クローズアップ現代

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2017年12月13日(水)
夫婦げんかで子どもの脳が危ない!?

夫婦げんかで子どもの脳が危ない!?

「日常的に繰り返される激しい夫婦げんかは、子どもの脳を傷つけている―」近年、驚きの研究結果が明らかになった。福井大学とハーバード大学がアメリカ人を被験者にして調べたところ、日常的に両親の暴力や暴言を見聞きしてきた子どもたちは、脳の視覚野の一部が萎縮していたというのだ。記憶力や学習に影響が出る可能性もあるという。とはいえ「夫婦げんかを全くしない」という家庭はなかなかない。けんかになってしまった場合、どんなことに注意すればよいのか?傷ついた子どもをケアするための心がけとは?

番組で紹介した「暴言チェックリスト」は、こちらのリンクからご覧ください。

出演者

  • 友田明美さん (福井大学教授・日本発達神経科学会理事)
  • 信田さよ子さん (日本臨床心理士会理事)
  • 武田真一・田中泉 (キャスター)

夫婦げんかで子どもの脳が危ない!?


「いま何時ですか?」


「10時半。」


「なんでこんな当たり前のように遅いわけ?」


「当たり前って言い方…。」


「私もう、ほんとに無理なんだけど。」


「明日は早く帰れるようにがんばるよ。」


「明日は私、いないんだよー。」


「あー。」

家事や育児を手伝わない夫を責め続ける妻。こうした夫婦げんかの積み重ねが、子どもを傷つけているかもしれません。最新の研究で、夫婦間の暴言がもたらす新たなリスクが科学的に明らかになりました。日常的に両親のけんかに接した子どもは、脳の一部が萎縮。ゆがんだ言動や学習の遅れなど、さまざまな影響が生じるというのです。幼いころから両親の激しいけんかを目撃してきた、この男性。

10代の男性
「ふざけんなよ。お前、それどけろよ。頭悪いな。」

中学校に入ってから感情がコントロールできなくなり、キレやすくなったといいます。

親の暴言を聞いてきた男性
「いらだちというか、バカにしたような言動をとってしまう。」

医師・脳科学者
「言葉による(夫婦の)ケンカ、子どもにとっては相当、脳に響く。目撃者である子どもさんも傷ついているんですよ。」

どのような夫婦げんかが子どもに悪い影響を与えるのか。傷ついてしまった脳は、どうすれば回復するのか。取り組みも紹介します。

夫婦げんかのリスク 子どもの脳が萎縮!?

ゲスト 友田明美さん(福井大学教授・日本発達神経科学会理事)

研究を行った医師の友田さん。
夫婦げんかを見るだけで、子どもの脳が傷ついてしまう?

友田さん:そのとおりです。どのご家庭にも夫婦げんかはあるんですが、それが行きすぎてしまったり、何回も繰り返されてしまうと、子どもさんに被害はなくても、子どもさんが、暴力のやりとり、言葉の激しいやりとりを目撃するだけでも、心や脳にダメージがあることがわかってきました。

田中:その研究結果がこちら。友田さんら福井大学とハーバード大学がアメリカで行った調査です。年齢層と学歴が同じ若者から、夫婦間の身体的暴力を目の当たりにしてきた人と、言葉の暴力に接してきた人を抽出。脳をMRIで調べました。

その結果、双方とも脳の一部が萎縮していましたが、身体的な暴力を見てきた人は萎縮率が3.2%だったのに対して、言葉の暴力は19.8%と6倍も高いことがわかったのです。
どの程度、ことばによる夫婦げんかに接すると脳に影響が出ていたのか。友田さんたちは、「叱る」「脅す」「ばかにする」などの行為を、どのくらいの頻度で目にしたのか、15の質問項目を設定。

例えば、毎月だったら4点、毎日だったら7点というように、頻度が多くなると点数が高くなります。このスコアが40点以上の人の脳を調べたところ、萎縮が確認されたのです。番組ホームページでは、この暴言チェックリストを掲載しています。

番組では、日常的に激しい夫婦げんかに接してきた日本人の男性を取材することができました。ご本人の協力を得て友田さんの調査を実施したところ、40点を大きく超えていました。

夫婦げんかのリスク 子どもの感情・学力に影響も

物心ついたころから10年以上、両親のけんかに接してきた、大学生のりょうさんです。暴言は毎日のように飛び交い、別の部屋にいても大声が響いてきたといいます。

りょうさん(仮名・20歳)
「この棚に、ここに体育座りして、扉閉めて『怖いよ怖いよ』と言って中にいましたね。ケンカ終わらないかなあ、みたいな。ケンカしてるときって、もう遠慮なく、めっちゃバチバチやり合っている感じで。」

父親は、家事や育児などの気に入らない点をあげつらい、母親を厳しく責めました。

父親
「おい!なんだあの靴は!ちょっと見に来い!」

母親
「えっ?」

例えば、子どもの靴が脱いだままになっていると…。

父親
「こういうしつけをしていると、子どもがダメになるぞ。」

母親
「外ではちゃんとやってるから。」

父親
「うちでやっていることは外に行っても出るんだよ。口答え、まずするな!お前が!」

食事のときも…。

父親
「あーあ。お前はいつまでたっても料理うまくなんねえな。」

母親をさげすむ言葉が。

父親
「誰のおかげで飯が食えてると思ってんだよ。お前なんか働いたって金になんねえんだよ。家のことやれ、まず。」

母親も応戦し、激しいけんかが日常茶飯事だったという、りょうさん。友田さんのアンケート調査に答えてもらったところ、70点を超えていました。

りょうさん(仮名・20歳)
「めちゃくちゃすごいっすよ。生きた心地しないっすよ、本当に。家帰ってきたら、戦場に一変するみたいな。」

当時、母親は子どもの前でけんかすることに、後ろめたい気持ちはなかったといいます。

りょうさんの母親
「普通というか、それが家庭だと思っていました。ちょっと証人にさせるというか、見てみてよって。『お父さんとお母さん、どっちが正しいか、よく聞いておきなさい』ぐらいの気持ちがあったと思います。」

両親が離婚し、ようやく暴言から解放されたかと思いきや、中学校に入ると、りょうさんに異変が起きました。

りょうさん(仮名・20歳)
「ふざけんなよ。お前、それどけろよ。頭悪いな。」

感情をコントロールできなくなり、家族や友人に対してキレやすくなったのです。

りょうさんの母親
「『俺をこんなに怒らせるな』みたいなことを言ってきたりとか、パパがここにいるみたいな。パパの再来みたい。」

りょうさん(仮名・20歳)
「いらだちというか、バカにしたような言動をとってしまう。だから直さなきゃと思っても、やっちゃっているのがしんどいし、自己嫌悪に陥る感じ。」

激しい夫婦げんかが子どもにもたらす感情のゆがみ。福井大学などが行った脳科学的な研究で、発生のメカニズムが明らかになりました。

日常的に夫婦の暴言に接すると、脳の海馬や扁桃体に異常を来し、怒りや不安を感じやすくなる上、

視覚野の一部も萎縮。記憶力や学習能力が低下してしまうといいます。
東京都内にあるNPOです。集まっているのは、児童相談所などから紹介されてきた子どもたち。両親の激しいけんかにさらされてきました。

NPOのスタッフ
「がんばれ、宿題。」

NPOのスタッフ
「もうあとこれで、おしまい。いま、2ページ目やってる。早い。」

ここで特に力を入れているのが、学習支援です。学校の勉強についていけない子どもたちが目立つからです。

「はい、じじいの負け。」

「(スタッフ名)さん付けしなくていいよ。たいした人間じゃないから。ババアって、言えばいいから。」

さらに、精神保健福祉士などが感情のコントロールができない子どもに根気強く接します。しかし、攻撃的な言動は簡単には直らないといいます。

「なにやってるの?機材こわすよ。投げ飛ばすよ。」

「ババアと言って、(相手が)傷ついているかなと、その辺はどう思った?」

親の暴言を聞いてきた少年
「気にはしていない。(親のケンカで)もっとひどい言葉があるから、まだマシなほうだと。」

精神科医の杉山登志郎さんです。長年の経験から、暴力よりも、暴言のトラウマのほうが取り除きにくいと感じてきました。暴言の影響の大きさを明らかにした今回の福井大学などの研究は、臨床の現場での実感と一致するといいます。

精神科医 杉山登志郎さん
「この研究の結果を見たときに、すごく臨床的に納得したんですよね。あぁ、やっぱりそうだったのかと。お互いに暴言を言い合ってる状態を見るというだけで、これはすごいダメージになると認識せざるを得ない。」

夫婦げんかのリスク 子どもの感情・学力に影響も

今回の取材で出会った、感情コントロールできなかったり、学力の低下が見られるような子どもたちも、脳に影響があるおそれはある?

友田さん:こういう子どもさんたちの脳画像を撮ったわけでもないですし、会ったこともないわけですから、確定的なことは申し上げられないんですけれども、可能性はあります。アメリカの被験者の方も同様に、大変苦しんでおられる方がいらっしゃいました。
(自分には何の責任もない子どもが苦しむということになる?)
そうですね。こうした後遺症というのは、ご自分の努力で何とかなるものではないので、決してご自身を責めていただきたくないです。

夫婦げんかといっても、さまざまだが、どの程度のけんかで子どもに悪影響が出てしまう?

友田さん:私たちがやりましたアメリカで調査した結果は、40点以上の方を被験者さんにしたんですね。ですから、40点以下で確実にあるっていうのは申し上げられないんですが、ゼロではない。ですから、やはり親御さんたちは気をつけて、子どもさんの目の前で激しい夫婦げんかをするのは、ぜひ避けていただきたい。リスクは有り得るということです。
(夫婦の間にけんかは付き物と思っている方もいるかと思うが、リスクはあると?)
ございますね。

田中:今回、インターネットを通じて、アンケートを行ったところ、両親のけんかにたびたび接してきたという多くの視聴者から体験談が寄せられました。「『役立たず』など、存在を否定する」「どうでもいいことをチクチク言う」などの声があったんですが、その中の1人の女性に話を聞くことができました。夫婦げんかは大声を上げるだけではないようなんですね。

夫婦げんかのリスク “無視”でも子に悪影響!?

30代のさとみさんです。両親は、どなるようなタイプではないものの、常に嫌みを言い合っていました。けんかの末に、1週間以上無視し合うこともたびたびあったといいます。

母親
「今度の土曜日、朝9時に出発だから。」

伝書バトのように、母親と父親の会話を仲立ちするのが日課だったという、さとみさん。

父親
「はいよ。」

生きづらさを感じ始めたのは、社会人になってからでした。職場で必要以上に人の顔色をうかがうようになり、人づきあいが怖くなったといいます。

さとみさん(仮名・30代)
「なんか家に着いたとたんに涙が出てきたり、常にこう、何も起きてないのに何か起きるんじゃないか、起きちゃならないみたいな。自己肯定感がないのかなって、思います。」

夫婦げんかのリスク “無視”でも子に悪影響!?

ゲスト 信田さよ子さん(日本臨床心理士会理事)

夫婦や子どものカウンセリングをしている、臨床心理士の信田さん。
言葉や暴力の夫婦げんかじゃなくて、無視とか、こういったいわゆる冷戦でも、子どもに影響が出る?

信田さん:自分がどうかしないと、この両親壊れちゃうんじゃないかという感じがあって、それはやっぱり子どもにとって、例えばいいことがあったときは、ああ、自分が頑張ったからいいんだっていうのがありますけれども、何かとてもつらいことがあったときも自分のせいじゃないかと。これは「幼児的万能感」というふうにいったりするんですけれども、そうすると、両親の冷戦状態というのは、自分のやり方しだいで仲よくなるんじゃないかと思って、すごく自分のせいだっていうか、自分が頑張らないからお父さんとお母さん、仲よくならないんだっていうような、そういう自責感というか、自己否定感というものが強くなったりします。

田中:では、どうすれば、けんかを減らせるのか。今回、けんかが多いことに悩んでいる1組の夫婦が、ふだんのけんかの様子を撮影してくれました。信田さんに、VTRを見ながら解説していただきます。

夫婦げんか 子へのリスク 衝突をどう減らす?

都内に住む30代の共働き夫婦、佐藤さんです。けんかの原因は、子育てと家事の分担。夫は職場が遠く、残業もしばしば。疲れて家事を手伝う約束をなかなか果たせません。妻は仕事のほか、家事と育児を一手に抱え込み、ストレスをためていました。


「過労です、過労。私お昼ごはんを食べながら寝れるぐらいの勢いだよ。」


「疲れだな。疲れだよ。疲れでしょ、だから。」


「そういうことが聞きたいんじゃないの。朝からすっごい動いてさ。全部、自分でやってさ。ああ疲れた、眠いなと思ってもさ、寝れないしね。そのつらさ、わからないでしょ、アナタには。」

まず、妻が強い言葉で自分の気持ちを訴えていたが、これをどう見る?

信田さん:この方は、自分の気持ちを分かってほしいのか、それとも、ただ感情を爆発させたいだけなのか、その辺がよく分からないというか、どちらにしてもあまり効果がない方法ですよね。ですから、そういうときは大抵、「あなたはね」ということが前面に出てきますけれども、一番いいのは、自分が「私はこうなのよ」っていう、私を主語にするっていうことが、まず第一ですよね。

そして、「決めつけで言わない」とは?

信田さん:「いつも」とか、「どうせ」とか、「でも」とか、「だって」ということをずっと言うと、言われたほうはすごく自分が責められている、これ以上、何も話したくないっていう気分になるんですね。
(「いつも、あなたはこうだ」とか、「でも、こうだ」とか?)
「いっつもそうでしょ」とか嫌ですよね。

けんかすること15分、夫が食事をし始めました。


「当たり前のように飲みや残業もしてくるしさ。もう、すごい疲れるホントに。」


「あーそう?」


「私は熱が37度5分あっても、保育園とか行くんだよ。」


「うーん。」


「そういうことやってるの。バカらしくなってくるホントに。」


「あー。」


「なんで、あー、なのよ。」

奥さんの怒りをよそにごはんを食べ続ける夫、これをどう見る?

信田さん:夫としては受け止めてあげてるつもりだと思うんですよね。だけど、妻にしたらスルーされているというか、「どうせ、いつもこうですよね」っていう感じになっちゃうと思うんですね。ですから、受け止めることはすごく大事なんですけれども、例えば、今度2人で話そうよとか、日曜日カフェに行って、居間じゃなくて、自分の家じゃないところで何か話そうよみたいな提案もするというか、この両方が必要なんじゃないでしょうかね。

自分の家じゃないほうがいい?

信田さん:日常生活の延長になっちゃうんですね。ですから、できれば、非日常的なカフェ、時には公園とか、そういうところで夫婦で話すということですね。

夫婦というのは、お互いに思っていることをぶつけ合うのがいい夫婦なのではとも思うが、そうではない?

信田さん:それは武田さんの青春感というか、そういうところがあるんじゃないかと思うんですけれども、やっぱりぶつけ合うのはいいことだと思うんですよ。でも、子どもの前では、まずい。ですから2人だけの時間を作って、そこではちゃんとぶつけ合うというか、それもマナーを守ってですね、そういうことが必要なんじゃないでしょうか。

子どもが傷ついてしまった場合、どうすればいいのかということなんですけれども、福井大学では、家庭でも取り組める、ある方法を研究していて、小中学校の授業にも取り入れられています。

夫婦げんか 子へのリスク 心の傷をどうケアする

福井市にある学校です。

「自分で思う自分の良いところを何個でも書きましょう。」

子どもたちに自分の長所を考えさせ、紙に書かせるこの取り組み。友達や親からも長所を書いてもらい、ファイルにとじていきます。100点のテストや、運動会でもらった賞状も長所を見つけるための大事な宝物です。この「宝物ファイル」を何度も見直すと、自己肯定感が高まるといいます。

福井大学 特別研究員 岩堀美雪さん
「こういうふうに入れて、形にして残しておけば、いつでも見返すことができる。どの子にも必ず良いところがあるということを、いつまでも忘れないでいただきたい。」

この取り組みは、両親のけんかに悩む子どもたちを数多く救ってきました。岸村香織さん。小学生のころは、夫婦げんかを目の前で頻繁に見ていたといいます。

友田さんのアンケート調査のスコアは、50点を超えていました。

岸村香織さん
「ケンカしかしてないイメージ。この部屋にいるのが嫌で、ごはんを食べたら、すぐに自分の部屋に行くって感じです。」

次第に香織さんは、両親の前で感情のコントロールがうまくできず、反抗的な態度を取るようになりました。そうした状況を変えたのが、小学5年生のときに作り始めた「宝物ファイル」です。夫婦げんかが絶えず、娘に注意が向かなかった、母の真知子さん。友達が書いてくれたメッセージを読み、娘の長所に初めて気付かされました。

母 真知子さん
「私の知らないところがいっぱいあって、ドッジボールがうまいって書いてあったり、足が速いって書いてあったり、この子がいちばん育つときに夫婦げんかを見せてきたところが自分の反省というのは、いま改めてつくづく思います。」

その後、娘の長所に目を向けるようになった真知子さん。娘、香織さんの態度や行動は次第に落ち着いていきました。

岸村香織さん
「両親にも褒められるようになって、いま自分が子どもを産んで親の立場になって、子どもの良いところを見つけて、少しでも褒めるようになりました。」

夫婦げんかで脳に傷!? 子どもを守るには

こうした取り組みで、傷ついた子どもの脳が回復するということもある?

友田さん:今ご紹介した研究は途中なので、まだはっきりしたことは言えないんですが、可能性はあります。実際、海外の研究では、そういう適切なケア、特に心の傷をしっかり克服するような治療をしますと、大人の脳でも回復するということが分かってきているんですよ。ですから、子どもさんももちろん元気になる。それから、そういった脳の回復も十分可能性があります。

そうした傷ついた子どもの回復につながるような取り組み、家庭でできることとして、ほかにどんなことがある?

友田さん:たくさんございます。その中で、親御さんが子どもさんの言葉を繰り返してあげる。例えば、真っ赤なりんごを描いたよって言ってきたら、親御さんがちゃんと、「ああ、真っ赤なりんごを描いてくれたんだね」と、きちっと適切なセリフを繰り返して、受け止めてあげる。そういうことで、親御さんが自分に目を向いているんだなということが分かります。それから、行動を言葉にするということですね。「しっかり片づけしてるんだね」って、言葉がけを親御さんがすることによって、興味や関心が自分のほうにしっかり向いている、自分の行動を理解してくれているんだなということが分かって、子どもさんはもっといい行いをしようと、心がけるようになるんですね。

そうはいっても、夫婦げんかを完全になくすというのは、なかなか難しいと思うが、どういうふうに構えていればいい?

信田さん:けんかをしちゃったら、そのあとがすごく大事で、どうしてけんかをしたのか、それでお父さんとお母さんがそのあと話し合って仲直りしたんだよということと、そのことに、あなたは、やっぱりあなたのせいじゃないんだよということを伝えてあげるというか、やっぱり説明して、あなたのせいじゃないよということと、仲直りした、仲のいい夫婦を見せるという、この3つがあれば、そんなに心配はないんじゃないかなというふうに思いますけどね。
(子どもが安心できるように、ちゃんと言葉を尽くすと?)
愛情というよりも、やっぱり子どもの安心感というのが一番大事なので、そこに注意していただきたいなというふうに思います。

家事や仕事を目いっぱい頑張っているからこそ、夫婦が衝突してしまうということもあると思います。私もそうです。でも、一番傷つくのは子どもたち。怒りをぶつける前に、そのことを思い出しましょう。