「吉本の芸人なしではテレビはつくれない」とまで言われる“笑いの総合商社”、創業104年の吉本興業が、また“オモロい”ことを始めたようですわ。
東京中心の“お笑いビジネス”はいずれ飽和状態になるとふみ、「地方」と「アジア」に眼を向け始めているのだ。知名度の決して高くない芸人を、47都道府県、6つの国と地域に移住させ、各地で人気者にさせようというのである。名付けて「住みます芸人」。縁もゆかりもない土地に送り込まれた芸人たちは、七転八倒、悪戦苦闘を続けている。
少子高齢化が加速し、経済成長も頭打ち。アジア各国の台頭にも直面する日本。吉本の試みは現代の何を映し出しているのか。これからの時代を切り開くヒントがありそうでっせ。
みんなのコメント