クローズアップ現代

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2016年10月17日(月)
なぜおいしくなった? “日本ワイン”快進撃!

なぜおいしくなった? “日本ワイン”快進撃!

出演者

  • 六角精児さん
    (俳優)

  • 鹿取みゆきさん
    (信州大学特任教授)

  • 鎌倉千秋
    (キャスター)

質問
コーナー

Q1

「日本ワイン」が評価されているポイントは何ですか?また、どこで買うことができますか?

日本ワインの特徴は「上品で、繊細で、エレガント」といわれます。ここ十数年ぐらいの間に、ブドウ栽培において、日本という気候風土に合った栽培方法が改善されてきたことで日本のワインの根本的な酒質が上がりました。また、和食における「だし」のように、ワインの世界でも、濃厚な複雑性のあるタイプから繊細な味を求めるように嗜好が変わってきたといいます。和食とあう日本のワインも世界中の飲み手から評価されるようになってきました。和食の広がりとともに、日本ワインの愛好者も増えてきそうです。また、全国のワイナリーが加盟している「日本ワイナリー協会」や「日本ワインを愛する会」のホームページをご覧に頂くと、お近くの日本ワインの飲めるレストランや日本ワインを買えるお店の情報を見ることができます。日本ワインの値段は、輸入ワインより若干高めで、1,000円台のものから3,000円台以上のものまで、さまざまな価格帯のものがあります。最近は消費量も増えていて、スーパーのワイン売り場でも、日本ワインのコーナーを設けるところが増えてきました。
Q2

「日本ワイン」をもっと身近に楽しみたいのですが、よい方法はありますか?

山梨、長野、北海道などの主要なワイン産地では、ワイナリーやワインを味わえるレストランを回る“ワインツーリズム”が始まっています。また、冬のぶどうの木の選定から秋の収穫までの作業を体験できるワイナリーも増えてきています。お気に入りのワインが見つかったら、こういったイベントに参加してみてはいかがでしょうか。ワインツーリズムや体験などを通して、消費者と生産者がともに近づくことができれば、日本ワインを身近に感じられ、日本のワイン文化が醸成されていくきっかけになると専門家も期待しています。
Q3

ワイン用ぶどうをこれまで以上に多く生産するために必要なことは何でしょうか?

近年、全国各地でワイン造りに取り組む人が増えてきていますが、そこで大事だといわれているのが、自治体や農家自身が地域の将来像を話し合うことです。たとえば、長野県では、ワイン用ぶどうを生産する農家や個人ワイナリーの起業を支援しています。番組で紹介した高山村では、これまでは原料を提供するだけでしたが、今年9月には、ぶどう農家が出資しあい、地元にワイナリーを興しました。自治体も高齢化が進み、耕作放棄地が目立つ地域で、所有者にワイン用ブドウへの転作を進められるよう農地の借用を促し、耕地整理を行うなどの施策をとっています。45歳までに農業の担い手として地域に定着する人には補助金がもらえる仕組みもあります。こうした努力で、新規参入の若い農家も増え、この10年でワイン用ブドウの生産面積は10倍の35haにまで拡大しました。

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