2016年9月26日(月)
あなたの家も危ない!? 都会を侵略“エイリアン”外来動物

出演者
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五箇公一さん
(国立環境研究所 侵入生物研究チーム) -
山口もえさん
(タレント・愛玩動物飼養管理士) -
松村正代
(キャスター)
質問
コーナー
Q1
人間の身勝手が招いたこと。共存の道を探れないか?
五箇公一さんによれば、外来動物が増えれば生態系が変化し、在来種を絶滅に追いやってしまう可能性があるそうです。都会で暮らす外来動物は適応力も高く、人間の生活圏にまで侵入しているため、感染病のリスクも出てきます。そのため駆除することが基本だそうです。ただ、外来動物はもともとペットや毛皮目的で人間が輸入したものがほとんどです。需要がなくなり野に放たれた結果、野生化したものを「外来動物」と呼んで排除する…五箇さんは「私たちはそうした現実に向き合って、これ以上増やさないように努力すべき」と言います。
Q2
一般市民が駆除するのはダメなのでしょうか?
鳥獣保護法で野生動物を勝手に捕獲することはできません。狩猟免許を取得した上で、自治体に申請し、許可が下りれば捕獲することができます。自宅の敷地内に「箱わな」などを設置する場合も同様です※。もし外来動物が自宅の屋根裏などに侵入してしまった場合は、お住まいの自治体に相談してください。※“特定外来生物”であるアライグマの場合は狩猟免許がなくても、自治体に申請、許可が下りれば箱わななどを設置できます。
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