ではなく、天気が影響して症状を引き起こすケース

桑子:
症状を総称したような感じなんですね。実は、私も天気の影響を受けて体調が悪いのではないかとずっともやもやしていたんです。そういう方、実際に多いと思うのですが、簡単に確かめるためのチェックリストを佐藤さんに作っていただきました。

「その不調、天気のせいかも!?」ということで、10のチェック項目があるのですが、ご家庭や職場で似た症状の方がいないか、ぜひチェックしてみてください。

私は7つ当てはまったんです。乗り物酔いしやすいとか、耳抜きが苦手とか、私は天気痛なのかどうか、どうでしょうか。

佐藤さん:
6個以上あると、天気の影響を受けて不調になっている可能性が高いと考えていいです。

桑子:
6個以上ですか。ということは私は…。

佐藤さん:
天気の影響を受けて不調になっている方だと思います。

桑子:
たくさん当てはまるという方も多いかもしれないのですが、全部当てはまるから「天気痛」だと思い込むのもちょっと違うんですね。

佐藤さん:
そうですね。頭痛はいろんな原因で起こってきますし、このチェックリストだけで判断するのは危険です。特に、痛みが強くなったり長引いたりした場合は別の病気が隠れている可能性もありますので、医師の診断を受けてください。

桑子:
重大な病気のおそれもはらんでいるかもしれないということですよね。

佐藤さん:
そうですね。

桑子:
もしかしたら自分が天気の影響を受けているかもと思ったときの対処法として、佐藤先生がまずやったらいいとおっしゃっているのが「日記を付けること」だそうです。私も3月の1か月間、日記を付けてみました。

天気と自分の体調を記したもので、特にこの1週間が頭痛がしたり、耳が詰まる感じがあったり、あと腰痛があったり。

こういった症状があったんですが、どういうことなのでしょう。

佐藤さん:
一緒に天気の分布をかいていただいてますが、雨が降っているときに体調が崩れることが分かりますよね。こういう方はたくさんいらっしゃいます。もう一つは、天気が崩れる前に調子が崩れる人、天気が悪くなる前に調子が崩れる人というのもいらっしゃいます。

桑子:
天気が崩れる前からもう症状が出る方もいらっしゃる。

佐藤さん:
そうです。そういう方のほうが実は多いということも分かっているんです。

桑子:
2パターンがあるということで、私も確かに晴れの日も「頭が痛いな」と感じることがありました。実は、このメカニズムが最近明らかになったのです。対処法も見えてきたことで、人生が劇的に変わったというケースも出てきています。

晴天でも体調不良に!? 最新研究で意外な現象が

愛知県に住んでいる小林ゆいさん(仮名)。中学生の時から天気による不調に悩まされ、病院に通っていました。

当時、天気が崩れると体調不良になることは学校に説明。そのことは理解されているはずでしたが…。

<再現>

クラスメイト
「きょう晴れてるのに何で?」
クラスメイト
「仮病なんじゃないの?」

晴れている時に体調が崩れることを受け止めてくれる人はおらず、ゆいさんは不登校になっていきました。

小林ゆいさん(仮名)
「晴れの日でも体調不良になったりする。自分の身に何が起きてしまったんだと、全然わからないままだった。すごい不安でしたし、学校にも行けなかった」
ゆいさんの母
「『仮病なんじゃないか?』みたいなふうに言われちゃったこともあったし」

ゆいさんのように「晴れていても体調を崩す」という声は、実は多く上がっていました。

その理由を解き明かすため、医師の佐藤純さんは気象情報会社と協力し、大規模な調査を行ったのです。

まず、「天気で体調を崩す人」のべ16万人に体調が悪くなるタイミングを聞き取りました。すると、ある意外な傾向が明らかになったのです。

例えば、2018年に日本列島を直撃した台風24号。

ウェザーニューズ 森田清輝さん
「調べてみますと台風が本州からだいぶ離れているとき、調子が悪いという方が増え始めているということが分かってきました」

台風が最接近する2日前、本州では気圧にはまだ大きな変化はなく、雲もほとんどかかっていませんでした。しかしこの時、32%の人が体調を崩していました。

そこで膨大な気象データを細かく解析してみると、気圧に微妙な変動があることが分かったのです。

森田清輝さん
「この中で小さく変動しているものがある。黒の線が微妙に上がったり、下がったりしている」

ふだんその変動はおよそ0.1ヘクトパスカル程度で、頻度もそれほど多くありません。しかし遠くで台風が発生した時は、その変化がおよそ0.5ヘクトパスカルに広がり、短期間に何度も起きていたのです。

森田清輝さん
「あまりにも小さいので、微気圧変動という言い方をしています。天気を予報するためには、あまりにも細かい。ゴミとかノイズとか見向きもしなかった変化」

天気予報では全く注目されてこなかった「微気圧変動」。それを地図に落とし込んでみると、日本のはるか南に台風が発生した時、さざ波のように何度も日本列島に押し寄せていました。

佐藤純医師
「気圧の変化が小さく揺れる。幅が小さくてもそれが頻回に繰り返し、そして速いスピードで変化するということは、(内耳の)感覚の中では非常に重要な変化だと捉えられる」

不登校になっていたゆいさんも、メカニズムが解明されたことで適切に対処することができるようになりました。

小林ゆいさん
「自分の原因が分かったんだという安心感はすごいありました」
取材班
「ほっとした?」
小林ゆいさん
「そうですね、本当に救われました」
ゆいさんの母
「中学は行けていなかった。高校は無遅刻、無欠席」
取材班
「高校は楽しいですか?」
小林ゆいさん
「めちゃめちゃ楽しかった」

ゆいさんも行っていた効果的な対処法を、詳しくお伝えします。

症状に効く対処法

<スタジオトーク>

桑子 真帆キャスター:
対処法ですが、私は市販の頭痛薬をのんで症状を抑えることが多いのですが、薬について注意が必要だということで佐藤さんにまとめていただきました。

佐藤さん:
頭痛薬はよく使われることが多いのですが、のみすぎますと脳が過敏になって、ますます痛みが出るようなことが起きてきます。市販薬を月10日以上服薬しているような方は注意なさってください。

また抗めまい薬、これも天気痛によく効くと考えているのですが、めまいがある方に使っております。めまいの症状のある場合には使っていただいてもいいかもしれません。自己判断でほかの症状に対して使うのはよくないかなと思っております。

桑子:
ゆいさんも抗めまい薬で治ったということですが、注意が必要だということですね。

佐藤さん:
いずれにしても医師・薬剤師にご相談ください。

桑子:
そして、簡単にできる対策はほかにもあるんです。

「低気圧のアプリです。『警戒したほうがいいよ』みたいな感じで『頭が痛くなります』みたいなことがこれだと分かります」

気圧の変化をリアルタイムで表示し、頭痛発生の注意喚起をするものや、微気圧変動のデータも予測に取り入れ体調悪化のリスクを週間予報で出しているものなど、さまざまな企業がアプリをリリースしています。

薬を飲むタイミングの判断や、予定を立てるときに活用されています。さらに…。

患者さん
「なんだろ、いま頭が痛い」
取材班
「いま頭痛がするんですか?」
患者さん
「そう、急に」

突如、頭痛が起きてしまった患者さん。天気の影響を受けていると見た佐藤さんがおすすめした方法が、内耳のリンパなどの流れをよくすることで気圧を感じにくくさせる運動です。

桑子:
佐藤さんに耳の体操を詳しく教えていただこうと思います。お願いします。

佐藤さん:
それでは一緒にやってみましょう。

耳の上を軽くつまんでいただいて上に5秒。それから、下にも5秒引っ張っていただきます。そして、横にも5秒引っ張ります。

桑子:
どれぐらいの力で引っ張ればいいですか。

佐藤さん:
痛気持ちいいぐらいがいいと思います。

桑子:
結構、力は入れますね。

佐藤さん:
そうですね。周りをしっかり引っ張るような感じが必要だと思います。そのまま5回、後ろに大きく回します。

それが終わりましたら上と下から耳を大きく挟んでいただいて、5秒間キープです。

桑子:
これも痛気持ちいいくらいですか?

佐藤さん:
痛気持ちいいぐらいです。調子が悪いと痛いかなというのが強いかもしれません。そちら側を入念にやってください。

そのあと耳を覆っていただいて、温める感じで息をゆっくり吸ったり吐いたりしながらうしろに5回まわします。

桑子:
息を止めてしまいそうですが、呼吸は大事ですね。

佐藤さん:
はい、呼吸は大事です。

桑子:
どういった効果が実際にあるのでしょうか。

佐藤さん:
これを行いますと耳、あるいは耳の周りの血流、それからリンパ液の流れをよくするんです。リンパというのは内耳の働きに非常に重要なものなので、滞りをなくすようにするのが重要だと思ってます。

桑子:
周りを動かすような意識でやることが大事ですね。

では、ここからは「あさイチ」に寄せられた声をご紹介していきます。まず「10年前に自転車で交通事故を起こし、ひざにそこそこの重傷を負ってからというもの、雨の気配が近づくとじわじわとひざが痛くなる気がします」。これは天気痛に含まれますか?

佐藤さん:
そうですね。私の患者さんにも古傷が痛むという方は割といらっしゃいます。古傷の場所というのはストレスがかかったときに興奮する交感神経と、痛みの神経がつながっているような場所があると考えられているんです。そうすると、ストレスがかかるとそのまま痛みが出てくるというようなメカニズムがあるのではないかと考えているんです。

桑子:
もう一つ。「3月に入ってからめまい、頭痛、吐き気などで仕事を休み、病院を受診しても今もまだ不調です。ずっとではないけれど、毎日すっきりしない」。この「3月に入ってから」というのは、どういうことなんでしょう。

佐藤さん:
3月というのは季節の変わり目ですので、気圧が非常に動きやすい。また、寒暖差もありますよね。そうすると自律神経にも影響が出てまいります。

日頃から自律神経がしっかりしていれば問題はないのですが、今はコロナ禍ということもあり、家にいる時間も多いし運動不足ということもあります。それから、生活のリズムが狂っていると自律神経が弱くなっているので天気の影響を受けやすい体になっている可能性があります。

桑子:
ということは、対処法は規則正しい生活をするということなのでしょうか。

佐藤さん:
そうなりますね。規則正しい生活、朝ごはんをしっかり食べる、そういうことが大事なことだと思ってます。

桑子:
私も雨が降れば必ず痛くなるわけではないのですが、これは天気によるもの、さらにはストレスとか疲れとかそういうものも合わさったりするものなのでしょうか。

佐藤さん:
そのとおりですね。天気の影響を受ける人も、天気の影響を受けない場合もあったりします。そういう場合は体の調子が何かほかのことで悪くなっているケースもあるので、気をつけていただきたいと思います。

桑子:
コロナ禍はまだしばらく続きそうですが、やはり自分の体にしっかり向き合うということが大切ですね。

佐藤さん:
そうですね。そのとおりだと思います。

桑子:
こういった症状がある人がいるということを、周りの人も理解するということも大切だと思います。そういった現場も生まれ始めています。

大切なのは周囲の理解 学校や会社の取り組み

釧路市にある春採中学校は、天気による体調不良で学校を休む生徒が増えたことで全校に向け情報を発信しました。

釧路市立春採中学校 幸村仁校長
「校長便りということで、天気痛について書かせていただきました」

症状が出るメカニズムを多くの人に知ってもらうことで、これまで1人で悩んでいた生徒を少しでも減らしたいと考えています。

幸村仁校長
「ほかの先生方も、『こういうことってあるんですね。今後生徒との会話の中でも取り入れていきたい』と言ってくれた。子どもたちの一番身近にいる保護者や、教員が理解してあげるのが一番大事だと思います」

さらに体調の悩みを社内で共有し、職場環境を変えようという会社も出てきました。

この日、神戸市にある製薬会社では有志の社員50人がリモートで集まり、どんな天気の悩みがあるのか話し合いました。

症状に悩む社員
「気圧、雨が降るとかももちろんそうなんですけど、すごいしんどくなって何も出来ない」
症状に悩む社員
「天気の痛みは『もうちょいがんばれよ』って言われると思って、そもそも人にあまり言ってこなかった」
症状がない社員
「この中にいる50人ぐらいの半分の方が、(天気の)影響を受けて仕事をしていることに概念が覆るというか、ふだん仕事をする中でも気をつかっていきたい」

社内の理解が進んだ結果、悩みを相談しやすくなり休暇の活用も増えました。メカニズムの解明が働きやすさにつながったのです。


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