クローズアップ現代 メニューへ移動 メインコンテンツへ移動
2016年11月15日(火)

ネコに家が壊される~広がる ペット多頭飼育崩壊~

ネコに家が壊される~広がる ペット多頭飼育崩壊~
今回のグラレコ

番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。

出演者

  • 会田保彦さん
    (ヤマザキ学園大学教授)

  • 浅田美代子さん
    (女優)

  • 小郷知子
    (キャスター)

質問
コーナー

Q1

“多頭飼育崩壊”になりやすい動物ってあるんですか?

“多頭飼育崩壊”は、さまざまな要因の組み合わせによって起きるので、どの動物が“多頭飼育崩壊”のリスクが高いか、一概には言えません。ただ、動物の種類によって繁殖力は異なるので、増えやすい動物かどうかは、ある程度分かります。番組でも紹介させていただいたネコやウサギは、一度に何匹も出産できる上に、年に何度も出産することもあり、数が増えやすい動物です。また、ハムスターやモルモットといった「げっ歯類」の動物も、すぐに数が増えます。(「ネズミ算式」という言葉までありますよね。)高い繁殖力を持つ動物を飼う場合は、増え過ぎて生活が破たんしたりすることのないよう、十分に注意する必要があると言えるでしょう。
Q2

一般的な4人家族では、ネコだと何匹までが理想ですか?人それぞれなので、回答は難しいと思いますが…

確かに、一律に「○人家族なら、○匹が適切」と言うのは難しいと思います。ただ、ペットを飼い始める前に、「自分にとって適切なペットの数」は、ある程度、計算できます。番組の中で、ゲストの会田保彦さんが、ペットショップの説明責任について指摘されていましたが、ペットショップに行ったら、自分が飼おうとしている動物について色々と教えてもらいましょう。「飼育にかかる費用はいくらなのか」「飼育スペースは、どの程度必要なのか」「散歩に連れていく必要はあるのか」「子どもは、何匹ぐらい産むのか」「何歳まで生きるのか」。飼育に関わる情報を入手したら、自分の経済力や住環境、体力・寿命などに照らし合わせ、自分の身の丈に合ったペットの数を考える。そして、その数を超えないようにすればどうすればいいのか、対策を怠らないようにすることで、“多頭飼育崩壊”のリスクは減らせます。

みんなのコメント 

あわせて読みたい