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2016年6月21日(火)
追跡!消えた18億円 ATM不正引き出し事件

追跡!消えた18億円 ATM不正引き出し事件

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追跡!消えた18億円 ATM不正引き出し事件

これが18億円、実物大です。これだけの現金が、先月(5月)15日の日曜日の早朝、わずか数時間の間にATMから一斉に引き出されました。現場となったのは、全国17の都府県にある、およそ1,700台のATM。コンビニなどにあって、24時間いつでも引き出せる、この利便性が逆手に取られたんです。今回の事件では、南アフリカの銀行から流出した顧客データを使って、偽造クレジットカードが作られ、キャッシングによって、不正に現金が引き出されました。もし、日本のカード会社からデータが漏えいした場合、私たちもこうした危険にさらされる可能性もあります。今回、一体誰がデータを流出させ、カードを偽造したのか。犯行グループは、どのようにして全国各地で引き出しを行ったのか。まずは、最初に逮捕者が出た、愛知県から事件をたどりました。
今回のグラレコ

番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。

出演者

  • 山崎文明さん
    (会津大学特任教授)

  • 市川不二子
    (NHK社会部記者)

  • 松村正代
    (キャスター)

質問
コーナー

Q1

今回の事件にはどんなグループが関わっているのでしょうか?

振り込め詐欺グループと暴力団関係者が関わっていると見られています。また、振り込め詐欺のように役割分担があることが特徴です。振り込め詐欺では、名簿の入手、携帯電話など道具の調達、電話をかける、現金の受け取りなどがあり、役割が明確に分かれてひとつの組織になっています。今回で言えば、顧客データの入手、カードの偽造、現金を引き出す、その指示役などがあったと見られ、手口に共通点が多いと言えます。
Q2

18億円の被害は誰が受けるのでしょうか?

今回の事件は、南アフリカの銀行から顧客情報が何らかの形で漏れ、銀行が発行しているクレジットカードが偽造されました。被害は基本的には南アフリカの銀行が受けることになります。カードの所有者や、現金が引き出された日本のATMを設置している銀行が直接的な被害を受けることはないようです。

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