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2016年10月24日(月)
回転ずしも食卓も激震!魚の高値が止まらない

回転ずしも食卓も激震!魚の高値が止まらない

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回転ずしも食卓も激震!魚の高値が止まらない

さかなクン:ギョギョギョ!確かに今、多くのお魚が以前よりも値段が上がってしまっていますね。そうなんです。最近、野菜が高いなと思う機会が多いと思うんですけれども、魚の値段も上がり続けています。世界の養殖水産物の価格を見ますと、右肩上がりが続いているんです。日本は、マグロやエビ、サーモンなど、養殖魚を数多く輸入しているので、生活への影響も大きいんです。
今回のグラレコ

番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。

出演者

  • 有路昌彦さん
    (近畿大学世界経済研究所 教授 )

  • さかなクン
    (東京海洋大学 客員准教授)

  • 久保田祐佳
    (キャスター)

質問
コーナー

Q1

なぜ天然魚よりも養殖魚のほうが高くなっているのか?

ほとんどの養殖魚は、魚粉や魚油といったエサで育てられています。エサの原料はアジやイワシなど天然の魚です。天然魚は乱獲などによって数が減っていて、調達コストが上がり続けています。そのため、天然魚をもとに作られる魚粉の価格も高騰。エサが高くなっているから養殖魚も高くなっています。一方、ブリやサバなどは、海外からの輸入などによって旬の季節以外の時期にも店頭に並ぶようになりました。比較的安い小ぶりなものも出回るようになった結果、相対的に養殖魚の方が高くなっている、という状況も生まれています。
Q2

養殖魚は天然魚由来のエサでないと育てられないのか?

エサの主原料である魚粉を、より安価な大豆などで代用する研究はずっと行われています。しかし、他の原料には魚粉に含まれる「タウリン」や「DHA」が入っていないため、成長が途中で止まってしまったり、病気にかかりやすくなったりする問題があります。最近では、エサに直接タウリンやDHAの成分を加える取り組みも進んでいますが、同じ大きさの養殖魚を育てるには、魚粉に比べてより多くの量が必要になり、結局コストがかかってしまうという課題があります。そのため、魚粉(=天然魚)由来のエサに代わるものは、まだほとんど普及していないのが現状です。

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