クローズアップ現代

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2018年2月26日(月)
平和の祭典の裏で… ~“ほほえみ外交”めぐる攻防~

平和の祭典の裏で… ~“ほほえみ外交”めぐる攻防~

ピョンチャンオリンピックをきっかけに北朝鮮情勢がめまぐるしく動き出している。南北合同チームの結成やキム・ヨジョン氏の派遣で融和ムードを演出した北朝鮮の“ほほえみ外交”。一方、警戒を強める日米は、韓国と連携し、圧力を維持する方針を確認。開会式などを舞台に熾烈な外交が繰り広げられた。政府関係者などへの独自取材を通して知られざる外交の舞台裏に迫り、北朝鮮問題の行方を探る。

出演者

  • 平岩俊司さん (南山大学教授)
  • 岩田明子 (NHK記者)
  • 池畑修平 (NHK記者)
  • 武田真一・鎌倉千秋 (キャスター)

北朝鮮“ほほえみ外交” スクープ!攻防の内幕

このほほえみは何を意味するのか。昨日(25日)、幕を閉じたピョンチャンオリンピック。

北朝鮮の応援団
「私たちは1つだ!」

大規模な応援団を派遣し、融和ムードを演出した北朝鮮。初めてキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の実の妹を送り込み、「ほほえみ外交」を展開しました。

実は、平和の祭典の裏側では緊迫した外交戦が繰り広げられていたのです。

(取材に基づき再現)

韓国 ムン・ジェイン(文在寅)大統領
「南北対話が非核化に役立つやり方はないか追及したい。」

トランプ大統領
「南北の対話は要注意だ。」

さらに、日朝首脳レベルの異例の接触。独自取材からそのやり取りも初めて明らかに。メダルラッシュに沸いたオリンピックの裏で何が?北朝鮮情勢の行方に迫ります。

平昌五輪 舞台裏で何が “ほほえみ外交”めぐる攻防

北朝鮮の核・ミサイル問題の当事者たちが初めて顔をそろえた、オリンピックの開会式。日本・アメリカ・韓国の首脳らの前に姿を現したのが、北朝鮮のキム・ヨジョン(金与正)氏。キム・ジョンウン委員長の特使として出席しました。同席していた西村官房副長官は、キム・ヨジョン氏に独特の印象を受けたといいます。

西村官房副長官
「近寄りがたい雰囲気があって、別次元の、別空間の人かなという印象。ちょっと冷たい雰囲気の感じの人がにこっと笑うと、みんなだまされてしまいそうな雰囲気になる。」

若くして党の要職に抜てきされ、兄のキム委員長に直接意見を言える唯一の存在とされるヨジョン氏。今回、キム委員長の親書を携え、ピョンヤンでの南北首脳会談の開催を提案しました。なぜ、特使にヨジョン氏を選んだのか。北朝鮮の内情に詳しいナム・ソンウク教授は、そのねらいをこう分析します。

高麗大学 ナム・ソンウク教授
「キム委員長は、3回目の南北首脳会談を実現させるための雰囲気を盛り上げることができるのはヨジョン氏しかいないと判断したと思われる。ヨジョン氏は2泊3日の韓国滞在中、発言を控えた。ただ、ほほえんだり冷ややかな表情をしたりして好奇心を刺激した。その方が、より効果的だと考えたのだろう。」

ナム教授が注目したのはヨジョン氏だけではありません。ヨジョン氏に同行したこの人物。キム・チャンソン氏。政権の中枢で歴代の最高指導者に仕えてきたと見られる人物です。今回も、外交経験の浅いヨジョン氏に付き添い、融和ムードを効果的に醸し出すための助言をしたとナム教授は分析しています。

高麗大学 ナム・ソンウク教授
「キム・チャンソン氏は韓国でどんな行動を取れば人気を得られるか熟知している。キム委員長の考えを伝える役目を担ったヨジョン氏を効果的にサポートしていた。」

融和ムードを前面に押し出す北朝鮮を手厚くもてなしたのが、韓国のムン・ジェイン大統領でした。みずからの肝いりで、アイスホッケーの南北合同チームを結成。さらに、北朝鮮応援団の滞在費など、およそ3億円を負担しました。核やミサイルの脅威が高まる中、融和を重視するのはなぜなのか。
手がかりとなるのが、過去に2度行われた南北首脳会談です。支援や交流を通じて同じ民族どうしの融和を図る、いわゆる「太陽政策」。初めて会談を実現させた当時のキム・デジュン(金大中)大統領が掲げました。

2007年の首脳会談には、政府の中枢メンバーとしてムン大統領自身も実現に深く関わりました。キム・デジュン元大統領の息子で、ムン大統領の北朝鮮支援策を支えるキム・ホンゴル氏です。ムン大統領は、この10年続いた北朝鮮への強硬姿勢を見直し、再び太陽政策で事態を打開しようとしているといいます。

キム・デジュン元大統領の息子 キム・ホンゴル氏
「北朝鮮が核兵器を保有しており、危険だからこそ、むしろ積極的に対話を行い危険を減らす必要がある。韓国が先頭に立って問題を解決していき、周辺諸国も韓国を支持する状況になってこそ成功するというのが、太陽政策の基本精神。ムン大統領もこうした考え方で動いている。」

オリンピックを機に、急速に距離を縮める北朝鮮と韓国。強い危機感を抱いていたのが、日本とアメリカでした。開会式の1週間前に行われた、安倍総理大臣とトランプ大統領の電話会談。そのやり取りが今回の取材で明らかになりました。

(取材に基づき再現)

アメリカ トランプ大統領
「南北の対話は要注意だ。今の段階では北朝鮮との対話を私は望んでいない。」

安倍首相
「北朝鮮はオリンピックを活用して対話の姿勢を示しているが、核・ミサイル開発は続けているだろう。意味ある対話を引き出すためには、国際社会が水も漏らさず圧力をかけ続けるしか方法はない。」

アメリカ トランプ大統領
「同じ考えだ。」

圧力強化の必要性を確認した日米。実はその一方で、日米の考えを北朝鮮に伝える機会も探っていました。

開会式2日前に行われた安倍総理大臣とペンス副大統領の会談。この時アメリカ側が「アメリカは北朝鮮との接触を韓国を通じて持ちかけられており、応じる考えだ」と伝えていたことが明らかになりました。これに対し日本も「接触の機会があれば日本の立場を明確に伝える」と打ち明けていたのです。

西村官房副長官
「どの場でどういうふうになるのか、(北朝鮮側との)接触がありうるのか、なかなか直前にならないと分からなかったので、日本の考えとか、国際社会が強い考え・立場であることを的確にトップであるキム・ジョンウン委員長にも伝わるようにしなければいけない。」

開会式当日。日韓の首脳会談では、北朝鮮との対話をめぐる温度差が浮き彫りになりました。

(取材に基づき再現)

安倍首相
「圧力をかけるという方針を変えてはならない。核武装した北朝鮮を決して受け入れてはならない。」

韓国 ムン大統領
「圧力の必要性について、何ら考え方の違いはない。私はむしろ、南北の対話が非核化の方向に役立つやり方はないか追及したい。」

ムン大統領は北朝鮮との対話を促す仕掛けを用意していました。開会式直前のレセプション会場。この場で1つのテーブルに北朝鮮と日米を同席させようとしたのです。

韓国 ムン大統領
「ピョンチャン五輪でなければ同じ場所にいることさえできない方々がいる。何よりも大事なのは、私たちがここに一緒にいることだ。」

しかし、安倍総理大臣とペンス副大統領はホテルの駐車場で車の中にとどまっていました。現地でも会談を繰り返していた日米。実はペンス副大統領が「明日、北朝鮮側と接触する予定だ」と明かしていたことが判明しました。

2人は圧力強化の厳しい姿勢を伝えることを改めて確認し、会場へ向かいました。ペンス副大統領はこの日はテーブルには着かず、5分でその場を後にしました。一方、安倍総理大臣は北朝鮮のキム・ヨンナム最高人民会議常任委員長と同席しました。そしてレセプション終了間際、異例の行動に出たのです。その時の様子を、居合わせた人物が写真に収めていました。キム・ヨンナム氏に近づき何かを語りかける安倍総理大臣。その緊迫したやり取りの一端が、今回の取材で初めて明らかになりました。

(取材に基づき再現)

安倍首相
「全ての拉致被害者の帰国を実現してほしい。日朝ピョンヤン宣言に基づき、拉致・核・ミサイル問題を含めた全ての問題を解決すべきだ。」

2002年に首脳間で交わされた、日朝ピョンヤン宣言に言及した安倍総理大臣。キム・ヨンナム氏が日本との対話に関心を示していたことも今回分かりました。

西村官房副長官
「(キン・ヨンナム氏は)表情をあまり出さない方だけれど、でも二言三言発言されて、2人の間でやり取りがあった。キム・ジョンウン委員長に日本の考え方が伝わることを期待したい。」

翌日、北朝鮮との接触を予定していたペンス副大統領。しかし直前になって北朝鮮がなぜか中止を申し入れ、結局、米朝の接触はありませんでした。

アメリカ ペンス副大統領
「今後、あらゆる機会を使って北朝鮮に我々の考えを明確に分からせていく。」

“ほほえみ外交” 北朝鮮のねらいは

ゲスト平岩俊司さん(南山大学 教授)
岩田明子(NHK記者)
池畑修平(NHK記者・ソウル支局長)

鎌倉:北朝鮮のほほえみ外交、そのねらいは何なのでしょうか。昨日の閉会式のタイミングでも動きがありました。北朝鮮は高位級代表団を派遣。ムン大統領と会談しました。その中で北朝鮮側は「アメリカと対話する十分な用意がある」と、アメリカとの対話に前向きな姿勢を示しました。

ペンス副大統領との接触を断った北朝鮮。一転、昨日は対話の用意があるとしたとされているが、何を考えているのか?

平岩さん:北朝鮮は対話そのものを拒否しているわけではなくて、ペンス副大統領は人権問題を含め、核・ミサイルの問題で北朝鮮に対してかなり強い姿勢で臨むということが予想されましたから、北からすると、キム・ヨンナム氏や、あるいはキム・ヨジョン氏が一方的にアメリカの主張を聞くという、そういう場にしてはいけないと、恐らくそういう思いがあったんだろうと思います。ですから、キム・ヨンチョル氏のようなその専門家のレベルから、実務的な対話からスタートしたいと、恐らく今回の発言はそのように受け止められると思いますね。

そもそも、挑発を続けてきた北朝鮮が、ここに来て融和の姿勢を見せ始めているように見える。どういうねらいがあるのか?

平岩さん:国際的な圧力がかなり強まっていて、従来に比べてかなり厳しい制裁が加えられておりますので、例えば「瀬取り」のような、海の上での石油の輸出、密輸が行われるような状況にありますので、かなり制裁の効果が効いているんじゃないのかというような評価もありますし、その可能性もあるんですけれども、残念ながら今のところ、まだ北朝鮮が核・ミサイルの問題について姿勢を変えたわけではなくて、いわゆる南北関係が融和的な雰囲気になったというだけですので、まだ効果は限定的と言わざるをえないと思います。それよりもむしろ、北朝鮮は去年(2017年)、いわゆる核武力の完成ということを宣言しましたので、それを前提にしてアメリカと交渉をして、今の状況をアメリカ、および国際社会に受け入れさせて、自分たちに科せられている制裁、これを緩和して経済発展につなげていきたい、恐らくそういう彼らなりの身勝手な思いなんだろうと思いますね。

戦略的な変化ということ?

平岩さん:そうだと思いますね。

異例の日朝接触 そのとき何が…?

安倍総理大臣は、レセプションの場で北朝鮮側に声をかけるという異例の接触を図ったが、このねらいは何だったのか?

岩田記者:日米がそろって強いメッセージを北朝鮮側に伝える、こんな意図だったんだと思いますね。また安倍総理大臣には、やはり核やミサイル開発に焦点が当たる中で、拉致問題が置き去りにされるということは避けたいというねらいがあったのだと思います。そしてこのやり取りの中で安倍総理大臣は、2002年の日朝ピョンヤン宣言に言及しました。この日朝ピョンヤン宣言は、拉致・核・ミサイル問題を包括的に解決して国交を正常化させることが明記されていて、安倍総理としては、北朝鮮がもし前向きに対応するのであれば、対話に応じる可能性も伝えるねらいがあったのだと思いますね。

接触した時には、周囲に緊張が走ったそうですね?

岩田記者:このレセプションの終わり間際に、安倍総理のほうから話しかけたそうなんですけれども、このやり取りの中で、韓国の議員が話に割り込んできたりですとか、陪席している韓国側の通訳が突然、安倍総理とのやり取りをメモし始めるという、想定していない状況も発生したということなんですね。たまたまキム氏の隣にいた国連のグテーレス事務総長が通訳に話しかけたため、韓国側がメモ取りをしなかったということになったようなんです。

少しざわついたということなんですね。

北朝鮮“ほほえみ外交” 日・米・韓の連携は?

ソウルの池畑支局長にも聞きたいと思います。ムン大統領ですけれども、この圧力の必要性も認めながら、一方で、南北の対話を追求したいとしていますけれども、どういう胸の内なんでしょうか?

池畑支局長:もともと同じ民族である北朝鮮との融和を図るという理想を掲げているムン大統領なだけに、北朝鮮が対話に乗り出したこの機会を逃したくないと考えたのは明らかです。同時に、韓国の安全保障は日米との連携の上に成り立っているという現実も理解しています。だからこそ、首脳会談の提案に飛びつきはせずに、キム・ヨジョン氏に、米朝間の対話が前提条件だと伝えました。
ただ「核放棄が対話の入り口だ」とする日米に対して、ムン大統領は「核放棄は出口にある」という考えです。つまり対話から入って、最終的に核放棄にたどりつくのを目指すべきだというわけでして、ここで日米との隔たりは残ったままです。

鎌倉:こうした状況を日米はどう受け止め、事態は今後どう動くのでしょうか。安倍総理大臣が韓国から帰国したあとに、トランプ大統領と行った電話会談のやり取りが取材から明らかになりました。安倍総理大臣が「ムン大統領が北朝鮮が非核化の意志を示さぬままに対話を行うなら間違いだ」と述べたのに対し、トランプ大統領は「その通り。しかし韓国はとにかく対話の方向に向かっているように見える」と懸念を表明。すると安倍総理大臣は「改めて日米韓の連携が必要だ。キム・デジュン大統領やノ・ムヒョン大統領が訪朝したが、非核化は何一つ進まなかった」と指摘しました。

安倍総理大臣は日米とそれから韓国の連携が乱れるということを警戒している?

岩田記者:そうですね。日本政府は、非核化が約束されないままで対話が進んでしまうと、国際的な包囲網にほころびが生じて、圧力を弱めかねないと警戒しています。安倍総理大臣は日韓首脳会談でムン大統領に対して、経済的な圧力の効果を最大限に高めていくためにも、米韓合同軍事演習という軍事的な圧力も必要だという考えを伝えたんですね。ところがムン大統領は、圧力強化の必要性というものは認めつつも、軍事演習を行うかどうかは明確にしなかったそうなんですね。日本政府としては、やはり非核化を前提としないまま対話を進めてしまうのではないかといった危機感もあるんです。政府関係者によりますと、トランプ大統領は安倍総理大臣に対して、折にふれて、こうしたムン大統領の姿勢に不満を漏らす場面もあるということなんです。

融和か?緊張か? 北朝鮮情勢のゆくえは

鎌倉:そのアメリカはどう出るのか。トランプ大統領は先週、北朝鮮の密輸を阻止するための新たな制裁を科すと発表しました。さらに、閉会式に合わせて娘のイバンカ氏を派遣し、ムン大統領と会談。圧力をかけ続ける方針を確認しました。

昨日、北朝鮮がアメリカとの対話の用意があるとしたことについて、アメリカ側は「非核化への最初のステップを示しているのか、注視していく」としています。北朝鮮政策に詳しいアメリカの専門家は、このように述べています。

米 ヘリテージ財団 ブルース・クリングナー上級研究員
「最大限の圧力をかけながら関与していく、それがトランプ政権の政策だ。現時点では、明らかに圧力に重点を置いている。北朝鮮との対話を始めるかどうかは、『アメリカは努力した。あとは北朝鮮次第だ』ということだろう。」

融和か緊張か、今後、事態はどう進んでいくのか。日本政府はどう考えている?

岩田記者:日本政府は、キム・ヨンチョル氏らとムン大統領との会談の中で、アメリカと対話の用意があると姿勢を示したことに注目もしています。キム・ヨンチョル氏には実権があると見られているからなんですね。一方、日本政府は北朝鮮に核やミサイル開発を放棄させるためには、引き続き圧力の強化が必要だと判断していまして、パラリンピック終了後に延期されている、米韓合同軍事演習が予定どおりの規模で着実に実施されるのかどうか、これは注目点だと思います。非核化の実現には、いずれかの段階で対話を行う必要があるというのも事実でして、北朝鮮の動向を慎重に見極めながら、このタイミングというものを検討していくのだと思います。

一方の韓国は、南北首脳会談も含め、今後どう対応していく?

池畑支局長:ムン大統領も直ちに南北首脳会談が実現するとは考えていません。というのも、韓国国内でも、北朝鮮の“ほほえみ外交”というのは演技にすぎず、ムン政権は制裁の圧力をかわすために利用されているという根強い批判があります。また延期された米韓合同軍事演習が実施されれば、北朝鮮がどう反応するかというのも、対話の行方を左右しそうです。ただ、北朝鮮側がアメリカと対話をする用意があると述べたことで、ムン大統領は、自分が提示した首脳会談の前提条件が受け入れられたという手応えを感じているはずです。これからは北朝鮮が核問題でどこまで前向きな姿勢に転じる用意があるのかを探って、それをアメリカに説明することで、首脳会談への道筋を固めたい考えとみられます。

今回の一連の外交、今後の朝鮮半島情勢にどう影響してくるのか? 事態はどう動くのか?

平岩さん:今回の南北の融和ムードというのが、どういう形で核問題の解決につながっていくのかというのが国際社会の関心ですけれども、その際、やはり米韓関係、アメリカと韓国がこの問題についてどういうふうに協力して、合同軍事演習をどう対応するのか。それに対して北朝鮮がどう反応するのか。これが明らかになった時点で、今回の、今の流れの意味というものが決まってくるんだと思いますね。

韓国の南北融和の路線というのは、アメリカが認める可能性もある?

平岩さん:アメリカは、もちろん一方で警戒はしてるんでしょうけれども、一方で韓国の動きを見てみようという思いもあるはずですから、やはり米韓関係は重要になってくると思いますね。

オリンピックの裏で繰り広げられた駆け引きから、各国の思惑が見えてきました。事態打開の方向に向かうのか、あるいは緊張がさらに高まるのか、今、重要な局面にさしかかっています。