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2016年7月25日(月)
私はAV出演を強要された~“普通の子”が狙われる~

私はAV出演を強要された~“普通の子”が狙われる~

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私はAV出演を強要された~“普通の子”が狙われる~

強引に、あるいは言葉巧みに、女性たちがアダルトビデオ・AVへの出演を強いられる被害が広がっています。こちらは、支援団体に寄せられた、AVを巡る相談件数です。ここ2、3年で急増していて、今年(2016年)は、昨日(24日)までの時点で、すでに62件に上っています。先月(6月)、東京の芸能プロダクションの元社長ら3人が、AVの撮影と知りながら、女性を撮影現場に派遣したとして、警視庁に逮捕され、罰金の略式命令を受けました。こうした摘発は異例のことで、背景には、悪質な勧誘や契約が相次いでいる現状があります。こうした中、政府は先月、本人の意思に反してAVへの出演を強要することは、女性に対する暴力にあたるとして、実態の把握を進める方針を打ち出しています。今、何が起きているのか。同じような思いをしてほしくないと、アダルトビデオへの出演を強要された女性たちが、そのつらい記憶をカメラの前で語ってくれました。
今回のグラレコ

番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。

出演者

  • 伊藤和子さん
    (NGO「ヒューマンライツ・ナウ」事務局長・弁護士)

  • 坂爪真吾さん
    (非営利組織「ホワイトハンズ」代表理事)

  • 鎌倉千秋
    (キャスター)

質問
コーナー

Q1

契約書にサインしてしまった場合、どうしようもないのでしょうか?

去年9月、東京地裁は、「AVへの出演は本人の意志に反して出演させることはできない。その時点で契約は解除できるし、違約金も発生しない」という判断を下しました。1つの判例ではありますが、裁判所がこうした判断を下したことは画期的で、今回、スタジオ出演した伊藤和子弁護士は、「サインしたとしても、その契約は解除できるし、違約金は発生しない」と考えられるといいます。また契約時に、未成年だった場合は、契約を取り消すことができます。
Q2

インターネットで拡散したアダルト動画を削除することはできないのでしょうか?

被害女性から相談を受けた支援団体では、アダルト動画が投稿されているサイトの運営者に削除の依頼をするなどの取り組みを行っています。しかしサイト運営者が海外の場合が多く、削除してもらえなかったり、時間がかかったりします。また削除ができても、アダルト動画のデータをもっている第三者が投稿すれば、再び拡散するため、完全に削除するのは難しいのが現状です。伊藤和子弁護士は「自分の意思に反して、一度、出演すると引き戻せない。自分で抱え込まずに、勇気を出して、家族や支援団体に相談して欲しい」といいます。

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