2016年6月20日(月)
ふるさとの親どう支える? ~広がる“呼び寄せ高齢者”~
番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。
出演者
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高野龍昭さん
(東洋大学 准教授) -
カンニング竹山さん
(芸人) -
久保田祐佳
(キャスター)
質問
コーナー
Q1
住み慣れた地元から呼び寄せる最大の理由は何でしょうか?
大きくわけて3つの理由があります。1つめが、共働き夫婦の増加や兄弟数の減少になどによって、遠方に通ったり地方に残ったりすることが困難になっていること。2つめが、地方経済が疲弊しているためUターンして介護するという選択肢が狭まっていること。3つめが、サービス付き高齢者住宅ができたり、同居ではなく近くに住む「近居」という選択肢ができたりと、呼び寄せる機会が増えていること。こうした3つのことから、“呼び寄せ”を行う人が増えていると考えられます。
Q2
呼び寄せられない場合は、どうしたらいいのでしょうか。
まずは、民間の配食サービスや見守りサービス、自治体によるごみの戸別収集など、その地方のサービスを活用することを考えてみてください。さらに、介護が必要な場合は、地域包括支援センターに連絡をとり、ホームヘルパーや看護師さん、デイサービスなどにつなげてもらい、一人暮らしを支える体制を作ってもらうよう準備してください。また、親子のコミュニケーションをしっかりとり、老後をどうしていくのか、あらかじめ相談をするよう心がけてください。
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