繁華街で、チラシ片手に男性に声をかけるセーラー服姿の少女たち。恋人感覚で客と「お散歩」するなどして、金銭を受け取る女子高校生=“JK”たちだ。いま、“JK”とのふれあいを売り物にしたサービスが広がり、アメリカが児童買春につながると指摘するなど、国内外で批判が高まっている。料金の相場は1時間8千円ほどで、表向きは「お散歩」などとなっているが、性的行為を求める客も多い。女子高校生を雇う店は「性的サービスについては関知していない」との建て前で、取り締まりは容易ではない。インターネットを介して、自ら客を探す女子高校生もおり、警察は、そうした少女に客のふりをして接近し補導する“サイバー補導”まで始めた。番組は、“JKビジネス”と指摘されるまでに広がる実態を伝えるとともに、少女たちが“JKビジネス”に走らないためには何が必要なのかを考える。
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