2016年4月18日(月)
“連鎖”大地震 いのちの危機 ~現場からの最新報告~

出演者
-
姜尚中さん
(熊本県立劇場館長・政治学者) -
菅井賢治
(NHK 災害担当デスク) -
久保田祐佳
(キャスター)
質問
コーナー
Q1
義援金しかできません。他に何かできるのでしょうか?
被災地で災害ボランティアに参加することもできます。ただ、地震が続いている段階では二次災害を引き起こすこともあります。ゲストの姜尚中さんは、「被災地に入るには、時期の見極めが必要。自治体などがボランティア受け入れの“宣言”を出すといいのではないか」と話していました。
Q2
高齢者の方々や持病のある方々だけでも、離れた町への広域避難を早く決定できないものでしょうか?できないとしたら、何が障害になるのでしょうか?
被災した自治体とその周辺の自治体が一体となって避難できるような、広域連合を作ることがヒントになります。
防災に関わる人材、情報、施設などの資源を活用して、自治体同士のネットワーク化を進めれば「防災力」が上がります。姜尚中さんは、「いざという時にネットワークを機能させるために、事前に共同で防災計画を作り、日常的に連携を取ることが不可欠だ」と話していました。
あわせて読みたい

みんなのコメント